□ 権威と行政権力から自立し、身近な地方議員となる

 私が考える議員像とは、権威や行政権力から自立した議員を目指し、自立しようとする住民に身近な地方議員として活動するタイプです。


● 情報公開請求で、磁気ディスク情報のディスク類へのコピー実現

◎ 要旨(磁気ディスクのコピーは「紙」という考えを、実力行使で打破)

 平成12年10月23日、教育研究所の「私たちの町田」(CD−ROM)の全データの閲覧、及び他に1件の公開請求を行いました。当然、「紙」にコピーしての公開を求めました。さらに、必要な部分のみ「写し」の交付も請求しました。

 「私たちの町田」(CD−ROM)の全データの閲覧を、「紙」コピーして公開するとなると、膨大なコピー枚数になります。なぜなら、このCD−ROMには、「絵などの動画」と、町田市内を空から見た風景をビデオ撮影したものも含まれていました。1000枚くらいになるのか、2−3000枚くらいになるのか、とにかく、やってもらおうという作戦を立てました。

 上記の少々どぎつい作戦を用いた結果、情報公開請求において、ディスク類へのコピーがOKとされる運びになりました。この改正措置が、議会質問でなく、情報公開請求で実現した言う点はいささか残念ですが、とにかく、これで、情報公開請求の方式も変わりました。

 平成12年11月28日、ついに、「私たちの町田」(CD−ROM)の全データを、CD−Rへコピーすることが実現しました。また、そのデータの一部をフロッピーディスクにコピーすることも実現しました。行政と私との、この間の攻防もついに決着を見ました。

 なお、その費用は、CD−Rへコピーは、400円。フロッピーディスクにコピーするのには、100円の料金がかかることになりました。そこで、今回の支出総額は、500円で済みました。なお、コンピューターウィースルの対策も兼ねて、ディスク類は、持ち込みのものを使わず、町田市が購入したものを使用することも決められています。

◎ 見出し

  1 9月の一般質問で敗退

  2 議員の調査請求を使わず、伝家宝刀<情報公開請求>を行使

  3 公開方針への転化

  4 CDーROMのコピーは、CD−Rか、フロッピーディスクにコピー

 

1 9月の一般質問で敗退

 平成12年9月議会の一般質問で、インターネット上に乗せているディスク情報や、CD−ROMにのっている情報を、「紙」にコピーせず、CD−Rやフロッピーディスクへのコピーを認めるように求めました。(既報の通りですが)要求は退けられました。

 公開しない理由として、 町田市はデッイス類に保存する情報も、決済を全て「紙」で行っている。あるいは、「紙」に打ち出さないで、ディスク類へのコピーは出来ないとの答弁でした。

 町田市の「情報化への取り組みの後進性」を伺わせました。私にとって、議会での何度目かの質問であり、大変に不本意な事態でした。緻密な論理を組み立てて、再挑戦をしようと考えました。

2 議員の調査請求を使わず、伝家宝刀<情報公開請求>を行使

 ところが、もっと別の方法を発見しました。行政が、「紙」コピーにこだわるなら、要領の大きい磁気データを「紙」にコピーして打ち出すように、請求してみようと考えました。動画が入っている「ホームページ」の元データのコピー、CD−ROMを「紙」コピー請求してみると、どうなるか、実験してみようとの発送でした。

 議員の場合は、議会事務局、議長を通じて、資料請求する方法があります。ただし、この方法では、関係職員が我々のところに来て、実現が困難だとかのあれこれ丸め込む説明をされ、丸められる可能性があります。そこで、今回は、その方法を採用せず、伝家の宝刀、「情報公開請求」の方法を用いました。

 平成12年10月23日、教育研究所の「私たちの町田」(CD−ROM)の全データの閲覧、及び他に1件の公開請求を行いました。当然、「紙」にコピーしての公開を求めました。さらに、必要な部分のみ「写し」の交付も請求しました。

 町田市の場合、「公開」自体は無料ですが、コピー代は有料です。私は、東京都への情報公開請求で、数万円のコストを掛けたこともあるので、自分の意志を押し通すためなら、費用は惜しみません。ただし、今回は、町田市が相手であり、必要なコピーのみを請求する考えを伝えました。

3 公開方針への転化

 さー、大変です。「私たちの町田」(CD−ROM)の全データの閲覧を、「紙」コピーして公開するとなると、膨大なコピー枚数になります。なぜなら、このCD−ROMには、「絵などの動画」と、町田市内を空から見た風景をビデオ撮影したものも含まれていました。1000枚くらいになるのか、2−3000枚くらいになるのか、とにかく、やってもらおうという作戦を立てました。

 情報公開担当の市政情報室の関係者にも、「この公開請求は、議会の論議の継続であり、所管する総務部長との戦闘と考えており、とことんやるつもりである」と説明しました。

 閲覧者の中には、私の行動は「ばかげた」ものと思われる方も大勢いらっしゃるでしょうが、これが吉田つとむの神髄です。政治は継続した力であるという見地に立っています。

 公開請求を出して程なく、内部で処理が検討された模様です。担当者より、出来るだけ「公開」する方針であること、そのために、「取扱要綱」を変更する時間がかかるとの説明を受けました。行政と喧嘩をすることが目的ではないので、「とにかく、町田市が、フロッピーディスク等へのコピーを認めるなら、時間がかかることは了承すると伝えました」

 平成12年11月28日、ついに、「私たちの町田」(CD−ROM)の全データを、CD−Rへコピーすることが実現しました。また、そのデータの一部をフロッピーディスクにコピーすることも実現しました。この間の攻防も決着を見ました。なお、その費用は、CD−Rへコピーは、400円。フロッピーディスクにコピーするのには、100円の料金がかかることになりました。そこで、今回の支出総額は、500円で済みました。なお、コンピューターウィースルの対策も兼ねて、ディスク類は、持ち込みのものを使わず、町田市が購入したものを使用することも決められていました。

4 CDーROMのコピーは、CD−Rか、フロッピーディスクにコピー

 平成12年11月28日、ついに、「私たちの町田」(CD−ROM)の全データを、CD−Rへコピーすることが実現しました。また、そのデータの一部をフロッピーディスクにコピーすることも実現しました。行政と私との、この間の攻防もついに決着を見ました。

 このことから、オフラインのディスクに入っている、議会議事録の公開問題にも波及することは必定です。「紙」へのコピーとされてきた、議事録の磁気データは、フロッピーディスク等にコピーがオーケーとなるはずと思います。

 なお、その費用は、CD−Rへコピーは、400円。フロッピーディスクにコピーするのには、100円の料金がかかることになりました。そこで、今回の支出総額は、500円で済みました。なお、コンピューターウィースルの対策も兼ねて、ディスク類は、持ち込みのものを使わず、町田市が購入したものを使用することも決められていました。

◎ (12/12/10) f51212101 <「情報公開請求で、磁気ディスクのディスクへのコピー実現」の記事は、この行で終わります>


● 議員インターンシップ 学生と議員の体験記

◎ 3回目のインターンシップ体験

 私にとって、平成12年7−8月の季節は、3回目のインターンシップを体験する時でした。毎回の事ですが、私はインターン学生に対し、「私のことを客観的に見るように」と要望しています。他の議員に比べてどうなのか、自分の行動は、一般常識から考えるとどうなのか。議会でのこと、応援者との関係、ホームページ等の文章表現を見ての感想等々です。

◎(12/10/12) 議員インターンシップ 学生と議員の体験記  (インターン生 上の3枚は、服部高宏さんが撮りました)
           1) 大蔵小学校では、先生や生徒が力をあわせてホタルを育ています。
          2) 大蔵小学校では、古代の赤米を作っています。
          3) 南第4小学校の小動物飼育、植物栽培などの記録集です。
          4) 小川1丁目マンション建設予定地(周辺には、建設反対の看板や幟が沢山見えます)

 インターンシップの状況では、夏休みの関係で学生の応募が少ないようで、今回のインターン生で、私のところに来てくれたのは1人だけでした。全体では、参加する学生よりも、応募したの議員数の方が多いようで、来てくれたことで良しとするほか無いようです。私にとっては、極当たり前のことになりましたが、何故か、私のところに来る学生は、政治家志望のタイプは少ないようです。今までに、延べ6人のインターン生を受け入れましたが、政治家希望者は1名だけでした。もちろん、大学1年生も含めてのことですので、インターンの皆さんが、将来的になんになりたいかはわかりません。若いときから政治家に突き進む人もいれば、相当の年齢に達して政治家になる人もあります。インターンをやれば、政治家にならなければならないと言うこともあれません。ただし、マスコミの風評とは異なる点を、直に観察していただきたいと思います。

 今回の服部さんにしても、政治家志望でなく、政治家のもとで、政治を学んでみようと考えた次第です。一番印象に残るのは、委員会での私の判定に疑問を呈したことでした。彼は、所管の都市環境常任委員会の審議を、朝から夜まで丸一日の間を傍聴し続けました。委員会の審議で最大の話題となっている案件で、マンション建設反対の請願がありました。その請願に対する賛否で、服部さんは、私と賛否が異なる委員に対して、吉田と異なる点の内容についての取材もこなしてくれた。結果的に、インターン学生は、「師」である私の判断に、批判的なコメントを提示してくれました。真実の意味で、我が「弟子」でした。

   (* インターン生に質問原稿を託しました)

 なお、服部君と吉田の文章は、I−CASに提出した体験記を、ほぼそのまま記事としています。お互いに、両者が一番に印象深い点を書き記しました。原稿量が限られていることもあり、私の記述は1点に絞りました。服部君本人は、この件に関して何も記述していませんので、自分としての成果は、吉田の一般質問原稿を作成したと言うことでしょう。今回は、子どもの教育に関する質問でしたので、意識的に、全部彼に書いてもらった次第です。(ただし、登壇して行う質問では、私は最近になって、ノー原稿で喋りますので、直に原稿は使いませんでした。ただし、話の基本にしたのは、彼が取材・作成してくれた質問です)

 服部君が作成してくれた原稿の原文は、一般質問の今回の更新記事に添付しています。そちらをごらん下さい。

◎ 見出し

   1 学生の体験記  議員インターンシップに参加して
                              中央大 1年 服部高宏 

   2 吉田の体験記 最大の体験、インターンの反乱?

 

1 学生の体験記 

      「議員インターンシップに参加して」   中央大 1年 服部高宏 

 私は、この夏休みに吉田勉さんのもとでインターンを体験しました。

 吉田さんは、町田市の政治家や政治について興味深く、おもしろい話をたくさんしてくれました。8月は、インターネットについてのシンポジウムを説明するために吉田さんと支持者を回ったり、ビラを配ったり、一般質問のために小学校に見学に行ったりしました。9月は、主に議会や委員会の傍聴をしていました。

 インターネットなどそれまで使ったことが、ありませんでしたが、吉田さんのおかげで、ホームページを見たり、Eメールを送受信することができるようになりました。吉田さんのホームページは、とても内容、量が、充実していてすばらしい出来栄えでした。選挙の時以外に政治家がどのような活動をしているのかが、詳しくわかるのが、魅力だと思います。

 一般質問は、私が、実際に小学生と校長先生に話を聞き、原稿を書きました。質問の内容は、小、中学校における小動物飼育についてでした。議会で吉田さんが、質問をしているときは、まるで自分が、発言しているかのように緊張しました。また、市民の声が実際に政治に反映される過程を見ることができて、政治家の仕事を身近に感じました。

 インターン期間中は、普段合うことができないような人たちにたくさん出会いました。そのなかには、風変わりな方もいました。田中真紀子に話し方も顔も似ている校長先生、握手しかしないというI代議士、半そでの背広で環境問題を熱弁するおじいさん議員、トイレットペーパー工場の海外視察に行きたいと言い出す消費者センターの女性、ホタルを愛してやまない女性教師、そして誰よりホームページをこよなく愛する吉田先生でしょう。いろいろな人に会い、人と付き合うことの重要性を改めて感じました。

 このように、とても充実した夏休みを送ることができました。吉田さん、自民党の議員の方、その他関係の人たちに感謝したいと思います。

2 吉田の体験記 最大の体験、インターンの反乱?

 マンション建設の請願について、建設反対の請願の採択に、私は反対したが、インターン学生からは、「議員の考え方も現実的な考えで、一理あると思いますが、僕は賛成しかねます。住民の自立した行動では、強い方が勝ちます。(中略)請願が、義務も効力もないので、効果がないのであれば、少しでも効力をもたせるように、条例を改正したりするのはどうでしょうか」と手厳しい批判を受けました。
 委員会の採決では、賛否が5人対4人という、微妙な差でした。結果的に、この請願は賛成多数で可決し、私は少数派となった。もとより、請願反対の声が少数派であり、マンション計画地の周辺に住む関係住民から、私の態度は、その住民の気持ちをくみ取らない、冷たい人だとの印象を持たれてしまいました。
 服部さんは、上記のように、「ノーと言うのでなく、他に方法を提示すべきである」と言いたいのでしょう。このような意見に対しては、この議案自体を論じるページで記しますので、インターン生が、私を無条件に支持することは無かったという事実について、皆さんにお知らせしたいわけです。

 ともあれ、インターン学生から、「師である議員」が批判を受けるというのは、誉れと考えます。ましてや、今回は、採決で微妙に賛否が分かれることを予測していたので、賛成派議員の1人である今村路加議員に、インターンによる取材を依頼していました。
 学生には、丸一日の審議を傍聴して、両者の取材をして、感想を書くように要望しておきましたが、きちんと相手の考えを良しとし、私の考えを不可としました。 
 委員会の審議は、前の議会から継続審査としていたものですが、今回を持って審査終了です。本会議でも賛成多数で可決されました。それらの結果を通じて、果たしてマンション建設はどうなるのか。本当に、建つことはないのか。もしも、数年先にマンションが完成することになったら、その時に住民は何を振り返るのか、また、新しく引っ越してくるマンション住民には、どのように対応するのか。
そうした将来のことに関しても、機会があれば、インターン学生に観察をしてもらいたいと、私は願っています。

 そのほか、私にとって重要な仕事としては、インターンに一般質問の原稿作成をやってもらう、という課題がありました。今回は、当初の現地取材から始まり、資料と突き合わせした原稿作成までを担当してもらいました。結果的には、吉田は「ノー原稿」で質問を行ったため、インターン生が作成してくれた原稿を読み上げることはありませんでした。果たして、せっかく原稿作成してくれた学生にとっては、原稿棒読みのほうが、よかったのかも知れません。

 議会の質問、議案に対する議員の態度など、様々の体験と経験を通じて、社会的な公正さとは何かということを、再度、考えて見てもらいたいと思います。
 私に取りましても、貴重な体験をさせてくれたインターンシップに感謝します。

◎ (12/10/12) f51210122 「議員インターンシップ 学生と議員の体験記 は、この行で終わります)


● 議員インターンシップ 3期生のコメントと私の回答記録-2

 

◎ 要旨(続き)

 議員インターンシップI-CAS が主催するインターンシップで、私のところに切れてくれた学生は、大学1年生の服部高宏さんでした。約、2ヶ月間のことでしたが、立派に働いてくれました。厳密には、勉強してくれました。学生がインターンとして、来てくれると言うことは、自分にとっては「自分自身を監視の中に置くと言うことであり、1人の学生に対しては、政治家の信頼性を検証させるチャンスでもあります。その成果が、どのようなものであるか、じっくりとごらん下さい。なお、内容は、前回の続き部分を掲載しているため、必要な方は、前回分も読み比べて下さい。

 そうした意味あいで、服部高宏さんの体験記は、私に対して、大半が好意的に記していますが、時として批判的見地の判断を下しています。特に、平成12年9月議会の都市環境常任委員会における、私の発言と判断に対して、別の意見を持ちました。この件では、同僚の議員 今村路加議員にも、インターンのインタビュー取材を依頼し、吉田の意見・立場と比較をしてもらいました。結果、「請願反対」の吉田には、納得せず、今村議員の考えを支持したスタンスを表明してくれました。自分自身の性格としても、すんなり私を支持してくれるより、批判を明確にしてくれる人物の方が、好ましいと思っています。

 この間のインターンシップ学生受入体験は、私に大きな自信をもたらしてくれた、と思っています。私は、インターン受入希望の学生に対して、自分が自己PR能力を一定持っていることを、3度のインターンシップ体験を通じて、実感致しました。このことは、なにも、おごりの精神で話しているのでなく、「また機会が有れば、インターン学生を受け入れたい」と考えているに過ぎません。そうしたインターンシップの体験を通じて、少なくとも、自分の場合はこれらの経験を議員活動に生かせるし、学生にも、これから先の人生経験と、大学での勉強の一助になりうるのではないか、と考えています。

 服部君は、最終コメントで「これからもなにかあったら、ぜひ呼んでください。」と、結んでくれました。ンターン学生を迎え入れた議員としては、最も感激する次第です。

 大半の学生が、この夏休みは、楽しいバケーションを過ごしたり、アルバイトに精出す期間です。その中で、私にいろいろな見学や取材に出かけたり、質問現行などのオリジナル文章の作成、行事の準備などにいそしんでくれた事に、たいへん有り難いとおもっています。にイ
以上

 掲載順は、最新にものを頭に、以前のものをあとに掲載しています。

**************

インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 9月 18日)
主要研究項目 吉田勉さんの朝の街頭演説を見学する

記 事
7時〜8時30分      吉田さんは、成瀬駅南口で街頭演説
             (内容)議会の一般質問
                 委員会、本会議の報告
                 マンション建設の請願

8時30分〜12時     町田市役所に行く
              ボウリング、ゴルフのお知らせの配送を手伝う

12時30分〜14時30分  続き

● 吉田の説明
 インターンシップとしての、今日が最後の同行でした。街頭演説を姿を見せるのは、少々照れくさい感じです。サラリーマンの皆さんを相手に話すのは、慣れていますが、研修生がいると、少し感じが違ったものと見えてきます。

コメント
街頭演説は、挨拶をする人もいましたが、ほとんどの人が聞くどころか、見向きもしなくて残念でした。しかし、無意識のうちに吉田さんの名前や顔を覚ええることができ、市会議員がしっかりと活動をしていることがわかり、とてもよいことだと思います。これからも続けていってほしいです。
また、マンション建設の請願など吉田さんに必ずしも有利にならない事も演説していて、吉田さんの信念の強さを感じました。
● 吉田の答え
 朝の議会報告という手法の街頭演説です。サラリーマンの通勤時に行うものです。立ち止まって聞かれると、ひょっとして、会社が駄目になったのではないかと心配になります。(笑い)
 最も、この成瀬駅は少なくとも知名度があり、いくらか「顔」です。知名度のない駅で話すと、誰一人挨拶する人もいません。そんなことを気にするようでは、街頭演説は出来ず、服部君が言うように、ただ議員になる前から継続しいる事のみが、「力」となっています。
 そう言う意味で、自分に都合がよい話だけでなく、けっして歓迎されないこと、公共料金の値上げを決めたこと、無料だったものに施設使用料を設定したことなど、住民の皆さんから嫌われることを話すのも、吉田つとむの特長としています。このような話題を、好んで街頭演説とする人はいないようですが、一人くらい必要だという考えです。
 なお、今までのインターンシップで、街頭演説の姿を見せたのは、初めてです。どちらかというと、議会や会議の傍聴、レポート作成や、質問作り、及び会合の裏方などをやってもらいました。一応、ビラ配りまではやってもらいましたが、今回は初めての試みです。
 朝が早いので、従来のインターン学生に来てほしいと言いづらかったのですが、これを機会に、次回の試みでは、インターン学生に来てもらう場面を作りましょう。

服部君のお別れ挨拶
今日が、インターンシップの最後の日でした。吉田さんには、いろいろなことを教えてもらったり、様々なところへ連れて行ってもらい、大変感謝しています。インターンシップの期間は、長かったような、短かったようなふしぎな感じがします。普段はできないような貴重な体験ができ、吉田さんの話を聞くのがとても楽しかったです。吉田さんが、優しかったので、いろいろ生意気な事を言ってしまったかもしれませんが、吉田さんのところにインターンに行く事ができてよかったです。これからもなにかあったら、ぜひ呼んでください。
以上
● 吉田の答え
 今回、3回目のインターンシップです。議員としての一部の仕事を手伝いをやってもらうのでなく、議員の行動を見てもらいたい、同じ体験をしてもらいたいと考えました。
 服部君は、吉田の発言や行動を批判的に見つめてくれました。これは、毎回のインターン学生にお願いしていることです。今後のインターン学生にも、同じ事を求めます。学生から、お世辞を言ってもらっても価値がないことです。
 1月27日(土)、恒例の「新春の集い」を開催します。シンポジウムと懇親パーティーです。吉田つとむがあらん限りの知恵を絞り、有意義で楽しい企画を設定します。是非、手伝いに来て下さい。
 さようなら。再見。

インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 9月 14日)
主要研究項目 都市環境常任委員会を傍聴する
記 事
9:00        傍聴券を受け取る

9:00〜11:30  文教委員会を傍聴する
            (内容)小学校の校名について

* 吉田さんは、広場とパチンコ店の現地視察をして
います。

11:30〜12:20 吉田さんの所属する都市環境委員会を傍聴する

12:20〜13:20 休憩

13:20〜15:20 委員会

15:20〜15:40 休憩

15:40〜17:40 委員会

17:40〜18:00 休憩

18:00〜19:00 委員会

(都市環境委員会の内容)
1. 都市緑政部
  (4)請願第5号   賛成多数で可決(吉田議員×)(今村議員○)
  (5)請願第9号   賛成多数で可決(吉田議員×)(今村議員○)
  (6)請願第11号  継続審議
  (7)請願第22号  継続審議
  (8)請願第26号  継続審議

2. 下水道部
  (1)第97号議案
  (2)行政報告

3. 水道部
  (1)第102号議案  全員賛成

4. 環境部
(1) 第107号議案  賛成多数で可決(吉田議員○)
(2) 第97号議案
(3) 請願第3号    賛成少数で否決(吉田議員×)
(4) 行政報告
(5) 行政報告
(6) 行政報告

5. 建設部
(1) 第111号議案  全員賛成
(2) 第112号議案  全員賛成
(3) 第97号議案
(4) 請願第18号   継続審議

6.特定事件の継続審査申出について

(特別企画 社会民主党 今村路加(るか)議員にインタビュー)
マンション建設に対し、地域環境を守り、地域住民とのトラブルの改善に努める請願5、9号に対する意見を聞きました。

今村路加議員
マンション建設は、法律上は問題ありません。しかし、法律は、最低限度だけを定めているので、住民に不満が出てきます。その住民の不満を取り入れる制度が請願です。法律の範囲内で市民の声を取り入れるべきなので、賛成しました。

吉田勉議員
マンション建設は、民と民との問題です。マンション建設が、法律に違反していなければ、行政が関わるのは、法律、条例に違反するため、止めることはできない。ただし、近隣の住民もそこに建設されるマンションの住民も両者共存して生きていかなければならないので、事業者と近隣住民の話し合いは、必要である。議会の判断行動には、限りがある。本当に必要なことは、住民自身が自立した行動をとることである。それに対して、議員は、個人として、住民に対応することは、可能である。仮に議会で請願をかけたり、通したとしても、住民の交渉にとって有利になるとは、限らない。したがって、無駄な事はやめさせる事が住民のためになる。
● 吉田の意見
 最後の行だけは、少し意見を言わせて下さい。「無駄な事はやめさせる事が住民のためになる。」というのが吉田の意見であるという、服部君の断定は過激過ぎます。
 請願は、3件で構成されています。その請願1の土壌汚染調査は満たされました。次に、請願3の交通渋滞などの対策は、可能な範囲で行政が行うことは当然です。わざわざ、請願の対象とされるには相当しません。ただし、請願3の子細な部分には、到達困難と思われる文面も入っています。
 問題となるのは、請願2の件です。この請願は、法律でもなく、条例でもない町田市の都市マスタープランを前提に、周辺住民の理解と合意を得るように、業者に行政が指導するようにと求めています。行政が、このような行政指導をやれるはずがありません。逆に、行政は業者から、行政手続き法を根拠に、損害賠償を訴えられる可能性があります。そのようなリスクを前提に、行政指導を求める請願に賛成する事は出来ないと言うのが、私の意見です。
 なお、今回の請願に対する事例対応と、9月の記事更新で記事とする「東急電鉄、田園都市線駅の夜間無人化を撤廃に同意の総括」との相違点を見比べて下さい。

コメント
傍聴人は、請願の際に入れ替わり、20人ぐらい大勢の人が来ていて、驚きました。傍聴人のなかには、拍手をしたり、文句を言う人がいました。僕も傍聴人だったので、自分も参加したい、意志を表明したいという気持ちは、とてもよくわかりますが、やはり議事の妨げになるようのことは控えるべきでしょう。請願が可決されると、「願意に沿えるように努力されたい。」という文をつけるかどうか話し合っていましたが、なぜ付けないといけないのでしょうか。また付け加えるなら、いつも決めておけば良いのではないでしょうか。また、採決か継続審議するのか決めるのは、なにを根拠に考えているのですか。
● 吉田の答え
 今回の議会では、都市環境常任委員会で、7件の請願審査を行いました。それぞれに多くの請願人の皆さんが、傍聴に詰めかけられたところです。皆さんが、一言二言、何か言いたい気持ちは十分に察知しています。委員会として、容認できるかと言えば、それまた別問題です。
 継続審査の是非をまず審議し、大半の委員の多数決(吉田を含む自民党、その他大半の委員)で結論を出すことにしました。その直後、この請願は多数決で可決(5名の委員が賛成。反対したのは、吉田を含む自民党委員、及びもう一人の委員の合計4名)されたました。その後に、委員長が<異議なし>で「願意に沿えるように努力されたい。」という文をつけたいという事でしたので、「(反対)異議かあるかと言われれば、異議がある」と言いました。さらに、休憩の中で、「この件は、多数決で決めるか、委員長の職権で決めてほしい」と言いました。結果的に、委員長判断で、その文を入れることになりました。
以上の説明でわかっていただいたでしょうか。

コメント
委員会では、議題について、質疑と討論がありました。質疑は、何回も行われていましたが、討論に関しては、ほとんどしている議員はいませんでした。確かに、自分の意見を言っても、他の議員の意見が変わることはあまりないので、時間の無駄なのかもしれませんが、委員会や本会議は、本来議論の場なのではないでしょうか。もっと積極的に討論をして、より良い解決策を見つけるべきだと思います。
● 吉田の答え
服部君が言われるように、もう少し、討論を行っても良いのかも知れません。
前議会の審議では、討論を行いました。今回は、質議の中に主張を織り込んでいますし、絶対に反対という立場でなく、賛成する訳にはいかないという立場のものでしたので、討論をやらなかった次第です。
一般の議案では、全議員の賛成が多く、敢えて討論を行うようなものはありませんでした。

コメント
マンション建設の請願について、吉田さんや社民党の今村議員にお話を伺いました。吉田議員の考え方も現実的な考えで、一理あると思いますが、僕は賛成しかねます。住民の自立した行動では、強い方が勝ちます。高度資本主義の原則にまかせれば、企業は、自分たちの利益だけを追求し、必ず弱い立場の人は被害者になります。もし、弱肉強食の世の中ならば、政治も政治家も行政府も必要なくなってしまいます。マンション建設を中止にするのは、法律違反だとしても、住民と話し合いの場を設けさせ、少しでも住民の要望をかなえてもらうように行政が努力するのは、法律、条例違反にはならないと考えます。請願が、義務も効力もないので、効果がないのであれば、少しでも効力をもたせるように、条例を改正したりするのはどうでしょうか。そもそも自民党は、建設会社の支持をうけているため、建設会社に配慮して、請願に賛成しないのではないでしょうか。
● 吉田の答え
 吉田の意見と、社民党の今村議員の意見を、服部君に比較してもらいました。 
 今村議員には、委員会の開催直前に、「議員インターンの学生が勉強中であり、委員会で委員の賛否が何故、分かれるか、具体的なケースで、説明してほしい。特に、吉田と意見が異なったことで、説明してもらいたい」と申し込んでいました。面倒なことですが、快諾してくれました。彼は、大変フェアーな態度を取る議員です。
 吉田は、議会の議論の場、特に請願審査などでは、現実主義者です。今回のように、民間マンション建設では、おのずと議会の行動範囲が限定されます。建築主と、住民との話し合いの場はあった方がよいと考えますが、その方法については、法律や、条例では明白に特定する形を定めていません。先の課題に対して、条例を変えることは可能です。現在の方法でも、「建築協定」と言う方法で、自分たちの街並みを帰省することは可能ですが、現実にそのような選択がなされていない訳です。
 最後の節で、服部君は、「自民党は建設会社の支持を受けるために、建設会社に配慮して、請願に賛成しないのではないでしょうか」と、言いました。まず、今回のマンション問題の請願では、自民党議員で請願の紹介署名者に入った議員もいます。全て、同じ行動ではありません。少なくとも、紹介署名をした議員は、他の自民党議員が全員反対しても、それとは異なった態度を取るでしょう。
 自民党が建設会社の支持を受けるというのは、一面的な判断です。少なくとも、吉田が建設会社の支持を受けることは、まず無いでしょう。

吉田の追記:
 服部君が、吉田に向かって、吉田の考えとは異なる意見を述べてくれた点を、大変評価します。今村議員との相違点の比較文を比較する意味もありました。「師」たる議員の考えや行動を批判してこそ、インターン学生の自由さがあり、存在根拠を高めるものです。私にとっても、身近な存在の人から批判を受けることで、自分の考えをより明白に出来ることもあり、また、間違いがあれば、訂正するチャンスが生まれます。
 今回のインターン体験も、最終段階になりました。もう一度、服部君とはお会いするのですが、最後の全体報告会に出席できないのが残念です。皆さんに宜しくお伝え下さい。(9月16日の回答は、終了)
 

インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 9月 12日)
主要研究項目 本会議で、質疑、表決を傍聴する

記 事
10:00        受け付けで傍聴券をもらい、傍聴席につく
10:15〜12:00  本会議
12:00〜13:00  休憩 (自民党控え室では、ドアが閉ざされ、秘
             密会議が行われている模様)
13:00〜15:00  本会議

内容
1. 会議録署名議員の指名
1. 農業委員の推薦について
1. 請願紹介取り消しについて
1. 質疑、付託 (吉田さんは、他の仕事が忙しいので、質疑はしないとのことです。)
1. 付託省略、表決 (表決は、賛成少数で、否決される。)

■ 吉田の意見や考え 
 服部さんは、書きました。「12:00〜13:00  休憩 (自民党控え室では、ドアが閉ざされ、秘密会議が行われている模様)」と言う次第です。
 うーん。本当は、昼の時間の、会派の議論を見せるのが一番勉強になるのですが、例え、インターンにも見せられません。会議の前後の様子を見て、判断して下さい。
 特に、自民党の例で言うと、全員が同じ判断でないときは、どのような意見をそれぞれの議員が述べていたか、あるいは、問題となったものに、誰が署名をしているか、それを調べることも大切な推理力を磨く方法となります。明日は、沢山の住民請願を審査します。10名の委員ですので、全員の○×表を作ってみて下さい。継続審査のケースもあります。どのような時に継続の扱いとなるかを見るのも重要です。
 続いて、服部さんは書きました。「質疑、付託 (吉田さんは、他の仕事が忙しいので、質疑はしないとのことです。)
 「ぎょ、ぎょ」こんな恐ろしいセリフを暴露されました。本当は、一番問題になっている、学校名の問題の行く末を、固唾を飲んで見守っています。われわの会派議員が、主導して一つの方向に持っていこうとしています。
 これに対抗する勢力が、明白にあります。「状況を十分に知らずして、迂闊に発言して、自分たちの側の足を引っ張る結果は許せません。」と、吉田つとむは考えています。


コメント
#表決は、起立でしたが、議事の進め方については、「異議なし」の声だけ決めていました。もし、反対の議員がいても、「異議あり」とは言いにくくなり、一方的に議事が進んでしまうことはありませんか。それとも、全員賛成だと初めから、わかりきったことなのですか。
● 吉田の答え
 異議ありでいいです。当日の朝、議会運営委員会というのが開かれており、そこで全体の進行が検討されます。「議員」たるものは、異議ありでも良く、反対でも良いわけです。年に一度か二度くらい、「異議あり」の事態もあり得ます。質議を行い、討論をやり、賛否を問うわけです。否決をされることもあります。妙なことですが、理事者(市長)が予定していた議案を引っ込めることもあります。

コメント
#本会議の最後に、表決が行われましたが、内容説明もなく、質疑、答弁もありませんでした。たぶん、他の日に話し合いが、行われたのだと思いますが、それならばなぜ、その日に表決をしなかったのでしょうか。また、表決をした請願の内容も教えていただきたいです。
● 吉田の答え
 9月1日に、市長提案の議案は、提出されました。この件は、9月5日迄に提出された請願です。この請願は、「町田市議会が、国に意見書を出してもらいたい」と、いう請願であり、委員会に付託をして最終日に採決するという時間がありません。そこで、委員会への付託を省略して、本会議の中で決着をつけるというものです。可決すれば、最終日に、議員提出議案として提出される内容です。ある意味では、何度も議論をする機会があります。

コメント
#委員会、本会議を傍聴していて、政治家と一口にいっても、市議会議員と国会議員とでは、違っていることがわかりました。テレビで見る国会中継と違い、ローカルな話題を議論していることが、多いのです。今日の本会議でも、小学校の校名について、話し合っていて、市議会議員は、地元に密着した重要な仕事であることを感じました。
● 吉田の答え
 二つの小学校が合併して、一つになり、その名称をどうするかという問題は、現在の小学生、卒業生、その学校に慣れ親しんできた人々にとって、かけがえのないものでしょう。基本的には、そう言った「思い入れ」がある方同士の議論で決着が付けば一番良いのですが、どうでしょうか。それとも、吉田は何にでも、口を挟む方がにあてっいるのでしょうか。
 今日は、市長から提案された議案に関して、議論をしていました。そのために、よりローカルな話題となっていたものです。明日は、吉田が所属する都市環境常任委員会の開催日です。そこでの議論をお楽しみに。

  年月日( 2000年 9月 8日)より以前のものは、前月分に掲載しています。

◎ (12/10/12) f51210121 議員インターンシップ 3期生のコメントと私の回答記録-2


● 議員インターンシップ 3期生のコメントと私の回答記録−1

◎ 要旨

 吉田勉にとって、議員インターンの学生を受け入れるのは3回目になりました。議員インターンシップを行う、学生団体の「I−CAS」が企画したものですが、今回は夏休みと言うこともあり、参加する学生の人数が少なくなっていました。インターン希望学生より、受入の応募議員の方が多く感じました。幸い、一人の学生を迎えることになりました。

 インターンの学生は、大学1年生の服部高宏さんです。

 彼には、この熱い夏休みの間、一般質問の取材と原稿書きを御願いしました。立派に書いてくれました。また、主に9月に入ってからのことですが、本会議や委員会の傍聴も長時間務めてくれました。会議の模様はおおよそつかんでくれたのではないでしょうか。また、ちょうどこの間に、自民党広報部のシンポジウムを計画していました。インターネットに関するシンポで、彼には準備作業を手伝ってもらったり、動員のための勧誘、券売りに同行してもらいました。議員の日常活動というものの、一端を知ってもらったと思います。9月2日の当日は、まさに舞台裏で活躍してくれました。この春にインターンとして来ていた、小泉さん、村上さんにも当日は、手伝って頂きました。

 以下は、長文のレポートです。平成12年9月8日までのものです。

 (服部君はインターンに何回も来てくれましたが、その都度のレポートを提出し、毎回、吉田が回答を書いています。以下は、その記録分です。今回は、行動記録部分も含めて掲載します。また、その後の文については、次回の記事とします)

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 9月 8日)
主要研究項目 本会議で吉田勉議員の一般質問を傍聴

記 事
9:50        傍聴券を5階の受け付けでもらい、6階の傍聴
            席に座る。
10:00〜12:00  本会議(一般質問)
12:00〜13:00  休憩
13:00〜15:10  本会議
15:10〜15:40  休憩
15:40〜18:00  本会議
             
              
18番目、本日最後の議員として、吉田さんが一般質問を行う。
内容  1、小、中学校における小動物飼育について

    2、公文書の保管とデジタル情報の利用について

 コメント
議長が、13時から15時の間、副議長と交代するのはなぜですか。また、その間議長は、何をしているのですか。
● 吉田の答え 「所要の為」と言うことであり、本会議中、(中里猪一)議長さんは全部の時間を拘束されることとなり、少し時間が必要なのでしょう。なお、議長がいない時間は、(伊藤泰人)副議長の役割は議長となります。

 コメント
公明党と共産党の議員は、自分の所属政党を述べますが、他の政党の議員は名乗らないのは、どうしてですか。
● 吉田の答え 自民党の議員も名乗ることもあります。私は、当選した当時、 自民党が国会で野党の時代は、「自民党議員の一員として」と名乗っていましたが、最近は名乗っていないことが多いようですね。

 コメント
党派を問わず、どの市議会議員も町を良くしよう、住民の意見を取り入れようという意欲が感じられ、好感を持ちました。助役や教育長もはっきりしない回答もありましたが、いくつもの点で真剣な取り組みをしている姿勢が伝わってきました。
● 吉田の答え今度の議会では、全部で22人の議員が一般質問を行いました。服部君には、一般質問の2日間、質問の初日と三日目の、合計12人分を聞いていただきました。議員の所属党派も様々で、議員の比較が出来たと思います。
喋りやパフォーマンスにたけた議員、怒った口調ややさしい口調の議員、あまり流暢ではないがくわしい説明を行う議員、質問時間のギリギリまで話す議員とあります。吉田は、毎回質問をしていますが、それほど特徴があるタイプで はありません。

 コメント
吉田さんの初めの質問は、僕が質問を書いたり、小学校の小動物調査に同行したりしていたので、実際に市民の声が市政に反映される過程を見ることができ、
感激しました。吉田さんの答弁は、教育長を配慮した言い方や原稿を見ない
語りかけるような口調がよかったです。選挙の時以外でも政治家は、しっかりと仕事をしていることがわかりました。
● 吉田の答え
吉田の最近の特徴は、質問に立つときに原稿を見ないでやっています。と言うより、壇上に立つと時、質問原稿を用意しないで質問しています。4回目の事ですが、すこしはなめらかになってきたと思います。
 服部君が、ちゃんとした原稿を用意してくれたのですが、その原稿を頭に置き、当日は原稿なしの自分の言葉で、話しました。
 何はともあれ、議員が選挙以外の時、なにをしているかを見てもらったことは、有意義だったと思います。今回のプログラムも数少なくなってきました。
議会の質議の傍聴、常任委員会の傍聴、それに特別プログラムとして、吉田の駅頭演説を見学していただきましょう。
 委員会では、私の意見だけでなく、意見が反対の議員の話にも耳を傾けてもらい、後で両者のインタービューをしてもらうのもセットしたいと思います。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 9月 6日)
主要研究項目 本会議における一般質問の傍聴

記 事
9:50        受け付けで傍聴券をもらい、傍聴席に座る
10:00〜12:00  本会議開会
12:00〜13:00  休憩
13:00〜15:00  本会議
15:00〜15:30  休憩
15:30〜18:30  本会議
             計6人の議員が一般質問をして、市長、助役等が
             質問に答える

コメント
#傍聴席には、入れ替わりたくさんの人が来ていたので、一般の人の政治に対する関心の高さを感じました。議員は、授業参観のときに親の顔を確認する生徒のように、傍聴人をジロジロ見ていましたが、やはり傍聴人が気になりますか。
● 吉田の答え
 発言する議員の皆さんが、自分の晴れの舞台を見ていただこうと案内されているのだろうと思います。吉田は、インターン学生には案内しますが、自分の関係者に案内はしていません。「何故だ」と言われると、適切に応える言葉がありません。
 「傍聴人」が親で、「議員」が生徒という表現は新鮮です。まー、そう言えば、傍聴に来ている人が、真実その議員の<生みの親>なのでしょう。なお、傍聴人の皆さんに対する感情ですが、委員会の場合は住民請願の当事者の皆さんが大勢来られることがあり、個人的には気にしていませんが、本会議を長時間聞き入る人たちには、どんな人だろうかと、やや気になります。

#本会議中に感じたのは、やじが多いことでした。人が発言しているのに、やじはよくないと思いました。しかし、言っている事は、やじの方が正しいような気がして、矛盾した気持ちになりました。誰の言葉だか忘れましたが、「あなたの言うことには一つも賛成できないけれど、それを言う権利は命にかえて守る。」という格言があります。政治家もこの精神を持つべきだと思います。
● 吉田の答え
 インターン学生からは、毎回の研修で、議員のヤジについて、批判的な感想を聞きます。服部君が言っているように、内容的には「ヤジ」の方がまず正しいことが大半です。間違ったヤジをやると、嘲弄の対象とされます。「ヤジで発言が聞こえ無い」という礼はないので、勘弁してあげて下さい。(こんな発言は不穏当かな。なお、私の質問にも、結構ヤジがとんでくることがあります)

#一般質問は議員によって内容も発言の仕方も違い、千差万別で、議員の性格がよく伝わってきました。たくさんの意見や要望がありましたが、どの程度が実行に移されるのでしょうか。
● 吉田の答え
 うーん。鋭い指摘です。議員の言うことが全部通るようだったら、政治はバラ色?でしょう。実際には、私たちの提案で実行に移されるのはなかなかありません。いくつかの質問をやり、具体的な課題と改善方法を指摘するわけですから、いくつかは実現されていきます。
 私のホームページの「成功と失敗の教訓」を見て下さい。いくつかの成果と失敗を記しています。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 9月 2日)
主要研究項目 記念シンポジウムの準備手伝い

記 事
12:00  小田急線町田駅

       町田市民フォーラムに到着

13:00  昼食

       シンポジウムのパンフレット作成

15:30  会場準備、機械説明を受ける

18:00  シンポジウム開演

20:00  シンポジウム終了、後片付け

 コメント
 シンポジウムの人数は、180人までは来ませんでしたが、70人くらい出席者がいたようで、良かったと思います。しかし、講師の話はつまらなかったです。1人目の講師の方は、基本的な話だけでしたし、2人目は逆に株式取引や企業の難しい話でよくわかりませんでした。インターネットやeメールに関するテレビ番組のほうが、興味も湧き、勉強になります。
● 吉田の答え
 参加していただいた方々には感謝しつつ、人数については、自分自身のいたら無さを痛感しています。講師の話については、「1人目の講師の方は基本的な話だけでしたし、2人目は逆に株式取引や企業の難しい話でよくわかりません」と、いう端的な分析が的を得ているのでしょう。大学1年生の多感で意識ある世代の分析として、是非、記録に留めておきます。
 参加していただいた、年齢層や、職業が多岐に分かれており、講演の難しさがありました。しかし、インターンに「つまらない」という印象を与えるようなことは、克服する必要があります。

 コメント
今日、さっそく町田市自民党のホームページを見ました。電子メールで気軽に意見が送れるようになるのは、大変意義があることです。ただし、ホームページの内容は、党員や後援者だけがわかることだけでなく、もっと一般の人に自民党に対する興味をもってもらえるようにしたほうがよいと思います。たとえば、議会、委員会の内容や、議員の顔写真、自民党控え室、会議室、議場の写真を載せるのはどうでしょうか。
● 吉田の答え
 今後の編集で参考になる意見を寄せてくれました。大変有り難いことです。
 今回のものは、全部、原稿とホームページ作成の文字を吉田が担当し、村上さんがアップロードしたものです。氏名が入った部分は、それぞれに当事者に原稿を書いてもらった部分です。
 もっと、一般の人に興味を持ってもらえるようにする方法として、服部さんが、自民党の皆さんに、提案してあげて下さい。写真については、やるべき事だと思います。
 いくつか問題点がありますが、また、お会いしたときに話しましょう。

 コメント ITと言えばお金が出る時代になってきました。
僕の入っているサークルでも20万円かけてホームページを開きましたが、内容はお粗末で見る価値がありませんでした。ホームページが作った人の自己満足にならず、政治に役に立つ時がくるのでしょうか。
● 吉田の答え
 手厳しい評価を得たようです。20万円というのは、大きな金額です。自民党町田支部が年間の作成費にかける費用です。このホームページが、吉田の自己満足とならないように気を付けます。
 同時に、(党)内部の為にあるのでなく、党)外部に開かれた、双方向性を持つものであらねばなりません。吉田は、自分のホームページで情報発信することを通じて、その実験を行っています。吉田の行為が、単なる自己満足で、政治に役に立つことがなければ、その(政治的)存立基盤を無くすことになります。このことに遠慮することなく、手厳しく、吉田を見続けて下さい。

 コメント
自民党控え室の洗面所の横に教育勅語が、貼ってありました。やはり、自民党には、右翼に近い考えを持っている議員が多いのでしょうか。
● 吉田の答え
 以前より、部屋に日の丸はあります。しかし、教育勅語が貼ってあるとは知りませんでした。教育勅語を行動の指針としている議員が、間違いなくおられるのでしょう。
 以上。

**************

インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 8月 30日)
主要研究項目 特別委員会の傍聴

記 事
10時 町田市役所
    町田市議会の改革に関する調査特別委員会 開会

12時 昼食休憩

13時 続き

15時 休憩

15時30分  続き

17時 特別委員会 閉会
    次の委員会の日程を決める

(今日の報告)
委員会の出席者  委員長、副委員長、議長、委員、筆記者、市の担当部長、
         課長、理事長(?)、傍聴人

            議題の審議の順番について
議題       1、議会の情報提供に関する事項
            市広報において設ける議会枠について
            CDロム、フロッピーによる情報公開について
            eメールに対する回答の仕方
         2、議会のテレビ中継に関する請願
           継続審議
         3、議員の調査活動に関する事項
            市長に対する要望を行うようにする。
         4、議員定数に関する事項
            時間の都合で審議行わず

コメント
委員会を傍聴していて、不思議に思ったのは、「休憩」「再開」という言葉です。少しの説明やこれからの進め方について、こそこそ話をするのは、休憩にするようです。今は、開会中か休憩中か気にしている委員は、滑稽でおかしくなってしまいました。なぜずっと開会中にしてはいけないのでしょうか。
●吉田の答え
開会中に発言せず、休憩中に処理してしまおうという、町田市議会の特徴でしょうか、なるべく開会する中で会議を進行するほうがよいでしょうね。テレビカメラが入る時代になると、この休憩が減ってくるでしょう。

コメント
また、傍聴席にいて考えたことは、なぜ傍聴人は、資料をもらえず、椅子も議員と違うのでしょうか。議員用の椅子は、余っていましたし、資料がないと良く内容がわからないことがあるからです。開かれた町田を目指すなら、傍聴人も会議の参加者の一人として、もう少しよい待遇をしてもよいのではないでしょうか。それとも、選挙で選ばれた住民の代表と一般人の間には区別があって当然でなのでしょうか。
● 吉田の答え
他の議会を見たことがない、インターン学生らしい発言です。傍聴への対
応については、町田市は区別が少ないほうです。会議の傍聴者に配付資料が配られないと言う問題は、あなたのような方が増えてくると、変わるかも知れません。
 イスについては、あなたの考えと逆に、議員と行政側の席を分けた方が、議論のやりとりが明確になる可能性があります。傍聴席は、なるべく多くの傍聴人に対応出来るように、パイプイスになっているはずです。傍聴人が多い時に、見るとわかりやすいです。
 ただし、疑問は疑問として持っていて下さい。
コメント
吉田さんは違いますが、マナーの悪い議員もいました。途中退席したり、遅刻をしたり、寝ていたり、ないしょ話をするのはいけない事だと小学生でもわかるのに、なぜ大人がわからないのでしょうか。たとえ議長であっても許される事ではないと思うのですが・・・。
● 吉田の答え
わたしもけっしてマナーが良いほうではありません。複数の委員がいる自民党に所属をしている関係で、けっこう打ち合わせのための、「ひそひそ話」をしています。
委員が行った会議途中の退席は、自分がそこにしなくとも、支障がないとの判断でしょう。運悪く、自分がいない間に、決定事項の賛否が問われていても文句が言えません。

コメント
ところで、委員会も国会のように各党ごとに考え方が違い、白熱した議論が交わされるのかと期待していましたが、「異議なし」ばかりでもめていませんでした。もめていたのは、議員vs役人でした。市の部長や課長は、検討違いなことを言わないで、しっかり答弁をすべきです。吉田さんは情報のエキスパートらしく、情報公開について何度も質問をしていましたし、他の自民党の議員も積極的に発言をしていました。委員長や議長も自民党で、自民党控え室に市の職員が何度も来ていて、今日は、自民党がとても頼もしく見えました。
● 吉田の答え
自民党を頼もしく思っていただいて、嬉しい限りです。
議論では、「異議なし」ばかりであったという判断をされていたようですが、この会議の冒頭から、審議をする順を変更してほしいという申し入れが出ましたが、他の委員から拒否されました。「異議があったわけです」
 私の提案にしても、「実行する」というものになりましたが、時期を検討するという、決して芳しくない結論となりました。結果からすると、もう本会議の一般質問から、2年くらい立ちました。「検討好きなのが、お役人の特長です」
以上

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 8月 22日)
主要研究項目 超党派地方議員の勉強会に参加

記 事
9時20分  JR町田駅出口

10時    町田市民フォーラム
       トイレットペーパーの長さと価格の調査を他の紙に書き写す。
       消費者生活センターの会合に参加する。

13時    9/2のシンポジウム会場の下見と機械の操作の仕方を教わる。

       吉田さんの自宅へ戻る

18時    虎ノ門 森ビル
       自民党、民主党の地方議員の勉強会(東京ねっとわーく)の会
       合を見る。

       (内容)
        今日は、今後の予定についての話し合いでしたが、普段は、
        講師を呼んで、図書館、ごみ、介護などについて勉強されて
        いるようです。

コメント
政治家は、良く笑い、よくしゃべり、話が長く、上手で、存在感のある人たちばかりだったので、大変活気があり、圧倒されました。自民党と民主党は、国政のように、犬猿の仲かと思いましたが、地方レベルでは、いっしょに勉強会を開いているようです。自民党は、公共事業しか頭にない年寄り集団、民主党は、新しい政治を行う若手というイメージがありますが、同じ目線で様々な問題を共に話合っていたので、まだまだ政治も捨てたものでもないなと感心しました。ところで、吉田さんは、「町田市独立国家説」を唱えていましたが、どのような説なのか知りたいと思います。

● 吉田の答え
 まず、「東京ねっとわーく」という団体は、超党派の議員グループです。自民党と民主党の議員の他に、自由党と無所属の人がいます。一度、社民党の人が参加したこともあります。その当日は、自民党と民主党の議員だけが来ていたということです。
 実際に、自治体と党派を超えたメンバーで話をすると、新聞やテレビで見る世界と異なります。是非、政治を見捨てないで下さい。
 先日の会合では、東京ねっとわーくの今後のテーマとして、「自治体合併」ということを取り扱ったらどうかと、意見が出ました。吉田が「町田市独立国家説」を唱えていたと、服部さんは過激な解釈をしていました。
 その説にそって言いますと、町田市は相模原市と同一性を持っており、両市が合併するのがよかろうと考えています。
 両市は、東京都と神奈川県に分かれており、そのことでもって不可能という考えもありますが、電話番号は同じ、「商圏」も同一です。二つの市が合併すると、人口100万人に及び、政令指定都市という都道府県の業務を一部行える自治体となります。東京都の中の「自治政府」と考えたほうが、よいのかも知れません。ホームページ、3ヶ月くらい前のバックナンバーをごらん下さい。
 町田市は相模原市と合併できるか?@(自治の時代)
 以上。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 8月 18日)
主要研究項目 議員インターンシップの中間報告会


記 事
13時  オリンピック青少年記念センター

I-CASの田村さんの司会で6人の学生が1人ずつ議員の元での活動を報告し、質問を受ける。

     吉田さんを中心に自由に政治について話合う。

    (今日の報告)
     活動日数は、面接以外1〜2回というひとから、週5〜6回と幅が
     広かった。活動内容も、議員活動の見学から事務仕事など様々でし
     た。

コメント
もっと多くの人が、中間報告会に参加するのかと思っていましたが、
6人しか来なくて残念でした。
ある学生が、「議員は選挙とお金の事しか考えていなくて、失望した。」と話していました。しかし、1回しか議員さんの所へ行っていないと、まだわからない事があるのではないでしょうか。僕は、最初吉田さんは穏やかで優しく、自民党らしくない政治家だと思いましたが、しだいに、批判的精神が強く、保守的な考えも持っていて、自分の専門分野に固執しているところもあるということがわかってきました。議員は専門分野を持ちつつも、いろいろな分野にも精通して、関わってほしいと僕は思っています。

● 吉田の答え
 服部さんが、他のインターンり経験も聞けてよかったと思います。同時に、回数が少ない中での例をあげても、もっとじっくり観察する必要がある、という考えもしっかりしています。
 吉田への評価については、さまざまの場面を見て観察してくれています。議会が始まり、市長や他の議員とのやりとりを聞いていただくと、さらに別の側面が出てくるかも知れません。しっかりと観察し、きちんと自分の疑問や意見をぶつけて下さい。誠意をもって応えていきます。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 8月 16日)
主要研究項目 大蔵小学校でホタル飼育と経緯の取材


記 事
10時 成瀬駅 南口

    大蔵小学校で理科担当の先生にホタルを育てた経緯を聞き、外で井戸、 
    水路、田んぼ、ホタルが飛び移る林を案内してもらいながら、ホタル
    についての説明を聞く。

    昼食

    町田市役所に行き、今日の報告をまとめる。

   (報告)
    平成元年から当時の北村校長がホタル飼育の準備を始め、平成三年か
    ホタルが飛び始めた。北村先生は昆虫についてたくさん本を書いてい
    る昆虫博士である。

    ホタルのえさであるカワニナを育てるために地元の人たちの協力で学
    校内に130メートルの深さの井戸を掘り、きれいな水を確保してい
    る。

    井戸水が学校内を流れるように水路を作り、生徒が遊べるための水溜
    りや縄文時代の赤米を栽培している田んぼがある。総合学習の時間に
    は米作りを体験したり、わらじ作りをしている。

    問題点としては、学校が機械警備になり休日のホタルの世話がしずら
    い事であるという。

コメント
現在は、IT革命と国際化の時代であり、小学校でも英会話やパソコンの授業をとりいれるようになってきた。しかし、僕はどちらにもあまり賛成できない。なぜなら英語を小学校から学んでも英語が話せるようになるとも思えないし、母国語である日本語を勉強している段階で他の言語を学ぶと国籍不明の日本人になってしまうと思うからである。またパソコンについても小学校から使えるようになる利点があるのか疑問である。もちろん、将来的にはパソコンは使えるべきだけれど、中学校、高校からでも十分使えるようになる。学校5日制にともないただでさえ授業数が減っているなかで、英語やパソコンを学ぶ時間によって大切な他の科目の授業が減ってしまわないか心配である。テレビゲームばかりをしていた世代が今、残酷な犯罪を犯すようになっていることを考えると、植物栽培、動物飼育のようなこころの安らぎを与えるような教育も大切であると思う。

また、説明してくれた理科担当の先生は、ホタルを育てるのに大変熱心でした。その先生は、ホタル飼育に積極的な教師がいなくなると、ホタルがいなくなってしまうのではないかと心配していましたが、1人の教師がいなくなるだけでホタルがいなくなっては困ります。市、地域、学校が協力して、いつまでもホタルが飛ぶ環境を整えるべきです。

● 吉田の答え 
 (報告部分: 機械警備の場合の学校への出入りを、もう少し調べて下さい。どの点が、一番に過大なのかを是非詰めてみて下さい)

 私もパソコンをやりますが、私のように字が下手な人を除いて、たしかに中学校からパソコンをはじめる程度で十分かもしれません。むしろ、きちんとした国語を身につける必要性があるのでしょう。(吉田は自分の文章自体が、きちんとしていません)

 動物を育てるのは大変な事のようです。イベントのための一日を過ごすのであれば、さほど困難ではないでしょうが、1年365日休みがない、動物の飼育となると、日常的な支援の方法をきちんと位置づけておく必要があります。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日( 2000年 8月 15日)
主要研究項目 小学校で動物飼育、植物栽培の状況を見学

記 事
8時30分  町田市立南第四小学校に到着(成瀬駅から徒歩13分)

       くじゃく飼育を見学(5年生)
       小鳥飼育を見学(4年生)
       うさぎ、チャボ飼育を見学(飼育委員)

       吉田さんと校長先生に話を聞く

       学校内の野菜畑を見る
       学校から少し離れたサツマイモ畑を見る

(今日の報告)
町田市立南第四小学校では、うさぎ、チャボは飼育委員が、小鳥は4年生、くじゃくは5年生、あひるは6年生が担当して飼育している。水やりは、栽培委員がしている。

町田市に対する要望として、えさ代を増やしてほしい、獣医との連携を深めてほしい、土日に生徒を登校させたくないので、管理員を派遣してほしいなどがあると校長先生がおっしゃっていた。

コメント
小学生は、きちんと答えてくれるのか不安でしたが、男の子も女の子もしっかり話をしてくれてうれしかったです。大人になっても、いまの純粋で素直なこころを持ち続けてほしいものです。

小学校で不登校、学級崩壊が多い中で、町田市立南第四小学校はそのようなことはないようです。もし校長先生がいうように動物飼育、野菜作りの効果ならば他の学校でも積極的に進めていくべきだと思います。

● 吉田の答え
 うさぎやチャボの飼育をやる飼育委員は、さすがに希望して委員になっただけあって、大変動物への優しさと、責任感を兼ね備えた性格に思えました。服部さんも含めて、大人になっても純粋で素直なこころを大切にして下さい。

 もっと、動物飼育が学校教育で普及するように、議会質問で頑張ってみましょう。服部さんのこの問題での調査や、原稿づくりは大変意義のあることだと思います。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日(2000年 8月 14日)
主要研究項目 「吉田勉の議会レポート」配布手伝い

記 事
10時  成瀬駅南口

     一戸建てを中心にビラ配り

     昼食

     支持者回り、元後援会長のお参り

     都営住宅でビラ配り

     町田市立南第四小学校の場所の確認


コメント
ビラ配りは暑くて、日射病になりそうでした。市会議員は、大変で、地味な活動もしていることがわかりました。議員自身が配っている姿を見せるのは、地元の人たちに知られるのでよいと思います。

車に乗っていると、林の近くに「マンション建設反対」「立体駐車場反対」「自然を守れ」などの看板が目に入りました。ここでマンション反対運動がおこっているそうです。吉田さんは、「建設会社が立てるものだから、中止にする手段はない」と言っていました。そして、付近住民や建設会社の人たちとの接触を避けているそうです。僕の住んでいる横浜市でも森や畑がどんどんなくなってきていて、悲しい思いをしています。またヒートアイランド現象という都市の温暖化も引き起こしています。このことに議員や行政が無関心でよいのでしょうか。もっと住民や建設会社と対話をして、自然保護、住民とのトラブルの解消に努めてほしいです。

● 吉田の答え
 服部さんは、ビラ配りに同行してくれました。この暑さですので、倒れでもされたら、ご両親やI−CASの皆さんに申し訳なく思います。吉田のやっていることは、こんなに地味なことです。

 この問題に対して、吉田の服部さんへの説明は不十分でした。
 私にとって、この問題が提起されたのは、議会に建設反対(と、取られる主旨)の請願が提出されてからでした。この請願審査をするのは、私が所属する「都市環境常任委員会」といいます。

 請願後に、委員でありながら、今まであったこともない「建設業者」に、合う(面会する)となると、「請託」を受けたと言われかねません。なにせ、吉田は自民党に所属していますので、業者と癒着していると判断されます。

 反対の皆さんの言い分は、(たしかに被害者の面はありますが、)その土地の所有者に、保全責任を一方的に押しつける結果になります。この土地の開発、保全に関しては、もっと別の次元で論議されるべきものでした。土地の所有者が開発申請を行う中、議会への建築反対の請願提出は、「対象物に、違反があるのかないのか」、という議論以外に、答えを出させる論議をもたらさないと考えているからです。

 住民運動として、高度な知識と経験を持った建設業者との対抗するのであれば、運動側で反対理論が構築されなければならないのですが、感情論の対応となっているとしか、考えられません。結果的に、幅広い住民の意見を汲み上げるべき余地は、おのずと排除したものになっていく気がしています。

 この問題で、自分がイニシアティブを取れる条件にないと判断しています。
この問題では、服部さんからの再質問を、是非して下さい。
 
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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日(2000年 8月 11日)
主要研究項目 書類の校正と訂正作業

記 事
11時  市役所前

     吉田さんの資産報告をフロッピーからパソコンに保存

     書類を赤ペンで校正し、パソコンで間違いを訂正

コメント
昨日は、吉田さんの資産報告を今年度版にパソコンで訂正する作業をしていました。疑問に思ったのは、なぜ支出としての寄付はないのでしょうか。また、収入としての寄付は、吉田さん自身と奥さんの他(後援会の人たちなど)はしてくれないのでしょうか。

書類の中で議員インターンシップについての記述を読みました。ビラ配り、ポスター貼りだけを無給でさせるのは、よくないと書いてありました。学生のことをよく考えてくれていると思います。ただビラ配り、ポスター貼りも議員の大切な仕事だと思うので、ぜひやってみたいと思います。

● 吉田の答え
 良い疑問を持ってくれました。政治家(の後援会)は、有権者や選挙区内の団体に寄付を出来ません。(自分の後援会と、政党を除いて)その理由は、自分が持っているお金で、住民の支持を得ようとする行為を排除するためです。制止が、お金に支配されないようにするためです。実際の活動では、寄付に相当しない、様々の支出が政治家にはあります。
 最近では、機関紙(議会レポート)の有料購読をしてくれる人が増えてきました。また、選挙に際して、寄付をしていただく方は個人で、数十人おられました。

 議員インターンシップは、学生への勉強支援だと思っています。自分の細々とした手伝いをやってもらうのでなく、主要な活動、力を入れている活動を見てもらうと為です。一度か二度、ビラ配りに同行してもらうのも良いことです。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日(2000年 8月 7日)
主要研究項目 議会質問のための小学校での小動物調査
記 事
9時20分  成瀬駅南口

       支持者の事務所へ行き、シンポジウムの券の販売

       町田市役所に戻り、町田市立小中学校の飼育状況についての質   
       問を考える。

       昼食

       町田市立南第四小学校へ行き、教頭先生に動物や鳥を見せても
       らい、今後の見学について決める。
       
コメント
町田市立南第四小学校は、町田市の中でもっとも動物の数が多い小学校で、実際にいってみると、驚きました。中学校になると、町田市でもほとんど動物飼育をしていなくて、残念だと思いました。

● 吉田の答え
 議会の一般質問を行うための調査です。今回の質問は、調査から原稿づくりまで、インターンの服部さんに御願いすることにしました。服部さんは、すこし動物が苦手かもしれませんが、小学生の中に入ってしばらく一緒にいてもらいます。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日(2000年 8月 6日)
主要研究項目 成瀬の盆踊りにおける議員活動

記 事
午後5時  成瀬駅北口
      
      吉田さんと1周出店を回りながら、PTA会長や中学校教頭先生
      などの知り合いにあいさつ 

      吉田さんは盆踊りに参加
 
      都議会議長、市議会議長、吉田市会議員が舞台上であいさつ
 
      みや しろうの歌謡ショー
      
7時30分 帰宅

コメント
議員は、盆踊りでは来賓席で話をしているだけだと思っていましたが、吉田さんは盆踊りに参加したり、壇上であいさつをしたり、夜12時まで片付けを手伝ったりするなど大変忙しいことを知りました。

世の中には「先生」と敬称をつける職業があります。教師、医師、弁護士、政治家などです。でも考えてみるとなぜ先生と呼ぶのでしょうか。僕は、人のために仕事をし、人にいろいろなことを教えてくれる頼れる職業に先生と付けるのだと思っています。だから、吉田さんは先生と呼ばなくてもよいとおしゃってくれましたが、たまには「吉田先生」と呼ばせてもらいます。

● 吉田の答え
 基本的には、吉田のお祭りでの行動は服部さんの記述の通りです。しかし、この方法だと多くのところに行くことが出来ません。しかも、毎週のことで体力を消耗します。夏から、秋にかけての季節は、私にとって年間で最大の労力を必要とするときです。
 
 議員が果たして先生かというと、吉田には答えが出ません。改めて考えると、インターン学生に対しては、「師匠」であり、「先生」なのかも知れません。どちらにしても、そのような呼び名は、少々こそばゆい言葉です。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日(2000年  8月 4日)
主要研究項目 インターネットシンポジウムの支持者への説明と券の販売

記 事
10時   成瀬駅

      吉田さんの自動車で支持者回り
      5件の自宅や事務所を訪問
      
      レストランで昼食

午後      4件を訪問

コメント
支持者の方は、訪問の時に学生である僕にもお茶を出してくれてうれしかったのですが、行く家ごとにお茶攻めにあい、トイレに行きたくなったり、少し気持ち悪くなってしまった。支持者の人は、インターネットにあまり興味がなかったりして券の販売はあまりうまくいきませんでしたが、吉田さんがインターネット以外の政治の話などたくさんしていて、話す内容が訪問する家ごとに違っていたので、政治家はなんて話がうまいのかと感心しました。
また、病院から帰ってきたおじいさんやインターネットに興味がなさそうな人には、無理に券を売らないなどのことから吉田さんの人柄の良さが伝わってきました。

● 吉田の答え
 支持者や、お世話になっている人のお家に行くのは楽しいことであり、お茶やお菓子類を何度もすすめられることがあります。服部さんも、その攻勢にあった次第です。
 行事を成功させるには、会場を満杯にする必要があります。来たくない人に券を売りつけても、結果的に支持が離れる可能性があると考えたためです。本当は、来たくない人に売る。これない人にも券を押しつける位の方が、強い政治家になれるかも知れません。人生、52年の歩みが、このような行動を取らせているのです。果たして、政治家として、本当はどちらが良いのかわかりません。

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インターン記録レポート       町田市議会議員・吉田勉

学生氏名  服部 高宏  年月日(2000年  7月 31 日)
主要研究項目 ホームページ開設とインターネットのシンポジウムについての記者会見

記 事
10時  町田市役所5階議員控室

     吉田さんが会議のため、図書館で町田市議会の議事録、広報を読む。
     
      インターネットシンポジウムの書類をパソコンで打つ。

     自民党幹事長、支部長を交えて読売新聞、武相新聞の記者とホーム
     ページ開設とインターネットシンポジウムについての記者会見に立ちあう。

     吉田さんの自宅に車で行き、各新聞社にファックスを送り、ホームページを見る。


コメント
今日は、記者会見が行われました。記者会見とは、大勢の記者が壇上にいる政治家に質問をすることだと思っていたので、少人数の会見もあることがわかりました。読売と武相の2社だけでしたが、特に読売新聞の記者は、ノートにたくさんメモをとったり、写真を撮ったりしていていました。明日の新聞記事が楽しみです。

議員は、お金持ちで、家は、一戸建ての豪邸か高級マンション、車は黒い高そうな外車(?)だと思っていたので吉田さんが選挙カーで移動し、アパートに住んでいることを知った時は少し驚きました。しかしいろいろ話を聞いてみると、自民党はポスターやビラ、選挙対策費などは、全て自費だとわかり納得しました。政治家がよく汚職事件を起こす理由がわかったような気がしました。

● 吉田の返信コメント
(記者会見)
 機会が良く、記者会見の現場を見てくれました。服部さんの書いているように、テレビに映る記者会見は、大勢の記者が壇上の政治家に質問する光景ですね。現実は、まったく記者が集まらない会見もあります。(最近では、記者会見をすることが稀ですが、過去に、吉田自身が無人の会見を何度も経験済みです)記事は、2日後に掲載されました。

(議員の生活と、裏側について)
 仕事の都合で、自宅に立ち寄って頂きました。アパート住まい、宣伝カー(選挙カーではありません)を常用する姿を見ていただきました。
 自民党の場合は、活動を本人がこなし、その資金も本人負担だということも勉強していただきました。
 ただし、政治家がよく、汚職事件を起こすと考えられるようですが、大半の議員は地味に生活しています。念のために申し添えます。

◎ (12/08/12) f51209121 「議員インターンシップ 3期生のコメントと私の回答記録は、この行で終わります)


● 議員インターンシップ 3期生スタート

◎ 3回目の議員インターンの学生を受け入れました(要旨に変えて)

 まずインターンシップのことですが、今回も学生を募集してくれた、学生グループの I−CAS のパンフレットには、次のように書いてあります。<一般的に、「インターンシップとは、学生 がその在学中もしくは卒業直後に、自分の選考や将来のキャリアに関連した就業体験を一定期間、指導を伴って行う教育プログラムである」などと定義されます。> 

 つまり、議員インターンの場合は、政治家のもとで、政治家の指導を受けながら、政治や政治家について学ぶことにあたります。重要なことは、政治家の指導を受けることです。議員インターンと称して、無給でビラを配って廻ることや、政治活動ポスターを貼ること、投票依頼の電話かけをやらせて、「これが現場の政治だ」と、議員秘書が教え込む手合いがありますが、このような事例はインターンとは言えないでしょう。あくまで、政治家の指導が伴って、インターンと言えるのです。

 私のところでは、議会の質問づくりや議会レポートの原稿作成をやってもらうことがありますが、昔風に「ビラ貼りのように、肉体労働が下で、原稿作成の頭脳労働が上というようなことを言っているのでありません。

 政治関係のビラ配りやポスター貼りなどの効果的な方法を学びたければ、そのアルバイトを募っている国会議員などが山ほどいますので、せっかくならバイト代を稼ぎながら勉強すればよいのです。その種のことを「業」として確立している立派な事業家がいるくらいです。

 せっかく、政治家のもとでインターンとして行くからには、次のようなことも勉強していただきたいことです。

1 政治家は、会議で眠っているのか、まじめに議論をしているのか。(会議の前後を含めて、全部傍聴する)

2 政治家の質問とは、役所の人が作るのか、それとも議員自身が作るのか。(試しに、学生が作ってみる)

3 選挙でない時期に、議員はどんな日常生活をおくっているのか。(何度か、つきっきりの行動を取る)

4 新聞やテレビで言う、陳情とはどのようなものか。(議員と役人の交渉を見学する)

5 「後援会って、何」(議員に聞くのではなく、複数の後援者自身にインタビューする)

6 政治家に本当に秘密があるのか(たくさんあります。われわれの場合、会派の打ち合わせには入れません) 

 

◎ 見出し

1 今回の要領と経過

2 学生の応募が少なくて、議員が多すぎでした

3 今回は、大学1年の男性が来てくれました

1 今回の要領と経過

 I−CAS の「議員インターンシップ2000夏の概要」では、次のように募集しました。構成上、文章を一部訂正しました。

正確には、議員インターンシップI-CAS  自体のホームページをごらん下さい。(吉田が作成協力をしています)

実施期間 7月下旬〜9月下旬                                                        
事前説明会 7月13日(木) 18:00〜21:00 7月15日(土) 13:00〜21:00 国立オリンピック記念青少年総合センターにて
マッチングフェア 8月18日(金)13:00〜17:00 国立オリンピック記念青少年総合センターにて  
中間報告会 8月18日(金)13:00〜17:00 国立オリンピック記念青少年総合センターにて
参加費用 マッチングフェア参加費・・・1000円 (学生が払います)  議員は、この会に1人当たり、1万円払います。 
参加議員 東京近郊在住議員  
業 務 内 容    省略  議員紹介冊子が配布されました
報酬 いわゆる「お給料」は原則的にありません                   しかし、交通費・食費などの必要経費については議員から支給されます。

2 学生の応募が少なくて、議員が多すぎでした

 7月18日、会場に着いてビックリしたことには、なんと参加希望の議員が多いことか。それに比べて、参加学生は夏休みのためか、前回よりかなり少ない人数でした。

 学生には前もって主催者からの説明が行われ、次に議員がそれぞれに自分の説明を行います。

 前回の方式は、議員が5列に分かれ、それぞれの前に学生が集まるという方式でした。約20分ほど、自分のことを一方的に、あるいは質問を受けながら話し続けます。それで自分の番が終わり、次々と議員が順に話していく方式です。その間に、学生はどの議員の話を聞くことも可能ですが、一度のその5人の話を聞くことが出来ない方式でした。横で他の議員が話しているところで、かまわず喋るのは最初はとまどいますが、慣れるとそれほどでもない感じがしてきます。

 今回の方式は、まず議員が順に2分間ずつ喋りました。結構時間オーバーの人もおり、また遅刻をしてきて、ちょうど自分の番に到着する新人類議員も大勢いました。二十人も話すと、聞いている方はうんざりです。私は、30秒ほどで話を終えました。

 次に、それぞれ議員には、自分の位置が決められてました。一つの部屋の中で、まず議員がばらばらに座るわけです。そうして、学生は話を聞きたい議員のところに立ち寄ってみます。学生が一人で10分程度にそれぞれの議員に質問をやり、それに応えていきます。1時間もやってみると、5−6人の相手と話すことが出来ます。

 参加議員は、全部で20名以上となり、学生よりも応募学生の方が、少なかったのではないでしょう。自分のところには、きてくれる学生がいないのではないか、少々気がかりです。さらに当日は、都議会議員の参加者も2名あり、お金をかけずに選挙をやっているとおっしゃる区議会議員の方もありました。女性の議員は全部で4名だったかな。とにかく、スーツ姿が少なくて約半数程度の人数でした。Tシャツ・ジーパンというタイプも珍しくない光景でしたが、わたしも最近は、上着は着ず、ノーネクタイかポロシャツです。当日も、そのスタイルで参加しました。

 私は、別にジーパン議員ではありませんが、ジーパンや綿パンを多用しています。下は、スニーカーが標準スタイルです。

3 今回は、大学1年の男性が来てくれました

 さて、数日後、希望学生との面談がありました。今回は、服部君という、1年生の男性が来てくれました。すぐに、その学生にインターンとして、来てもらうことにしました。

 9月の議会に向けて、一般質問の原稿づくりを第一の課題として、次に、9月2日のシンポジウムの準備を手伝ってもらうことを第二にしたいと考えています。

 今回は、どのような首尾となるでしょうか。

◎ (12/08/12) f51208121 「議員インターンシップ 3期生スタート」の記事は、この行で終わります。


● 議員インターン体験記(インターン学生と私の手記)

   (2000年春)

 

◎ 記事掲載の経過と主旨

 平成12年の春は、I−CAS(議員インターンを議員と学生に呼びかけ、その仲立ちをしている学生グループ)が主催した議員インターンシップで、応募した学生を受け入れた2回目の機会でした。村上直子さん、大里亨さん、それに小泉裕美さんの3名でしたが、今回はその中で2名の体験記と、受け入れた私の体験記を掲載しました。

 現在、学生が議員インターンシップを通じて学ぶことはどんなことなのか、もっとやりたかったことはなんだったのか、最終報告です。村上さんの場合は、インターンとして来てくれた際、殆どの機会に質問を発してくれました。そのいくつかのものは、私の答えとあわせた記事で掲載してきました。是非、そちらも参考にしてください。

 村上さんの場合は、1年生を終了した春休みということで比較的に時間が取れ、いろんなところに同行してもらいました。最終的には、前回のインターンであった、喜友名智子さんを松下政経塾に尋ねた印象が一番強かったようです。また、村上さんはインターンシップ時に1年生でしたので、卒業までの間しばらく学生生活を送ります。そこで私は、村上さんにイン何かの形でインターンシップの継続を願い、「政策インターンスタッフ」という名称で、吉田つとむの活動を手伝ってもらうことにしました。基本的には、インターネットを利用して、「私の政策立案作業、ホームページ記事の作成など」に関わってもらうことですので、吉田の政策記述の内容が広がることをご期待ください。このことが間接的にであれ、村上さんの大学での勉強に役立てば幸いです。

 大里亨さんの場合は、本人の興味の関係で、議会外での地方議員勉強会に同行参加し、その講演テーマに興味を寄せてくれました。以前に、講演の要約と感想を書いてくれました。私との関係で言えば、<実際、受入先の議員の方は自由民主党に属していたものの、必ずしも「党としての行動」をとることのなく、決して党に迎合はしなかった。つまり、「特異な存在」とされており、それを自身のアイデンティティーにしていた。>と評価してくれました。大里さんが書いた文章は、見出しの3をごらん下さい。

 最後に、吉田勉の体験記では、インターンの皆さんに対して、「議会の役職改選と会派人事構成の変更」を前後して見せることが出来ました。ただし、議長・役職選挙は我々自由民主党会派にとって、最大のイベント、かつ最大の戦いとなっています。完全な現場取材というわけにはいかず、人事選挙・役職改選の日は、インターンの皆さんに自宅待機を御願いした次第です。それぞれの議員が座っているいるイスの場所と重みで、事態の変化を推察していただくことにしました。

 会派の所属議員が増加(新入会者2名)したり、役職選挙の対立結果と、その後の議会運営の困難さを見ると、議会の人事がなれ合いでないとわかっていただけると思いますし、人事に執着する、我が自由民主党の姿も少しは実感できたのではないでしょうか。

 私は、平成12年3月議会の冒頭で常任委員長職を任期満了となり、常任委員会では自分の考えや主張を、強く発言しています。初めての議会運営委員会では、すこし様子をうかがいながら発言しています。その様子については、両方を傍聴した議員インターンの皆さんには、簡単に判別できているのではないでしょうか。

 

◎ 見出し

  1 村上直子さん  「研修を通じて学んだこと」

  2 大里 亨さん   「インターンシップを体験して」

  3 吉田 勉     「体験記」

 

1 村上直子さん  「研修を通じて学んだこと」

 私がインターンとして研修したこの約2ヶ月間に、学んだ事は本当に多くあります。特に印象深い事が、主に3つあります。
 一つ目は、初めてインターンとして支援者まわりに同行した時の事です。移動中の車の中で、何気なく話してくださった言葉がとても印象的でした。それは、議員になってよかったと思う事は、お金持ちの人も貧しい人も権力者も全て同じ人間として見られるようになった事だと言われた言葉です。どんな人でも市民である限り、議員に対して同じ一票を持っているからです。確かに、人の背景となるものによって人間を差別してしまうことは少なくないでしょう。しかし、市民にとって頼りとなるべき議員である以上、有権者を差別視してはならないのです。ですから、議員になり、全ての人を平等に見られることが出来てうれしいと言った言葉に、とても重みを感じました。議員だからということに限らず、全ての人が、こうあるべきだと思います。
 二つ目は、私が議員は長い時間会議をしていたり、膨大な量の資料を整理したり、街を歩くときにはいつも周りの目を気にしなければならないと知り、議員とは、本当に大変だと感想を述べた時に、議員は大変だと言うよりも、議員は真剣だと言って欲しいと言われたことです。この言葉を聞いてハッとしました。大変な仕事をしているけれどもそれは全て街を良くしようと真剣だからです。議員の仕事の意義をよく理解していなかった自分を反省し、表面だけではなく、人の気持ちまで考慮して物事を考えることの大切さを学びました。
 さらに、研修中にはたくさんの方に面会する機会を与えてくれました。町内の知人から都議会議員、都議会議長、衆議院議員、知り合いの議員の方など、数え上げたらきりがないくらいです。特に刺激を受けたのは、前回の議員インターンをしていて、現在松下政経塾の塾生の方です。彼女は颯爽としていて、行動や言葉に自信があふれていて、とても尊敬できる方でした。大学は違いますが、同じ学部の先輩として将来に対する助言をしてくれました。そのときに教えてくれた「何でも出来るやつは何も出来ない。GeneralistよりもSpecialistになれ。」という言葉には改めて自分の方向性を考えさせられました。また、自分の意見をしっかりと持ち、それを言葉にすることの重要性も学びました。
 このように、今回の研修では私自身にとって全てがプラスになる経験が出来ました。本当に良かったと思っています。インターンシップのおかげで有意義な春休みを送ることができ、この期間に、政治的知識を得ただけでなく、人間の内面的な面でも成長できたと思っています。このような機会を与えてくれた議員さん、I−CASのSTAFFのみなさんにも本当に感謝しています。ありがとうございます。

 

2 大里 亨さん   「インターンシップを体験して」

 およそ2ヶ月にわたり、議員のもとで「インターンシップ」というかたちで研修をさせていただいた。そして、これにより、3つの貴重な体験をすることができたと自負している。
 1つは、受け入れ先議員の選挙カーに乗り、支持者の方たちに挨拶をするかたわら、日頃お会いする機会の無いような方から、大学生活の送り方や真の大学生のあり方など興味深い話を聞くことができ、同時にこれまでの自分の大学生活をも見直すことができたという点である。
 また、議員は市民の代表であるとの確認もできたことが有益であった。市民との「対話」を尊重したり、ホームページで頻繁に情報を公開することで近年懸念されていた情報の不透明性を一気に払拭させた事実は議員の卓越さを象徴していた。
 3つ目は、議員の紹介により、ある建設会社の方との会議に出席し、民間主導の公共事業とうい、いわゆるPFI事業の可能性を学習できたことにある。当該事業は、財政難に陥っている自治体が、民間の資金でもって公共施設を建設するというものである。PFI事業は、単に建設会社のみでなく、保険会社や金融機関、商社なども介入する。商社への就職を希望する自身にとって、この事業の有効性、さらには将来は自分の手でPFI事業を実現してみたいと思うようになり、会議に出席できたと同時に、受け入れ議員が、わざわざ自分のためにこのような会議の便宜を図ってくれたことが何よりもうれしかった。
 マックス=ウェーバーの著「職業としての政治」のなかで、政治家には情熱と責任感、洞察力が必要と記してある。しかし、それらは大して重要ではないと思う。議員には自分の「政治哲学」を備えていることがむしろ要求されるのではないか。実際、受入先の議員の方は自由民主党に属していたものの、必ずしも「党としての行動」をとることのなく、決して党に迎合はしなかった。つまり、「特異な存在」とされており、それを自身のアイデンティティーにしていた。没個性の高い議員により構成された議会は何の魅力もない。しかしながら、アイデンティティーを持った議員の存在は、議会の活性化を促す。私の受け入れ先議員は、そこまで考えていたのかもしれない。
 議員は多忙である。多忙にもかかわらず、研修をさせていただきたことに感謝したい。短期間ではあったが、自分にとっては実りの多いものだったと言える。そして、この経験を、社会において何らかのかたちで実現することができれば、これ以上の喜びは無いと思う。

3 吉田 勉     「体験記」

 インターンシップを終了するにあたって、学生の皆さんが辛抱強く、本会議や委員会の傍聴をしてくれたことに感謝します。町田市は他の自治体に比べて、審議時間が特に長いのが特徴ですが、私自身に限らず、議員が不真面目にやっているという印象は払拭できたと考えています。また、行政と議会の関係でも、両者の立場の違いを直接に目と耳で確かめていただけたでしょう。町田市は、今度の議会が改選時期に当たりましたが、選挙の裏舞台というものはやはりお見せできませんでした。ただし、常任委員長職を終えて無役になり、15名の大会派では無役から副幹事長職となり、委員会と会派室でそれぞれに座る場所も大きく変わる光景を、リアルタイムでお見せできました。
 私にとっては2回目のインターンシップの経験でしたが、参加してくれた学生は今回のほうが少しおとなしいタイプとなりました。自分自身が、学生のタイプに合わせられるほどの能力や経験を持っていないので、自分自身が実験的な感覚で臨みました。学生インターンには、課題を時々に応じて提供しましたが、お互いに全部がうまくいったとも言えません。
 資料の収集や原稿作成に直に協力してもらった一般質問でしたが、皆さんに格好良く見せようとし、原稿を持たずに登壇して発言しました。前の12月議会から、原稿なしの一般質問で臨んでいるのですが、傍聴席の学生を意識しすぎてか、特に緊張して声がうわずりました。次の6月議会では、もう少しなめらかになるでしょう。乞う、ご期待!
 昨年来、私のホームページは、政治家ホームページの点数評価する唯一のウェブサイト「開け電網政治の時代」で、最高点の評価を得ています。今回のインターンシップ記事や協力してもらった議会質問記事などが、その評価を維持する良き素材となるでしょう。

 

f51207101  「議員インターン体験記(インターン学生と私の手記) (2000年春)の記事は、この行で終わります」


● 第四回 インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え

◎ 第四回 この記事作成の主旨

 I−CASというグループが行った議員インターンシップによる、現役学生を2ヶ月間の間、インターンとして受け入れました。主要には村上さん(中央大学1年)が議会と議員にいだいた疑問をまとめてこの記事にしています。議会と議員というものを新鮮な目で見ると、どのように映るかを(率直に)記事として書いてもらい、それに対して吉田が回答する形式としました。

 第一回目から通してお読みいただくと、上記の主旨がご理解いただけると思います。今回の記事、「”政治家はバカにすべきもの”というマスコミの風潮への批判!」も合わせてお読みください。

 また、議員インターンに関して、全体を整理した形で文章化したいとも考えています。皆さんのこの記事に関するご意見をいただければ幸いです。すでに、笹山登生代議士(「開け電網政治の時代」の政治家ホームページの点数評価で、吉田つとむと同点の衆議院議員)から、次の感想を頂きましたので紹介します。

 更新の御連絡.ありがとうございました.その中で.特に面白いとおもったのは,インターン学生の新鮮な疑問でした。背広は脱ぐのか脱がないのか,とか,議会の中にいる人間が,無意識的に慣習に基づき行動していることが,彼らには,やや,奇異に感じていることが,この点以外にも,たくさんあるのではないかとも,おもいました.私も,よく家庭の中で,家のものに,常識外れなどと揶揄されるのですが,このインターン学生のような,常識人としての,新鮮な指標が,政治の世界に必要なのではないか,と感じました。(以上、笹山登生代議士からいただいたメールの中から、関係部分のみを引用しました)

 

◎ 全体の見出し

 1 吉田の一般質問、委員会審査、その他について、村上さんの疑問・感想

 2 議会外の行動について、村上さんの疑問と感想

 3 大里くん、小泉さんの感想、及び吉田の答え

 

1 吉田の一般質問、委員会審査、その他について、村上さんの疑問・感想

村上さんの疑問  本会議場にて本会議(質疑)
  まず会議録署名議員の指名があり、その後。選挙管理委員及び補充員の選挙がありました。この選挙は、私が考えていたものとは違い、議長による指名選挙でした。投票するわけでもなく、手を挙げるわけでもなく、「よし」の言葉のみで終わりました。この様な選挙の場合、反対の人はどうしたらよいのでしょうか。反対できない雰囲気だと思います。また、議員はあらかじめ、誰が指名されるか分かっているのでしょうか。事前にみんなに知らされており、あの場では、形式的な報告という形なのでしょうか。
● 吉田の答え
 人事の場合など、この種の「簡易表決−異議なしと発生する」裁決が取り入れられます。
本会議の事前に、「議会運営委員会」が開かれており、議案の取り扱いで、協議されたものです。今日は、午前9時30分から開かれていました。すでに、今日のスタイルはそこで決定していたことです。
 ただし、どんな時も、「異議あり!」と発生すれば事態が変わります。議長や、委員長は常にその可能性を考えて進行します。

村上さんの疑問 @ 会議録署名議員の指名
 疑問@ いつも初めに発言される、会議録署名議員とは一体なんなのでしょうか。
● 吉田の答え
   議会の議事発言は、全て会議録を作成します。つまり、私たちの発言は全て永久に記録されます。その記録した会議録が出来た時に、内容の確認して署名する議員のことです。あらかじめ、決めて置くわけです。参考:委員会の議事録は、委員長本人が署名します。

村上さんの疑問
 市長、助役、教育委員長などは、壇上で答弁するのに、なぜ他の、環境委員長などはその場の席で答弁するのでしょうか。
● 吉田の答え
   議員が質問するときは、一回目がその壇上で行い、二回目は自分の席で行います。市長さん達は、毎回壇上に出て答弁しています。環境委員長など(市の担当者は環境部長などです)は、たしかに自分の席で答えていますが、なぜでしょうね。わたしも、最初は疑問でしたが、最近は納得していました。でも、なぜかは説明できません。

村上さんの感想 
 今日はいよいよ吉田さんが質問する日でした。朝、廊下で出会う議員さんたちに、「いよいよだね。」とか、「どう?質問の出来は?」などと、声をかけられ、私まで緊張してしまいました。しかし、壇上に立つ吉田さんは、もっと緊張していたと思います。私も一度、誰もいないときに壇上に立たせてもらったことがあります。その時は席には誰もいませんでしたが、他の議員、傍聴の人たちの視線が集まっていると考えたら、緊張しないほうがおかしいと思います。しかも、吉田さんは、原稿なしで質問をしようと試みたので、もっとドキドキしているに違いないと思いました。実際、「今日は声が震えてしまったよ。」ともらしていました。その気持ちは、よく分かるような気がします。私たち、インターンを連れ、周りには原稿なしで質問すると宣言しているので、プレッシャーは人一倍だと思います。
● 吉田の答え
   原稿なしで一般質問を行うのは、前回に続き2回目ですので、もうすこし上手くはなせると思いました。緊張して、声がうわずっているのが、自分わかりましたが、最後まで同じ調子で終えました。残念です。学生インターンにいい格好を見せようとしたため、調子がでなかったのでしょう。

村上さんの感想
 後で吉田さんは、「今日は出来が悪くても、これから出来るようになれば良い。」と言いました。しかし、私には、全く出来が悪いとは思えませんでした。なぜなら、吉田さんは、台本を見ていないので、顔をあげて発言していました。みんなの目を見て発言するのは良い事だと思うし、その方が、話に説得力があると感じました。実際に、他の議員の質問は、あらかじめ台本があり、それを読んでいるだけなので、棒読みに近い話し方で、はっきり言ってどこが話の確信なのかがよく理解できませんでした。そのてん、吉田さんは、自分の言葉で質問しているので、わかりやすかったと思います。原稿なしで質問して、もし、あらかじめ言おうとしていたことが言葉に出て来ない事があったとしても、そのとき出てくる言葉は、本当の自分の言葉なのだから、それで良いと思います。もっと、吉田さんのような考えの議員さんが増えてくれると良いと思いました。
● 吉田の答え
   慰めて頂いているようですが、次回の3回目の一般質問は、もうすこし上手くはなせるようになっているでしょう。国会でも、総理と投手が向かい合ってやりとりするクエッションタイムが始まりました。村上さんが思ったように、いずれ原稿なしで質問する議員が増えてくるでしょう。
 いずれにしても、質問作成に協力してくれたインターンの皆さんの前で、その内容を話せたということは、自分にとっても良い経験でした。

村上さんの感想
 質問に関しての答弁はあまりはっきりとしなく、あやふやなものばかりでした。住民投票に関しても、式典のあり方に関しても、図書館に関しての質問の答弁全てに、「十分検討が必要」とか、「これから研究、検討していきたい」、「可能な限り〜」などといった言葉が目立ちました。前に、市の職員の方に話を聞きましたが、これらの言葉ほどあいまいで先がはっきりしていないものはないといっていました。私も、その考えに納得しました。本当に検討していくつもりなのか、少し疑わしいような気がします。
● 吉田の答え
   質問の中で、特に「住民投票」制度に関しての答弁はそうでした。それに、インターネットに関する行政の知識は皆無に近いものがあります。もっと、私自身が、普段の接触をして、現物で説明する必要があるのでしょう。
 このこと自体を、次の記事にしたいと思います。

村上さんの感想
 今回、初めて議員という仕事の内容に携わり、この様に質問の手伝いまでさせてくれて、とても勉強になりました。やはり、考えていることと、実際に体験してみるのでは大きな違いがあります。経験というものの大切さを実感しました。
● 吉田の答え
   今度の市議会では、4日間の一般質問がありました。答弁共で、実質24−5時間は要したのではないでしょうか。さらに2日目は、市長の特別報告であり、その質議だけで、3時間ほど要し、夜遅くなってしまいました。議員の活動を直接に見ていただいて、有り難うございます。


村上さんの疑問 (本会議の質議の様子です)
 今日の本会議は、一般質問のときとは違っていました。議員が市長に対し、答弁を求めるのは同じですが、議案に対しての質疑をしていました。質問のときは40分という時間制限が会ったのですが、今日はありませんでした。なぜでしょうか。また、質疑する順番はどうやって決めるのでしょうか。これも質問と同じく、くじ引きで決めるのですか?この本会議において、質疑と答弁を繰り返している間、もし、他の議員が言いたい事があった場合、手を挙げて発言しても良いのでしょうか。ある議員が、「詳しいことは委員会で聞く」と発言しました。では、この本会議で質疑する意味はなんなのでしょうか。後に委員会で詳しいことを話し合うのなら、今日発言するのはどのような目的があるのですか。
● 吉田の答え
 本会議の質議は、時間制限を設定していませんが、ある程度の時間でおさまっています。一般質問で時間制限を行うのは、無限に時間がかかるのを制限するためです。武蔵村山市では、一般質問でも時間制限が無いと聞きました。
 順番は、単純にクジで決めます。早い順番のほうの人が運がいいのか、後がいいのか、それぞれの人の考えです。
 議案の本会議質議は、通告者が優先です。他の議員で質問したいと思った時は、他の質問者が全部終わったあど、「関連(質議)」と言って、質問することが出来ます。ただし、
よほど「内容」のことでないと、ひんしゅくです。
 「詳しいことは委員会で聞く」と言ったのは、間違いです。あの議員は、その委員会に所属していません。「詳しいことは、委員会に御願いする」と言うべきでした。今日の本会議で質議するのは、議案審査する委員会に所属しない議員が、質議をしています。


村上さんの感想 
 午後に、吉田さんが質疑をしました。今日も壇上に原稿を持っていかなかったと言っていました。傍聴席から見ていても、原稿をただ読んでいるような議員とは違い、顔をあげて発言していたので、分かりました。
● 吉田の答え
 そうですね。なるべく、原稿は読まずに、自然に出てくる言葉で話した方が、説得力があると考えています。
 ただし、まだ上手く話すより、かたくなって喋っています。だんだん、原稿なしになれてくるでしょう。

村上さんの疑問
 ある女性議員の質疑は独特でした。花言葉をあげるなど、考え方に独創性があると感じました。傍聴席の女性もうなずいて、その議員に拍手をしていました。傍聴席から拍手をして応援するのは禁止されていると思っていたので、驚きました。いつ頃から町田に女性の議員さんが出てきたのか知りませんが、やはり、女の人が入ると議会の雰囲気というものは変わるのでしょうか。
● 吉田の答え
 町田市は、女性議員の比率の高い都市です。落選したり、国会に出るために辞職したりする議員もあり、現在は6名です。
 花言葉を使ったのは、印象をつよくするためでしょう。しかし、素養が無いと言えませんね。
 傍聴席の拍手は、禁止です。審議に影響すると考えられるからでしょう。そういうタイプの傍聴者を呼ぶことは感心できません。

村上さんの疑問
今日を含め、本会議では、議員さんは色々と細かい事まで質問、質疑し、追求していく姿を見て、本当に町田を改善していこうという気持ちがあることが良く分かりました。
 不思議に思ったのは、議場に入る時、出て行く時、議員の人たちはチョコットお辞儀をします。しかし、しない人たちもいます。お辞儀をするのは、義務ですか?また、誰に対して敬意を払っているのでしょうか。
● 吉田の答え
 村上さんが見てくれているように、ある程度の時間をかけて、議員の会議風景を見てもらわないと、全体像は見えてきません。自分が話すこと、人が話しているとき、どんな態度かもね見ていて下さい。わたしが、けっしてお行儀がよいとは思っていません。
 議場の出入りの時、たしかにお辞儀をしています。私の場合は、「議論の場」に対して、頭を下げています。
 質問の壇に上がる時も、議長の方を見て、頭を下げます。この挨拶は大半の方がやっています。共産党の人もしていますね。この表現は、共産党の人にわるかったかな。


村上さんの疑問 (政治資金収支報告書の整理)
 はっきり言って驚きました。私の生活では信じられないような額のお金を、議員の仕事の関係で使っていることが、今日、領収書の整理を手伝って分かりました。資料費や交際費など、一桁違うのではないかと疑うくらいでした。しかし、入ってくるお金も限られているから、生活は意外と地味だといっていました。しみじみと、議員は大変だということが分かりました。でも、使ったその日に整理していけば、今日のように資料が、ごちゃごちゃになったりすることもなく、整理しやすくなると思います。
● 私の答え
 そうですね、学生や一般の人から見ると、信じられない金額を支出しています。後援会という名称になっていますが、購読料や他人からの寄付金は限られており、自分の所得から支出するのが大半です。
 整理に関しては、その日の内に全部片づければ良いのでしようが、分類もとなるとこのように最後に整理するという次第になります。
 * (今回の添え書き: 政治資金収支報告書は、3月23日に届け出しました。手書き原稿でので、パソコン入力し、このホームページに掲載します)


村上さんの感想 (市の職員の人に会ってお話を聞いた。町田市の市民課の課長さんで女の人でした。)
 女の課長さんと聞いていたので、想像していたのは、バリバリのキャリアウーマンでした。しかし、実際会ってみると、あまりギスギスしてきつい感じのする人ではなく、割とやさしそうな方でした。今までの経験や、考えていることを話してくださったのですが、吉田さんのように、議員という仕事とはまた別の働き方があることを知ることが出来ました。
● 吉田の答え
 市の職員の人と会わせるというのは、吉田の公約でした。さらに前回の研修生 松下政経塾に入った喜友名さんへの訪問も果たしました。他に、市長さん、地元新聞記者などもありますが、必須課題とはしていなかったと思います。日程的に無理なのかもしれません。
どうしてもというものがあれば、言って下さい。

村上さんの感想 
 驚いたのは、自分の希望している課に必ずしも配属されるとは限らないということです。市に勤めるということは、一種の賭けのようなものだと思いました。
 今回、課長さんの話も勉強になりましたが、小泉さんが考えていること、感じていることを発言しているのを聞いて、「あぁ、小泉さんは自分の将来を真剣に考えているのだなぁ。」と素直に感動してしまいました。私も、まだ一年だからとのんびり構えていずに、将来を見据え、しっかりと自分の意見を言えるようになろうと考えました。
● 吉田の答え
 そんなに考えなくともいいのではないでしょうか、いずれまた配属が替わることもありますし、管理職になれば、いくつかの部署を廻りながら、ステップアップしていきます。
 市行政人事の活性化のためには、必要な措置だと思います。
 小泉さんは、果たしてどんな職場に入り、どんな仕事をするのでしょうか。ひょっとしたら、民間企業かもしれません。


村上さんの感想 
 資料を整理しながら話していた、吉田さんのホームページに、クイズ形式で議員としてのモラルを考えていけるようにするページを載せる案は、とてもよいと思いました。今の吉田さんの記事は、議会の内容、吉田さんの考えなどは良く分かるけれど、文字ばかりで膨大な量なので、よほど興味がないと全て読む人はいないでしょう。だから、クイズのようなものも取り入れていくと興味を持って読んでくれる人の数は増えると思います。また、政治や議員という人物、仕事に興味を持つ人も増えていくと思います。私自身も、答えを考えるのに、かなりの頭を使い、楽しめました。
● 吉田の答え
 どのようなスタイルが多くの人に興味を持ってもらえるか、あるいは為になるのか、なかなか考えつかない状況です。村上さんの質問を中心した、「質疑応答集」を作って見ましょうか。

村上さんの疑問
 資料の整理を手伝いました。その時見せてもらったのですが、吉田さんは、自分で自分に寄付をしていました。だから結局は自分の財産を費やして活動していると言っていましたが、その寄付のお金はどこから出ているのでしょうか。今までの貯金を使っているのでしょうか。
● 吉田の答え
 議会レポートを作ったり、それの郵送をしたりね宣伝カーの整備をしたりすることに、かなりの費用がかかります。昨年はさらに多くなりました。吉田つとむ後援会という名称の団体で、これらの収支を整理していますが、宣伝費用については実際には自分の負担が大半です。議員として、かなりの収入がありますが、その分を使ってしまっているのですね。吉田つとむの資産報告をみると、その内容が把握できます。

村上さんの感想
 会話の中で、議員というものは、かなりの神経の細やかさが必要だということが分かりました。また、人と人とのつながりも大事にしていかなくてはならない事が分かりました。議員はいつも人の目を気にしなくてはならないので、本当に大変な仕事だと思いました。
● 吉田の答え
 有名な人も、普通の人にも同じように対応する、その気持ちで地域の人たちと接するようにしています。本当に、そのようにしているかどうかは、選挙で判断されることです。


村上さんのコメント  (文教生活常任委員会を傍聴)
 吉田さんが委員になっている都市環境常任委員会を傍聴するつもりでしたが、9:30から始まっており、私が会議場に付いたときには、もうすでに現地視察に出ていたので、10:00から始まる文教生活常任委員会を傍聴しました。
● 吉田の答え
 ごめんなさい、時間スケジュールを説明していませんでした。自分自身は、どちらにしろ一日中拘束され丁ので、そのことを考えていませんでした。

村上さんの疑問
 この委員会の委員長は吉田さんと同じく自民党の方でした。どちらかはっきり思い出せませんが、以前、議会運営委員会か議会改革委員会の委員長を務めていたと思います。吉田さんは、委員長を二度務める人はめったにいないといっていましたが、この人は二度目ではないでしょうか。それならば、この議員さんは不本意に委員長にさせられたのでしょうか。
● 吉田の答え
 特別委員会というのは、また別途の問題です。自民党の場合は、常任委員長を2度やることがめったにないということです。(以降のかっこ内部分は添え書きです: 吉田が委員長を務めていたのは、この議会の直前までで、この時の時点では交替しています)、

村上さんの疑問
 議案に対しての討論で、反対の討論だけでなく、賛成の討論も出ていました。賛成の討論が出るのを見たのは、初めてです。また、その議案の採決のとき、賛否同数でした。そこで、委員長の一存で決定されることとなりました。ここで疑問に思ったことがあります。以前、吉田さんは、「自分の意見と自分の所属するグループの意見が違うことがある。」といっていましたが、このときの委員長の意見は、委員長自身の意見で決めているのでしょうか。それとも、委員長が所属するグループの意見が反映しているのでしょうか。
● 吉田の答え
 自分の意見と、会派の意見が異なることがあります。今度の議会でも私が所属する委員会において、他の委員と違った立場に立ちます。ただし、最終日まで結論が伸びました。
 自分が委員長の場合は、自分の意見でするのでなく会派の意見を取り入れることになると思います。委員長を務めていて、可否同数で自分自身が違った立場を取り、形成が逆転するのであれば、会派を離れることになるかもしれません。
 幸い、吉田は委員長職も終わりました。そのような、対立関係はまず起こらないでしょう。

村上さんの疑問
 吉田さんの所属する都市環境常任委員会は、現地視察中とありましたが、委員である議員全員がぞろぞろと言って見回ったのでしょうか。現地で何か話し合いでもするのですか?それとも視察するだけで、話し合いは、会議場に帰ってからされるのでしょうか。また、現地まで何で移動するのですか。それぞれマイカーやタクシーで移動するのでしょうか。それともみんな一緒にマイクロバスのようなものに乗っていくのですか。現地視察と言っても、どんなものか、全く想像がつきませんでした。
● 吉田の答え
 この都市環境常任委員会というポジションは新設で、特にものを新しく「建設」するものが多く、し上がり状況や、事前の計画を現場であらかじめ担当者が説明するものです。
現地では、その会話は非公式であり、かえってきてから会議があります。今日は、環境部というものだけを審議しましたが、夜の8時過ぎまでの審議でした。残りは、全て明日に回しました。
 現地視察の移動は市(議会)のマイクロバスを使います。議員と職員がいっぱい車に乗り込んで10カ所くらいの現場を廻りました。


村上さんの疑問 (上記の翌日に開かれた委員会)
 都市環境常任委員会は議場のロビーで行われました。ロビーに委員会のために机といすを並べているところです。委員会が二つ重なるとき、二つの委員会場がないからだそうですが、今日は、もうひとつの文教生活常任委員会のほうは開かれていませんでした。それなのに、議場ロビーのほうの部屋で委員会を行なったのは何か理由があるのでしょうか。防音もしっかりとしているとはいえませんし、マイクの設備も良くないらしく、書記の人が大変そうでした。市の職員の人もパイプ椅子にギュウギュウに座り、きつそうでした。第一委員会室を使えば良いのにと思いました。
● 吉田の答え
 村上さんと、私を含めた何人かの議員はそう思っていました。言い出そうと思いましたが、こんな問題で「ごり押し」をしたと他の委員会のメンバーに思われるのもしゃくで、そのままにしていました。
 今日のような時は、第1委員会室で行う方が、自然なのでしょう。よく気がついてくれました。何かの機会に話すことにします。
 議員インターンが、書記の人や、職員の人にも、よく目がいってくれてうれしく思います。
 以下、参考
 別の自治体の委員会では、議員に茶托にのせたお茶のサービスがあったり、タバコを吸うも自由であったりするようです。しかも、議員にお手当もでるところが多いようです。さすがに、昼のお弁当を出す議会は少なくなったと聞いています。
 町田市では、一切そのようなことがありません。今日も、朝の10時から夜の8時30分過ぎまで、委員会を開いています。昨日も同様でした。相変わらず、夕方の食事も出ませんので、私たちはお腹がすいて、休憩時間に会派室で自前のお煎餅などを食べ、おいしいお茶を、それぞれ自分でついで飲みました。タバコ好きな議員は、休憩時間にタバコを部屋で吸っています。(もちろん、研修インターンの皆さんは、これらの光景を見ていますよね−鈍なところが違っているか、別の自治体議員のところに行ったインターンの方に聞いてみて下さい)

村上さんの疑問
 質疑をするにしても、やり方のうまい人、下手な人がいる事が分かりました。発言するからには、例え意地悪するように聞こえても、はっきりと要旨がわかるように簡潔にすべきだと思いました。その点、吉田さんは、言いたいこと、聞きたいことが分かりやすかったです。本会議で原稿を見ずに質問することで、発言をする要点をつかんでいるからではないかと考えました。
● 吉田の答え
 私は、決してうまい方ではありません。たまたま、皆さんが見ているときに調子がよかったのでしょう。それに、ある程度問題として取り上げることをつかんで、質議したからでしよう。この委員会で質疑をしたのは、環境部・建設部・都市緑政部の各部です。質議をしなかったのは、下水道部・水道部でした。

村上さんの疑問
 吉田さんが質問したとき、「他に誰もいないようなら私が・・・」と言って手を挙げて質疑しましたが、もし、その時他に質疑をする人がいたらどうするつもりだったのでしょうか。その時は質疑をしないつもりだったのか、それとも、自分で「些細なこと」と言っていたので、遠慮して最後にチョコットきいてもらえればいいと思っていたのでしょうか。
吉田の答え

 その通りです。小さな問題の時は一番に手をあげるのは、私のこのみではありません。
一年生議員の時は、委員会でよく一番に手を挙げていました。今までに出た決算委員会でも、比較的に早く手を挙げていました。

村上さんのコメント
 昨日傍聴した委員会も含めて、委員である議員は、委員会ごとにそれぞれ専門的な知識を必要とされていることが分かりました。2年ごとに変わるということなので、大変だなと思いました。いくつかの委員会を掛け持ちしている人も少なくないと言っていましたが、それぞれの予備知識をつけるのは、大変なことだと思います。改めて、議員の大変さが分かりました。
吉田の答え

常任委員会の所属は、どの議員も1委員会のみとなります。自民党会派の場合は大勢の議員がおり、自然と前回と違った委員会に所属します。また、全ての委員会に人数が散らばるようにします。ちなみに2年ごとに、私が所属した委員会は、総務(委員)・環境企業(副委員長)総務(委員長)・都市環境(委員)という次第です。今回から、委員会の名称が全て変更され、所管する各部も組み換えになりました。

 

2 議会外の行動について、村上さんの疑問と感想

村上さんのコメント  (選挙管理委員会に政治資金収支報告書を提出)
 今日、初めて都庁に行きました。新宿にあることは知っていましたが、あのビルが都庁だとは知りませんでした。都庁では、吉田さんの知り合いの議員さんである、練馬区区議員の和田真保さんに出会いました。練馬区議の中で第一位の得票で当選したそうですが、ハキハキとしゃべり、颯爽とした感じの人なので、納得しました。吉田さんは、選挙管理委員の人に、和田真保さんが名前を覚えられていたので、「知名度が高い!!」と驚いていましたが、吉田さんも、幾人かの選挙管理委員の人に名前を覚えられて親しそうにしていたので、相当の知名度のような気がします。
● 吉田の答え
 村上さんは、関西出身で中央大学1年生ですので、あまけ都心に出ていないようです。吉田つとむは都議会議員の秘書をしていましたので、旧都庁から新都庁に代わる時に居合わしました。建物の中は、町田市庁舎より詳しいかもしれません。
 練馬区議の和田さんは、週刊誌やテレビにも出たことがある有名人なのですよ。背も高く、たしかに颯爽としています。前回インターンの高橋さんは、選挙時に和田さんと記念写真を撮りました。
 都の選管に吉田つとむが知名度があるのは、参議院選挙、衆議院選挙、都議(大田区に在住時代に、後援会組織を作ったことがある)、市議選挙とバラティー?に富んだ経歴を持っているためです。さらに、この時期には、収支報告書を他人の分を含めてどっさり持ってくるのも珍しいのでしょう。
 合わせて、東京都選管に選挙収支報告の領収書の公開で、情報公開請求と、異議申立をしたことでも知っている人がいるのでしょう。


村上さんのコメント
 吉田さんは、他の議員の資料提出までも頼まれて、出していました。合計六人分出したのですが、他の人が、印鑑までも他人に頼んで渡していたので驚きました。それくらい、自分で押してから提出を頼めば良いのにと思いました。
● 吉田の答え
 政治団体の収支報告の記載は単純なようで、難しいのです。間違えると、「ウソの記載」と言われる可能性もありますので、印鑑も預かってくるのです。同僚議員にも信頼されていると考えて下さい。
 実は、届けられた収支報告書の内容を、いちいち点検する「オンブズマン」もいます。10年前になりますが、「橋本元首相(当時、大蔵大臣だったかな)の収支報告が2億円も違っていると、吉田自身が「東京地検−ニュースやドラマに出てくるところです」に告発したことがあります。同時に、2千万円もの不明金もあることを発表しました(このような行為は、生涯に一度だけです!ビックリしたでしょう)

村上さんのコメント
 都議会議員の方と議長さんにも面会させてもらいました。少しですが、お話を聞きました。議員として、貫禄がある方たちだなと思いました。
 議員バッチの違いについては、とても驚きました。市議会議員は全国共通で、区議会議員はまた違うバッチの種類だというのは、何かおかしいと思います。なぜ、東京都内の中で、区と市に違いをつけるのでしょうか。吉田さんもそのことを疑問に思い、質問しようとしている気持ちも良く分かります。
● 吉田の答え
 村上さんも、そのように感じましたか。たしかに市議と都議では、なぜか貫禄が違うんですね。なぜでしょう。
 バッチの違いのことは、いいでしょう。私などは、議会内を含めてつけていないわけですから、他人のバッチの大きさや色の違いは気にしないことにしています。
 しかし、同じ都内でも区議と市議の待遇面を含めた大きな相違があるのは、正直にいうと、気に入らないことです。


村上直子の感想 
 今日は、初めて都庁に行き、あまりのきれいさに驚きました。町田の市役所と、大分違いますね。
● 吉田の答え
 確かに、きれいな建物です。町田市の場合、新しいものを立て替えようとしています。
 大きさは、東京都に比べるこじんまりするでしようが、もっと綺麗なものが出来るかもしれません。ただし、出来上がってそれを住民が歓迎するかどうか、別ですが。
 ただし、見てもらった通り、市議会(議員)の扱いは最悪です。見てわかるようなところで、一日中委員会を開いているわけです。
 事務局員の休息室も無いわけですから、議員の休憩室のようなところもありません。  
 幸い自民党は議員数は、昨年の4月以降に、3名の加入者があり、議員部屋はすし詰めとし、もう一部屋を控え室にしました。 


村上さんの疑問とコメント @ 銀行めぐり(借り入れ)
 今日、一番印象に残っているのは、銀行でお金を借りたことです。銀行といえば、預金をしに行くことや、給与振込みの確認をしに行くところというイメージがあるので、今回、吉田さんについていって、改めて、借り入れの業務があることを思い出しました。吉田さんは、50万円借りることにしましたが、思ったよりもすんなりと貸してくれたように思います。もちろん、何に使うのかをはっきりと聞かれましたが、私は、もっと細かく身分証明や身のまわりの親類関係などを調べられると思っていました。それをされなかったのは、吉田さんが支店長(?)と知り合いだからでしょうか。それとも、もう大人だからでしょうか。または、担保がしっかりとしていたからでしょうか。それとも、銀行はあの程度の身分証明で、簡単に貸してくれるのですか。あまりなじみのないことなので、分からないことばかりでした。すぐには貸してくれずに3日後の週明けに現金を渡してくれるというのも驚きでした。
● 吉田の答え
 人生史上初めて、金融機関から「借金」をしました。実際には、定期預金をする金融機関のカードで「貸し越し」になることはありますが、明確な形式は初めてです。借金がどのようなものか知っておく必要もあると考え、借り入れの手段を使いました。もちろん、お金があふれておれば、このようなことはしていません。ようするに、政治活動及び関係費への支出(広報紙発行などの支出増、統一地方選挙立候補者への陣中見舞いや応援活動の旅費)、その他に思わぬ事態が続出して個人的な出費増が続いたためです。
 貸してくれた金融機関に、私はそれ以上の預金があり、金融機関が貸し出すのは当然なのでしょう。私の駅前での朝の街頭演説を始め、普段の地域廻りを見て、信頼関係は確立していると思います。(自信があります)

村上さんの疑問とコメント (地域での頼まれごとに付随して)
 自治会事務所に行って、色々なお話を聞いたのも楽しかったです。近所の人たちが集まり、ちょっとした会話の中にも、色々と学ぶ事が多くあると思います。今日も、学校の卒業式、入学式での国旗国家に対しての取り組み、戦後の食糧難の話など、興味深い意見を聞くことが出来ました。吉田さんがこのようにして、地元の人たちと、情報、意見交換をしている事が分かりました。
● 吉田の答え
 自分で直接いけるところは限られます。すこし時間がとれたところで、皆さんの体験や問題に対する意見を聞きます。

村上さんの疑問とコメント 
 銀行員の人にしろ、自治会の人にしろ、吉田さんは会う人事に色々とお話をして、意見交換をしていました。町田の地域のこと、市民の将来を本当に一生懸命に考えていることが分かりました。いいかげんな気持ちでは、あれほどまで人に自分の考え、意見を話すことは無理だと思います。議員という仕事内容についてや、吉田さんの政治理念などが、だんだんと分かってきたように思います。
● 吉田の答え
 今日、村上さんに見てもらった「小川地区の小山」に立つ予定のマンション計画に対する請願を出された人から電話をもらいました。「吉田さんは、自民党だからマンション業者の味方をしているのですか」という主旨でした。
 わたしは、「この問題を、住民請願にして議会に持ち込むことが適当でない。請願を議会が通すして、行政はその主旨を実現できるのか」と委員会で述べたはずですと答えました。両者の意見は合わずじまいです。「この問題を住民運動として考えると、議会への請願提出はイージー過ぎる手法であり、こんな手段で地域住民の要望が議会で通せても、政治は無力さを示す結果につながる」と考えています。一戸建て住宅を主体に開発されたこの地域が、現在どの様な問題点を抱え、将来はこの街はどうあるべきかを示す、一例が出てきたのでしょう。
 一方で、隣接する私鉄鉄道駅では夜間の無人化が開始されています。それに対しては、近隣住民が直接、私鉄に見直しを申し入れる署名運動がおきました。近隣の全市議が署名推進の立場を支持し、わたしも積極的に賛同しています。
 都心から伸びた鉄道沿線の郊外住宅地も開発して20−30年が経過し、今後この街をどのように作っていくかという課題に直面しています。いずれ詳しくこの問題に対して、私の考えをホームページに書き記します。

  <差込のメール文です> 後の文章内容と関係があるため、記載しました。

吉田→村上さん
 今日は、大変お疲れさまでした。
 政治家は自分の後援者や関係の葬儀にでることはたくさんありますが、私にとっても、友人の議員の奥さんの葬儀となると初めてのことです。
吉田→村上さん
 焼香を済ませてお帰りになったと思っていた伊藤代議士が、最後の出棺までおられました。帰るときに見かけたので、お声をかけました。お互いに昼食を取っていなかったので、お昼を一緒に頂き、いろいろと話を聞かれた次第です。一緒にいた村上さんは全部聞いていたのですが、私が話した内容を全部オープンというわけにはいきません。あの場の状況で言ったことであり、また全て話したという訳でもありません。事実として話したこと、推測だとして話したこと、わからないと言ったこと等様々でした。

吉田→村上さん
 議会レポートはいいものをつくりたいと思います。
 インターンは、今日が最後の日となりますが、私が期待していた以上の場面に登場してしてくれました。レポートも本当にしっかり書いてくれました。
 村上さんが、どんなことに興味をいだき、批判や憤りを感じていたかも、いろいろ参考になりました。
 私の方が、十分な素材を提供出来ない場面が続きました。議長選挙、役職選挙こそ、皆さんに見てもらえる環境にあれば良かったのですが、実際には無理な話です。
 今回のインターンは、議会傍聴が中心でした。質問作りでもお世話になりました。
 調査という面では、もっと時間をかけてつくることができたと思っています。
 いずれ、このインターンもまたあるでしょうから、第三回目のインターンの時にはもっと充実できるのでしょう。
 市議二期目、丁度前半が終わりましたが、2年後に改選となります。その時村上さんは3年を終える時期となっています。
*******


村上さんの疑問とコメント
 議員の奥さんの葬儀というものにはじめて参加しました。驚くことばかりです。とても多くの人が参列していました。有名な人たちからもお花や電報が届いて、議員の奥さんという立場が、どれほど多くの方たちとのつながりを持つのかがよく分かりました。テレビ局で使っているような大きなビデオカメラで撮影までしていました。しかし、あれは一体何のためなのか、疑問に思いました。
● 吉田の答え
 「現職若手都議会議員の妻の死亡」ということで、大勢の悲しみをいだいて参列していました。ご本人は長い政治活動歴を持っておられるので、交流関係も幅広くなっています。
テレビカメラは何だったのか、そう言えば、他の葬儀でも見たことがあります。

村上さんの疑問
 私は、吉田さんの研修生であるというだけで、来賓の席に座らせてもらいました。しかし、本来私は、あの席にいるべきではないと思いました。参列している人の中で、目頭を押さえてすすり泣いている人もいました。本当に故人の死を悲しんでいる人よりも先にお焼香をあげさせてもらったことに少し心が痛みました。やはり、政治関係の来賓は、個人的な付き合いの友人よりも優遇されるのでしょうか。
● 吉田の答え
 私たちは、早い時間につきました。吉田は、小磯議員との付き合いが長く、かつ選挙関係で何度も行事などに出ているため、そのような扱いになったのでしょう。奥様は隣の稲城市から嫁いでこられたのです。そのお父さんの葬儀にも10年ほどの前のことですが、出させて頂きました。本来でいうと、あのような席にわたしも座るべきではなかったのでしょうが、座ってしまったら途中で立ち上がるわけにもいかず、その席で最後までお見送りをする次第になりました。あのような、来賓席という形式が通常は取られませんので、政治家特有の形態なのでしょう。
 村上さんが秘書であれば、後でこられた伊藤代議士や柿澤元外務大臣の秘書の方のように外で待つ方法をとったのですが、あのように突然案内されて、村上さんを置いてきぼりにするわけには行かず、ずっと一緒の側にいたということです。
 自分が先に焼香をあげることが不自然ではないかという、気持ちは大事なことです。その気持ちこそを、これからの社会生活で大切にして下さい。

村上さんの疑問とコメント 
 私が本当に怒りを感じたことがあります。式の途中で携帯電話のベルがなったり、出棺までの間、タバコを吸っていたり、携帯電話で話していたりする人がいたことです。時間があるからといっても、タバコぐらい我慢できないのでしょうか。今すぐ電話しなければならない用件なのでしょうか。必ずしもそうではないと思います。あの席では控えるべきだと考える私は、頭が固いのでしょうか。
● 吉田の答え
 困った人たちですね。社会的、政治的な義理でお参りに来ているのでしょうから、あのタイプの人の為には、別室を作ってあげてそこで休息してもらうのが一番相応しいと思います。わたしが、なかなか携帯電話を買わずに、持っていないのもあのような恥ずかしい思いをしたくないからです。
 タバコも止めて久しくなります。

村上さんの疑問とコメント
 政治関係の方が多く参列される中で、独特な雰囲気がありました。みんな、目を光らせて誰が来ているかをチェックしているように思えました。少しでも知っている人がいたらお辞儀をしたり目で合図をしたりして挨拶をしていたように思います。ここに、政治家の精神が表れていると感じました。人とのかかわりに重点をおくということです。
● 吉田の答え
 吉田は村上さんと並んでいたので、その目線が入らなかったでしょうが、吉田も同じ目をしていたかもしれません。自分自身は、知り合いと挨拶をし損なうわけにはいかないと言う気持ちの表れなのですが、たしかに悲しみの目とは大きく異なっているのでしょう。

村上さんの疑問とコメント 
 出棺後、伊藤代議士に挨拶し、お昼をご一緒しました。驚くほどよく話し、よく食べ、本当に活発な方だと思います。うどんに肉じゃが、かつ丼に味噌汁を一度に食べる方は、初めて見ました。あの行動力に社交性の秘訣は、この食欲のおかげかもしれないと、本気で考えました。帰り際に、知り合いに笑顔で挨拶し、お店の方にも一言声をかけて帰っていました。態度の早代わりに驚きました。席に着くやいなや、吉田さんに町田市議会の探りを入れ始めたことでも、政治に真剣なことが分かりました。
● 吉田の答え
 村上さんが伊藤代議士と会うのは、二度目ですね。吉田の新年会で会って、会場で握手をして、名刺をもらったといっていましたね。吉田に比べて100倍は社交性に富む方ですし、食欲や行動力も10倍くらいあるでしょう。
 市議会(人事)のことを聞かれました。代議士からみて、今回のことがどういう状況で、今後どのような進展を示すのか、何人もの議員から幅広い情報収集で得て判断されるのでしょう。今日のように、他の自治体の地域で、代議士と単独の市議会議員が一緒の時間を過ごすというのは、15人もの市議がいる都市では、極めて珍しいことなのです。(秘密で出合ったわけではありませんので、いずれこの文は、ホームページに掲載することにします)
*様々の話題を問題として提起してくれたことに感謝しています。果たして、吉田の答えが正しいのか、正当だったか。これを判別するのはなかなか難しいことです。「今日の告別式で、村上さんが来賓席に座る状況になってしまった」という事態も、村上さん本人にとって、あの場にいたたまれない/落ち着かない心境だったと思います。

 

3 大里くんの感想と吉田の答え

大里くんの感想
 議会を傍聴して感じたことは、介護保険制度は間近に迫ってはいるものの、老人ホームに入居できない老人が存在したりするなど、現状では老人ホーム施設の供給量が高齢者数に比して過少であるため、今後急増する高齢人口に対する処方箋として、更なる準備が必要とされることを知った。また、請願第一号の保育園建設に関して、ある議員が一人だけ異議を唱えたところ、他の議員等から嘲笑を浴び、議員はそれに対して「不謹慎な!」と一喝したことに、改めて"議会の神聖さ"を知ることができた。
● 吉田の答え
 今日は議会の最終日でした。市長から提案された議案や請願を委員会で審議し、本会議で委員長が審議結果とその審査概要を報告します。その報告にもとづいて、議員は結果を出します。
 おおよその対応は、それぞれの所属会派で賛否を決めています。傍聴席から
みると、近い席の議員の中で、違う対応をとった場合は、会派の中で意見がことなっている可能性が高いことです。
 そこで記載の件ですが、今日の発言は討論と言います。それぞれの主張で他の議員に呼びかけるものです。たしかに高齢者が増えてくるのですが、「老人ホーム」の供給を増やすという解決策は現実の施策して財政的な面もあり、一概には正しいかどうかの判定がつきません。
 また、保育園建設に反対する請願についてですが、一人の賛成者しかいない
結果に他の議員が嘲笑したことは、ほめられたことではありませんが、他の議員が嘲笑に込めた意見というのは、最低一人紹介議員が必要とされる請願の裁決で何人もいる会派の議員がだれも同調しないのかという側面もあったわけです。さらに、賛成者はその建設予定地から遠く離れた地区にすんでいることもあります。

 

小泉さんのコメント  (企画総務常任委員会の傍聴)
  記事:午前中は委員会の傍聴
予算案などの審議が行われていた。
財政に関する審議が最も慎重に行われていたように思う。
なかでも、安易とも考えられる支出に対して以前にもあった同じようなことを引き合いにだし意見していた議員が印象的であった。
● 吉田の答え
 いい質議に注目しました。議員の役割の中で、もっとも大事なのが、行政のチェック機能です。これが、正しく機能していないため、オンブズマンの活躍が過大評価されるわけです。

小泉さんのコメント  (企画総務常任委員会の傍聴 議員の役目と任期について)
 コメント:「職員の皆さんは、当時は別の部署にいて知らないと思う         が、、、」意見した議員は上記のような発言をしていた。
 確かに職員は異動があり、長期にわたって同じ業務に携わることはほとんどないだろう。
 それを考えると、議員が継続的に市政をチェックし続ける必要があるように思う。
● 吉田の答え
 特別な技能を持って採用さた職員は別として、通常は活性化の為にも職場の移動が行われます。4−5年に一度という割合でしょか。つつがなく勤め、次の部署に移るのが役人の道でしょう。

小泉さんのコメント
 ならば、議員は同じ人が当選し続けることが良いのか。そうにも思わない。市民の代表という役割を果たすことが仕事である。市民の要求が変われば、当然議員の顔ぶれも変わるだろう。
● 吉田の答え
 市議会議員は、4年に一度の選挙があり、当選議員に持ち点制度はありません。ただあるのは、知名度だけです。市民ニーズの移り変わりで現職議員の落選もあります。私たちの時期の議員で言えば、最初に11名が当選し、次は9名が落選し、1名が国会に出るため辞職しました。現在は、同期議員は8名です。

小泉さんのコメント
 だが、そう変わってばかりいても機能しないのではないか。議員の任期はどの程度が最適か。答えることはできないようにも思う。だが、これだけは言えるだろう。議員は、「市民がなにを望んでいるか」を察知できる鋭い感覚を失わないよう努力しなくてはならない。
● 吉田の答え
 皆さんをインターンとして受け入れること、インターネットに先進的に挑戦し、ホームページで「議会と議員活動をオープンにする!」ことを実験しています。こういった行為が果たして、住民の望む内容であるかどうか、吉田は実験を押し進めているわけです。
 地元の役に立たない(利益にならない)と言うことで、不必要とされる可能性もあるわけです。

( f51205151 「第四回 インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え」の記事は、この行で終わります)


● 第三回 インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え

◎ 第三回 この記事の主旨

 議員インターンシップによる、2ヶ月間の現役学生をインターン受け入れが終了しました。それぞれにレポートを書いていただいた中から、主要なものを記事にしました。学生インターンは、小泉裕美さん(東京女子大3年)、大里亨くん(中央大学3年)、村上直子さん(中央大学1年)の3名に研修に来てもらいました。就職活動と重なる3年生が2名という状況でしたので、かならずしも全てが順調というわけでありませんが、成果はそれぞれの内容を参考として下さい。

 活動としては、議会の本会議・委員会の傍聴、私の質問作りや議会レポートの資料収集・原稿作成の手伝い、議員としての議会外活動への同行等をやっていただきました。あわせて、インターン体験記録のレポートを作ってもらい、その回答を用意しました。次々と新鮮な質問が飛び出しましたので、私としては、大変参考になりました。自分では常識であることが、一般の学生から見たら、不自然なこともたくさんあり、むしろその見地のほうが健全なことも含まれていました。その内のいくつかを記録と、私の答えを掲載することにしました。

 次回にも、別の形式でインターン学生の研修成果については、記事とします。

◎ この記事の見出し

 1 新議会スタート日議会についての疑問とコメント

 2 初めて一般質問を見ての疑問とコメント

 3 他の議員の質問や、吉田と他の議員のやりとりについて

 

1 新議会スタート日議会についての疑問とコメント

     (コメントしているのは、村上直子さんです)

村上さんの疑問とコメント
  50分も遅れて本議会が始まりました。どういう理由で遅れたのでしょうか。また、その理由は、傍聴する人には公表しないのでしょうか。是非するべきだと思います。
● 吉田の答え
 そうですね。傍聴人がいるわけですから、誰かが教えて上げるべきでしょう。ただし、この日の事態は別にして、どういう理由で遅れるのか、私たち当事者にもわからない時もあります! 
 このように、会議の進行がストップしていると、「議長がけしからん」、「委員長がけしからん」と様々の議員から言われることがあります。時として、議長や委員長の不信任につながることがあり、それらの声には要注意です。逆に、その声に押されて準備不足のまま会議を開くと、会議の進行に不手際が起こり、これまた、不信任とはいかないまでも嘲弄の対象となります。

村上さんの疑問とコメント
 午後から再開するとき、午前の休憩の前に話している事と、別の事から始まったように思います。質疑を採るところで終わったのに、文教社会常任委員会の委員長報告から始まりました。どうしてでしょうか。
● 吉田の答え
 傍聴者は、議案について十分な情報を持っていません。午前の議事は、「議会改革特別委員会」の委員長報告があり、委員会での少数意見の留保があった分の意見が発表され、議員より質議が出ました。その後に、関係する請願2件の裁決を行いました。
 その他に、その特別委員会の中間報告をやり、質議はありませんでした。その後、「行財政改革特別委員会」の中間報告があり、質議を問いましたが、無かったという次第です。委員会の中間報告というのは、聞き終えてその内容の是非を問うたり、報告事項の中身の賛否を問うということがありません。そのために、村上さんのように傍聴者側から見ると、結末がついていないように見えたのです。午前の会議はそこで、休憩となりました。

村上さんの疑問とコメント
 また、議長が、「本会議場が暑かったら、上着を脱いでもよろしいです。」と言いました。議長の許可がないと脱いではだめなのでしょうか。不思議に思いました。
●吉田の答え
 議会と言うところは、不思議な決まりがあるのですね。本議場では、議長が絶対的な権限を持たされています。他方、委員会ではなにも聞かずに上着を脱ぐ人もいます。私が委員長を務めていた総務常任委員会の審議ではそんなことはまったく気にしませんでした。
 エネルギー軽減のためには、なるべく冷暖房を加減し、衣服で調整するのが良いことでしょう。いずれ夏などはノーネクタイの時代がくるでしょう。格式張ったところで、議論の中身の方が大切と思います。 

村上さんの疑問とコメント
 暫時休憩後、議長の辞職がありました。その時議長席にいた人は一体誰なのでしょうか。急に変わったので驚きました。
● 吉田の答え
 休憩後、議長席に座ったのは副議長です。副議長が議長の辞職願いを発表し、議事日程に載せることを求めたものです。
  議長の辞職を全議員が異議なしとし、その後休憩としたわけです。

村上さんの疑問とコメント
 選挙をするところは見られませんでした。議長は立候補ではなく、暗黙のうちに大体決まってしまっているというのが不思議です。どうして立候補制にしないのでしょうか。立候補のほうが、やる気がある人を議長に立てられるので、良いと思います。
● 吉田の答え
 議長の立候補問題について! 4年前だった思いますが、議長は立候補で決めるべきだと言う意見が議員から発せられ、新聞でも話題になりました。12月に辞職された片山光代議員がその人でした。新聞では話題になりましたが、議会では対して話題となりませんでした。事務局の人に聞くと、当時の資料があると思います。片山議員のホームページは、吉田のリンクに入れています。当時は、資料も記事として入れてありましたので、見てみて下さい。

  <注記>議長が暗黙で決まるというのは誤解です。議長の選出は大事なことで、議長選の時は、各会派で対応を決め、自派が議長候補を出す時は、他の会派に挨拶まわりを行います。その後行われる副議長選挙も同様で、熾烈な闘争を会派間で行っています。
 受験勉強と一緒で、他人にはあまり一生懸命にやっているふりはしませんが、見えないところで、自分を売り込んだり、他の会派の様子を伺ったり、それは大変忙しい季節なのです。一巡したら、説明します。<注記: 今度の議長選は、大きな攻防と成りました・・・・別途、記事を用意します>

2 初めて一般質問を見ての疑問とコメント
       (コメントしているのは、村上直子さんです)

村上さんの疑問とコメント
 本議会の一般質問を見るのは初めてでした。今日は、午前中1人、午後から5人の質問がありました。 
午前中は、1時間30分近く一人の議員のみの質問でしたので、一日で終わるのか不安に思いました。しかし、一応は、議員の質問できる持ち時間は40分と決められていることが分かりました。タイマーがついていて、5分前になるとブザーが鳴って知らせてくれ、時間がなくなると、またブザーが鳴りました。鳴ると、強制的に質問を終わらされました。「やめさせろ!」と野次が飛び、議長も話の途中でも終わりだと告げました。その人の質問時間が長すぎるせいだとは思いますが、途中で切り上げなければならないのはつらいと思います。今まで調べてきた内容が水の泡になってしまうと思います。だから、時間配分のことも考慮して質問内容を考えなければならないという事が分かりました。
● 吉田の答え
 その通りですね。タイマーがあるので、時間配分は自己責任です。しかも、自分が質問するだけで、40分と言う時間ですので、けっこう長いですよ。 

村上さんの疑問とコメント
 傍聴人は、いつもの本会議や委員会よりも多くいました。しかし、最初から最後までいる人は少ないように思います。興味のある質問内容や、応援している議員さんの質問の時だけ聞きにくるといった人が多いのだと思います。しかし、一応の質問の順番は決まっているにもかかわらず、はっきりした時間のスケジュールは決まっていません。これでは、傍聴する人は、いつ頃自分の聴きたい質問の時間なのかがわからないので、不便だと思います。
● 吉田の答え
 これも、その通りですね。事前に順が決まっているわけですから、遅れた場合は順送する以外にないのでしょうね。 
 早く、議会のテレビ中継をすることが、一番の解決法です。

村上さんの疑問とコメント
 今日は、市長に質問している議員の発言に対して、道議がありました。いきなり他の議員が手を挙げて発言を求めたので、何事かと思いました。質問している議員の発言内容に、気に入らないことがあったようです。議長はその道議を採択し、本議会は休憩になりました。吉田さんに聞いたところ、その間、その二人の議員の間で話し合いによる調整がされるようです。そして、議会運営委員会が行われます。これには、張本人の2人は参加できません。その委員会では、経過の説明がありました。この後の本議会でどのようにするかの台本を委員の人に知らせているようなものだと感じました。その後、本議会が、道義をされた議員が、その言葉の趣旨を説明し、相手の議員が納得したという発言をして、そして、市長の答弁から始められました。あれだけごたごたしていたのに、何事もなかったように市長の答弁が始められたので、なにか、間の抜けた感じがしました。
● 吉田の答え
 「道議」とあるのは、「動議」と書きます。この動議というのは、議会だけでなく、一般の会議でも同じことですが、他の議事に優先して取り扱います。議員の発言中に重大な間違いがあったり、ウソがあったりした場合に、他の議員が「議長!動議」と声を上げ、議長からの指名と発言の同意を求めます。その議員は、議長から指名をもらうと、自分の席で、「○○議員の発言中、××という発言がありましたが、その内容は事実と違っており、重大な問題であります。よって、該当部分の発言の取り消しを求めます」等と一気にまくし立てます。その事態になると、議会が緊張するのがわかるでしょう。

 久しぶりの「動議」でしたが、この動議というのは、それをかける側も、かけられだ側も、発言の真偽の問題となる訳ですから、真剣です。市議会は、「記録」が文書で残していますので、このようなことは「記録」の中で異常な出来事があったことがわかります。事態によっては、自分の発言を訂正したり、取り消すことも起きます。私自身、総務常任委員長の時を除いて、自分が動議をかけたり、かけられたり、本会議の中で騒擾の当事者となることが何度かありました。

村上さんの疑問とコメント
 私は時間の関係で5人目の質問で帰る事になりましたが、まだまだ時間がかかりそうな雰囲気でした。一日中同じような言葉の繰り返しを見ているのはつらいことだと思います。自分の興味のあることならよいですが、そうではないなら、この会議を見ているのは大変です。全てを聞いているのは知識を得るため、市長の考えを知るためにはよいですが、議員の方が眠くなったり、野次を飛ばしたくなったりする気持ちもわかりました。私自身が傍聴していて初めて議員の大変さが理解できたように思います。
● 吉田の答え
 「野次を飛ばす気持ちがわかってくれましたか」、それでも、他人の意見をじっくりと聞くべきなのでしょうが。それでも、これからの議員は他の発言者の発言は静かに聞いてあげるべきなのでしょう。

村上さんの疑問とコメント
 疑問に思うことが多くありました。まず、今回、議員40人のうち、質問する議員は26人です。それ以外の人は何をしているのでしょうか。 
●吉田の答え
 ひたすら聞くだけになります!

村上さんの疑問とコメント
 また、質問する順番はどのように決められるのでしょうか、そしてその順番によって有利、不利は出てくるのでしょうか。
● 吉田の答え
 町田市議会では、会派ごとに代表者がくじを引いてきます。自民党のように人数が多いと早い順の人も、遅い順の人もいます。吉田は毎回質問をしますので、発言順に対しての希望は出さず、順番はいつも空いたところにしてもらいます。そういえば、一番に質問したことは無い気がします。

村上さんの疑問とコメント
 さらに、どうして議員は全員参加なのでしょうか。自分の興味のある質問だけ聞くというのはやはりだめなのでしょうか。議員が市長に対する質問は、いわば、個人的な興味の内容です。大して聞きたくもない質問と、それに対する答弁がある時もあると思います。
 議場で寝ているのなら、いっそ、退場して、自分の興味のあることに一生懸命になったほうが効率がいいように思うのですが、これは自己中心的な考えでしょうか。
●吉田の答え
 単位を取る範囲で授業に出るのでなく、住民の代表として議会に出ているわけです。結果的につまらないと思っても、様々の意見を耳に入れるのです。寝ているように見えても、けっして眠ってしまうようなへまをする人はまずいません。人の発言にミスなどあると、すぐ指摘するのが、議員の特徴でしょうか、才能なのでしょうか。
 合わせて、この一般質問というのは、議員にとってもっとも大事な仕事です。市長や教育委員長などに、どんなささいなことでも聞いて良いことになっています。住民の考えや意見を代弁するのが一般質問ですので、価値観の多彩さと考えて下さい。
 また、この本会議は過半数の議員がいないと成立しません。議員数が不足すると、流会となり、審議内容が全部パーになります。今日の議会は、午後7時30分までありました。

村上さんの疑問とコメント
 今日は、珍しいところを見ることができて勉強になりました。やはり、議会の傍聴など、なんでも経験してみることは、物事を知る一番効率がよい方法だということがわかりました。
●吉田の答え
 議員の発言に動議がかかることは、大変珍しいことです。しかし、決して無いことではありません。議員の発言は、他の議員から常に、そのような対象と見られているわけです。また、委員会の中などで、委員の中で不適切な発言をされたこともありますが、動議かかかる以前にご自身で訂正すると、委員長が「職権」で議事録から削除した例もあります。私が総務常任委員長を務めた時にも、そういう処置をした記憶があります。

3 他の議員の質問や、吉田と他の議員のやりとりについて

(コメントしているのは、村上直子さんです)

村上さんの疑問とコメント
 昨日と同じく、今日も本議会、一般質問を傍聴しました。
 各議員によっていろいろと質問の形式が違うことがわかりました。40分いっぱいを壇上の質問で使う人もいるし、再質問を何度もする人、自分の意見を述べるだけで、市長の答弁を求めない人もいました。

 驚いたのは、古宮議員の質問の仕方です。マイクもいらないほど大きな声で発言し、写真や資料を示して質問を強めていました。まるでパフォーマンスのようでした。しかし、市長はといえば、示した資料もじっくりと見ようもせず、「ああ、またやっているよ・・・。」といいたそうな顔をしているように見えました。確かにその議員の質問の内容は、他の議員の、小難しい言葉の質問よりもわかりやすかったです。これが、その議員が市民に人気がある秘訣でしょうか。
● 吉田の答え
 その通りです。あのお年、あの声、あのパフォーマンスにはだれもついていけません。あのおじいちゃんは、4回の連続トップ当選が自慢で、吉田つとむの2倍以上の得票を得ています。前には、私の3倍も得票していたことで明らかなように、住民にはたいそうな人気を博しています。

村上さんの疑問とコメント

 吉田さんは、以前、事前に議員の質問に対する市長の答弁は、あらかじめ台本のようなものが作ってあると言いました。では、再質問に対しては、どうなのでしょうか。再質問の内容までは予測がつけられないと思います。市長は、再質問に対して臨機応変に自分の言葉で答弁しているのでしょうか。
● 吉田の答え
 その通りです。市長は台本を持って壇上に出て来ますが、しかし、自分の考えを特に出したい場合は台本に束縛されずに、かなり自分のペースで答えている感じです。再質問に対しての答弁書は無いので、当然のこととして、寺田市長は、臨機応変に対応しなければいけません。

 それは、再質問も同様です。まさか、予測通りに答弁があるかどうか、わかりません。市長は、質問に答える形式で、実は質問に答えているのではなく、自身自身の考えを述べている時もあるわけです。一般質問は、議員と市長の試合のようなものです。

 追加記事: 今度の議会では、一人の質問に市長が答弁し、同様な答弁内容を助役が「補足」するという、重複した行為が何度もありました。議員には、大変不評で、何度かヤジが入りました。

村上さんの疑問とコメント
 昼食時、他の議員の人が、吉田さんの車の看板に対して、'リアルタイムで議会がわかる'というのは、本当にすぐに分かるのではないのだからだめだよと言ってきました。笑いながら冗談のように言っていましたが、結構きついこというなぁと思い、やはり、議員の人は、ちくりといやみを言うのがうまいと感じました。
● 吉田の答え
 あの議員も、高い得票を取る議員です。自分の名前を大きく書いた宣伝カー(そのまま選挙カーに乗っているようだ)に乗っています。自分の名前を一切書いていない、吉田つとむの車のことが気になるのでしょう。
 インターネットをやってみて、この文が記事になるところを見たらもっとビックリされるでしょう。大西議員は、インターネットとは無縁のようです。追加記事: その大西議員は、珍しく今議会の一般質問を休まれました。風邪を引いて欠席となったためで、まさに鬼の霍乱と言えるものでした。お大事に!

村上さんの疑問とコメント
 午後からは、議長が変わっていました。どうしてでしょう。議長席に座っていた人は誰なのでしょうか。
● 吉田の答え
 あの人は伊藤副議長さんです。議長さんが用件がある時は、あのように交替して議長席に座ります。私たちが、替わりに座ることは許されません。

村上さんの疑問とコメント
 また、私が手にした一般質問通告書にある発言順位が、今日、実際に行われたものと違っていたのはなぜでしょうか。私が聞き逃しただけかもしれませんが、その事に関して、何か説明はありましたか。
● 吉田の答え
 実は、発言順が替わるという説明がありました。眠っているようで、しっかり聞いているでしょう。

● その他の事件
 村上さんが帰った後、本会議は延々と続きました。市行政の職務で、大きな問題が発生していることが明らかになったため、市長がその内容を本会議場で説明し、それぞれ議員が質議を行うことになりました。終了時間は10時近かったと思います。
 その間、私たちは休憩時間に、部屋でカップラーメンを食べただけです。

( f51204201 「第三回 インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え」の記事は、この行で終わります)


● 学生インターンを連れ、先輩インターンを訪問する(喜友名智子さんを、松下政経塾に訪ねる)

1 松下政経塾を訪れて  (インターン 大里 亨君 記)
2 先輩インターン 喜友名さんを訪ねて (インターン 村上直子さん 記)

■写真 先輩インターンの喜友名さんを、松下政経塾に訪ねました

 

1 松下政経塾を訪れて  (インターン 大里 亨君 記)

 2月28日松下政経塾を訪れた。過去の研修生であった喜友名さんは教養が広く、活発であるという印象が強かった。また、建物の造りや鐘の音など細部にこだわりが見られた。茶道がカリキュラムに組み込まれているということで茶道室があり、そこも拝見させていただいた。室内にあった「素直」という掛け軸には感心させられた。素直な心が特に商人には必要とされる。

 つまり、物事の本来あるべき姿だけに着目することで私利私欲にとらわれることなく、判断に迷うことも無いと解釈することができ、これは政治家にも適用されるであろう。商人としての資質について、(政治家としての資質についても)学ぶべきものの多い一日であった。   (終わり)

2 先輩インターン 喜友名さんを訪ねて (インターン 村上直子さん 記)

 吉田さんの会話に、よく、喜友名さんの名前が出てくるので、一体どんな人なのかとても興味があり、会えることを楽しみにしていました。そして今日、喜友名さんにあえて本当によかったです。喜友名さんとお話して、学ぶ事がいろいろとありました。

 まず、喜友名さんの知識の広さに驚きました。質問することには全て細かく答えてくれ、適切なアドバイスも与えてくれました。また、彼女が研究しようとしている沖縄の問題についても、分かりやすく説明してもらい、考えていることの深さまでも実感することができました。どうやったらあれだけの知識が備わるのか、不思議に思ったほどです。

 次に、喜友名さんの身のこなし、話し方がとてもスマートで、これは見習うべきだと思いました。会話をしていて、本当に楽しかったです。彼女の話にはとても説得力がありました。それは、物事に対する自分の意見を言うことができて、その意見に自信を持っているからだと思います。相手に自分の意見を言えるということは、改めて、重要な事だと思いました。
 

 喜友名さんは、私に、「焦らなくても、大学生活の中で何かやったという結果を残せば良い。その結果とは、成功ではなくても良い、何かに興味を持って、それに向かって行動できたということが評価されるでしょう。」とアドバイスしてくれました。その言葉に、衝撃を受けました。今までは、自分は何をすべきなのか、どんな道に進むべきなのかを一生懸命模索して、ひとつのことに決められない自分に焦りを感じていました。しかし、ひとつに決められないということは、たくさんの事に興味があるということです。そして、その興味を持ったことに、いろいろとチャレンジしていけば自分に本当に合ったものが自然と理解できるようになると考えられるようになりました。

 喜友名さんとの会話から教わったことは、これだけではありません。このレポートには書ききれないくらいたくさんの事を学びました。本当に、私の大学生活において刺激になる事ばかりでした。今回のように、人と会い、話をするというのは、他人を見て、自分を見つめなおす良い機会になると思います。本当に話ができてよかったと思います。     (以上)

f31203153   <(学生インターンと先輩インターンを訪問する)の記事は、この行で終わります>


● PFI 事業の可能性(インターン学生 大里亨さん作)

        戸田建設担当者(PFI推進室長)の講演を聴いて

◎ 吉田の前書き

 平成12年2月8日、東京ねっとわーく(私が参加する、東京都内の超党派議員の政策研究グループで、会長 榎本雄一江東区議)は、定例の勉強会を開催しました。私はその会の幹事長を務めており、今回はたま

たま、インターン学生(大里亨さん)に同行してもらうことにしました。

 講演のタイトル PFI(Private Finance Initiative) とし、民間企業(ゼネコン)の方を講師として迎えることになっていました。下記の内容は、同行したインターン学生の大里亨さんが、その講演を聞いてレポートしてまとめたものです。

 せっかくですので、全文を掲載しました。大里さんは大学3年生で商社に就職希望だと言うことで、内容をまとめるに当たって、PFIと商社の関係にも言及するように指示しました。議会・議員との役割まで書いてくれましたので、私のコメントは省くことにしました。

 講師の方から、大里さんへの文章に対する「書き込み」のメールも届きましたので、あわて掲載いたします。該当部分だけを取り出し、それぞれの見出しの冒頭部分を載せました。

◎ 大里さんの要旨 (戸田建設PFI推進室長の講演を聴いて -それに対する自己の見解-)

 近年のような財政負担に悩む国及び自治体において、PFI 事業を推進することは大いに意義がある。他方、民間としても新規の事業に参入するための絶好の機会となることが予想される。
しかしながら、官民との事業契約では力関係により締結されることが懸念されたり、運営面においては、長期にわたり資金回収を図るための明確なビジョンが要求されるなど着手するにもさらなる検討が必要と思われる。

◎ 見出し

 1. 講演の要旨

 2. 講演に関する自分のコメント

 3. PFIと商社との関係

 4. 議会・議員の役割

 5。 それへの意見など

 

 1. 講演の要旨

 近年、国及び地方自治体は財政難に陥っている。そこで、財政負担の軽減を図るためPFIという手法が必要となる。 PFI (Private Finance Initiative) とは、イギリスのサッチャー政権において端を発したもので「小さな政府」を標榜するべく民間主導の下で、それらの有する資金やノウハウを最大限に活用することにより、財政支出を減らすために実施されたものである。その根底には VFM (Value For Money) 、すなわち、最少の費用でもって最大の効果を地域住民に与えるようなサービスを提供するという理念がある。PFI推進法によると、道路、公園、鉄道など、いわゆる公共施設はもちろん、刑務所もその対象となり、原則的には「何でもあり」となっている。
 PFI事業の類型としては、 BOT 方式、 BOO 方式などいくつか列挙されるが、なかでも戸田建設は BOT 方式を検討中。公共施設を建設 (Build) し、ある一定の期間保有 (Own) し、運営をすることでコストの回収を図り、後に公共側に譲渡 (Transfer) する。
 事業に着手するにあたっては SPC (Special Purpose Company) という特別目的会社を設立し、主として国あるいは自治体との間で事業権契約、金融機関との間では融資契約、建設会社との間では建設契約、保険会社との間では保険契約を結ぶ。資金調達の際には、通常の企業形態のように担保として土地や企業信用などの概念は無いためキャッシュフローが担保となる。
 効果としては、国、自治体の財政負担が軽減されて新事業に着手する機会も増大し、地域住民が生活するうえで基盤となるインフラ整備に寄与できること、一方、民間企業としても新しい分野への参入機会が増えることで経済は活発となり、景気対策としても有効である。

2. 講演に関する自分のコメント

 確かに、 PFI という構想それ自体はきわめて画期的である。しかしながら、講演を聴いて感じたことは PFI では民間が主体となって事業者が、すなわちそれに着手する側が「一方的に」手を加え、サービスを提供していくことになる。そもそも、公共事業の本旨は住民のために真に必要となるサービスを「供給」することにある。「提供」と「供給」とは異なる。供給とは需要者側のニーズを前提として、それに応じることである。つまり、PFIは住民たちの意見を反映したものとなることに期待したい。近頃の公共事業を見ていると、本当に道路を直す必要があるのか、本当にダムを建設する必要があるのかと疑問に思うことがよくある。要するに、ムダが多いのである。(確かにそれらは結果的には呼び水となって失業者解消に貢献しているが、ただ闇雲に公共事業をやればよいというわけではない)繰り返すが、住民のニーズに応じた PFI の実行に期待したいというのが率直な意見である。
 また、 PFI 推進法に関して感じたことであるが、この法によると、公共性の高い施設の場合は土地は期限付きで無償貸し与えとなり、日本開発銀行は無利子で融資してくれ、借地権も発生しないので事業者にとっては公共性の高い施設を造るほうがメリットがある。この条文を反対解釈してみると公共性が低い施設を造れば借地権が発生するので、固定資産税が市の財源となることが考えられる。つまり、市としては事業者が公共性の低い施設を造ることで(公共性の低い施設を意図的に造らせることで)財政収入を図ることができるのではないか。

3. PFI と商社との関係

 商社は情報が命である。とりわけ総合商社は海外に進出しており、世界各地で得た様々なノウハウを多分に有している。つまり、商社の持つ他業界と比しての相対的(情報の)優位性がPFI推進の上での中核となることは間違いないとの点で PFI との関わりが見られる。
 総合商社がこれまでに手がけた PFI 事業の実例を挙げれば、トルコの上水道事業がある。トルコはかつて深刻な水不足に悩まされ、当時は資金面でも問題があり、単独ではなかなか解決ができなかった。そこで、総合商社が出資に加わり施工後所有権はトルコに譲渡する BOT 方式が断行された。
 また、インドネシアでの火力発電所もPFIの所産である。(同国もやはり資金面で問題を抱えており、インドネシア政府は 91年に外資の導入により国際入札を行なった。)そして、火力発電所を建設、所有、運営し 30年にわたって電力を売ることで投資資金を回収する BOO 方式を採用した。このように商社はこれまで築き上げたノウハウをフルに活用することで比較的容易にPFIを単独で、あるいは他の企業、業界と提携することによりPFI推進を促せるのではないだろうか。

4. 議会・議員の役割
 

  PFI とは何か?まずはこういった質問が一般的であることが予想されるため、知識の普及、情報の公開により、住民に PFI に関心を持ってもらうことが必要である。第 2 番目として、住民の声を聞いたうえで着手していくよう心がけなければならない。これら 2 つの要件を兼ね備えて初めてPFIは民主主義的な形態となるのである。今日のような PFI 黎明期においては、とりあえず PFI 事業に関する啓蒙活動が要求される。

<この行で、大里亨さんの作成記事は終わります。

*1. 講演の要旨への講師の書き込み

 ご説明の中でも申し上げましたが、ゼネコンをはじめPFI事業に参加する企業は事業参加にあたっては、リスクの回避に努めます。現状の日本の公共事業においては、独立採算的な公共事業で、収益性の期待できる事業ほとんどないことから、このようなPFI事業にはBOT,BTO、BOO方式では、民間企業は受け入れないと考えます。従って、リスクの少ないサービス提供型の事業にのみ注目しているのが現実でしょう。
  ゼネコンの本音としては、建設のみを有利に受注するための手段としての、PFI事業へ参加(出資)であり、事業内容の拡大による収益増は、重要視していません。戸田建設は、BOTを検討しているというのは、表向きの話しであると理解して下さい。(先日の勉強会では、ゼネコンとしての立場でのPFIは控えてお話ししたつもりです)

 また、建物施設の所有権に付いては、民間リスクが高いことから、BOT、BOO方式は、民間事業者は避けたいと考えます。公共はサービス提供が目的であり、建物施設の保有は本来必要がないと考えますが、民間側も同様に建物施設の所有権の保有を必要としません。お互いに矛盾していますが…….。

*2. 講演に関する大里君のコメントへの講師の意見

 このような、論旨の組立は残念ながらありえません。固定資産税をPFI事業にオンすることは、PFI事業者の入札価格に加算され、ついては住民へのサービス料に跳ね返ります。つまり、納税者への負担増になります。
 何故に無償とするのかの本質をご研究いただければ幸いです。また、PFI事業により財政収入を期待することは全くナンセンスであり、PFIの目的に背を向けることになります。
 PFI推進法は、これを阻害する税制や規制等の要因があれば、取り除くことにより、高いVFMの実現を図ろうとするものです。そのことは行政や議会の重要な役割と考えます。

*3. 大里君作、PFIと商社との関係への講師の書き込み

 海外と日本国内との事情の違いは、商社にとって大きなPFI事業にあたってのネックとなっています。その理由としては、
  @今まで自治体相手の商行為が少なく、自治体からの情報収集が弱いこと。
  A国内における資金調達力に必ずしも強くないこと。
  BDBや施設運営のノウハウを持っていないこと。
  C企画提案する部門が社内にない(ほとんど外注)こと。等々。
 から、現状では、総合力に勝るゼネコンをパートナーとして組み入れない限り、まずPFI事業には乗り出せないのが実態です。海外で、商社が強いとされているのは、地についた海外拠点を持っていることや貿易
業務により、リスク対応力が優れていたところにあると考えます。商社の実情は、大手とはいえ経営不振に陥っており、しばらくは日本版PFIについては、無理な投資を避け、静観状態といえるのではないでしょうか。

f51203152 (インターン生(大里亨さん)のレポートは、この行で終わります)


● 第二回 インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え

◎ 第二回 この記事の主旨

 現役の学生を受け入れる、議員インターンシップも1ヶ月が過ぎました。途中経過のものですが、様々の活動をなるべく手を加えないで、記事にしたいと思います。インターンは、小泉裕美さん(東京女子大3年)、大里亨くん(中央大学3年)、村上直子さん(中央大学1年)の3名の学生に研修に来てもらっています。

 議会の本会議・委員会の傍聴、私の質問作りや議会レポートの資料収集・原稿作成の手伝い、議員としての議会外活動への同行等をやっていただきます。

 インターン体験記録のレポートを作ってもらい、その回答を用意しました。次々と新鮮な質問が飛び出します。その内のいくつかを記録と、私の答えを掲載することにしました。

 

◎ この記事の見出し

 1 新議会スタート日議会についての疑問とコメント

 2 初めて一般質問を見ての疑問とコメント

 3 他の議員の質問や、吉田と他の議員のやりとりについて

 

1 新議会スタート日議会についての疑問とコメント

     (コメントしているのは、村上直子さんです)

村上さんの疑問とコメント
  50分も遅れて本議会が始まりました。どういう理由で遅れたのでしょうか。また、その理由は、傍聴する人には公表しないのでしょうか。是非するべきだと思います。
● 吉田の答え
 そうですね。傍聴人がいるわけですから、誰かが教えて上げるべきでしょう。ただし、この日の事態は別にして、どういう理由で遅れるのか、私たち当事者にもわからない時もあります! 
 このように、会議の進行がストップしていると、「議長」がけしからん、「委員長」がけしからんと言われることがあります。

村上さんの疑問とコメント
 午後から再開するとき、午前の休憩の前に話している事と、別の事から始まったように思います。質疑を採るところで終わったのに、文教社会常任委員会の委員長報告から始まりました。どうしてでしょうか。
● 吉田の答え
 傍聴者は、議案について十分な情報を持っていません。午前の議事は、「議会改革特別委員会」の委員長報告があり、委員会での少数意見の留保があった分の意見が発表され、議員より質議が出ました。その後に、関係する請願2件の裁決を行いました。
 その他にその特別委員会の中間報告をやり、質議はありませんでした。その後、「行財政改革特別委員会」の中間報告があり、質議を問いましたが、無かったという次第です。午前の会議はそこで、休憩となりました。

村上さんの疑問とコメント
 また、議長が、「本会議場が暑かったら、上着を脱いでもよろしいです。」と言いました。議長の許可がないと脱いではだめなのでしょうか。不思議に思いました。
●吉田の答え
 議会と言うところは、不思議な決まりがあるのですね。委員会では、なにも聞かずに上着を脱ぐ人もいます。総務常任委員会の審議ではそんなことはまったく気にしませんでした。
 エネルギー軽減のためには、なるべく冷暖房を加減し、衣服で調整するのが良いことでしょう。いずれ夏などはノーネクタイの時代がくるでしょう。 

村上さんの疑問とコメント
 暫時休憩後、議長の辞職がありました。その時議長席にいた人は一体誰なのでしょうか。急に変わったので驚きました。
● 吉田の答え
 休憩後、議長席に座ったのは副議長です。副議長が議長の辞職願いを発表し、議事日程に載せることを求めたものです。
  議長の辞職を全議員が異議なしとし、その後休憩としたわけです。

村上さんの疑問とコメント
 選挙をするところは見られませんでした。議長は立候補ではなく、暗黙のうちに大体決まってしまっているというのが不思議です。どうして立候補制にしないのでしょうか。立候補のほうが、やる気がある人を議長に立てられるので、良いと思います。
● 吉田の答え
 議長の立候補問題について! 4年前だった思いますが、議長は立候補で決めるべきだと言う意見が議員から発せられ、新聞でも話題になりました。12月に辞職された片山光代議員がその人でした。新聞では話題になりましたが、議会では対して話題となりませんでした。事務局の人に聞くと、当時の資料があると思います。片山議員のホームページは、吉田のリンクに入れています。当時は、資料も記事として入れてありましたので、見てみて下さい。

  <注記>議長が暗黙で決まるというのは誤解です。議長の選出は大事なことで、議長選の時は、各会派で対応を決め、自派が議長候補を出す時は、他の会派に挨拶まわりを行います。その後行われる副議長選挙も同様で、熾烈な闘争を会派間で行っています。
 受験勉強と一緒で、他人にはあまり一生懸命にやっているふりはしませんが、見えないところで、自分を売り込んだり、他の会派の様子を伺ったり、それは大変忙しい季節なのです。一巡したら、説明します。<注記: 今度の議長選は、大きな攻防と成りました・・・・別途、記事を用意します>

2 初めて一般質問を見ての疑問とコメント
       (コメントしているのは、村上直子さんです)

村上さんの疑問とコメント
 本議会の一般質問を見るのは初めてでした。今日は、午前中1人、午後から5人の質問がありました。 
午前中は、1時間30分近く一人の議員のみの質問でしたので、一日で終わるのか不安に思いました。しかし、一応は、議員の質問できる持ち時間は40分と決められていることが分かりました。タイマーがついていて、5分前になるとブザーが鳴って知らせてくれ、時間がなくなると、またブザーが鳴りました。鳴ると、強制的に質問を終わらされました。「やめさせろ!」と野次が飛び、議長も話の途中でも終わりだと告げました。その人の質問時間が長すぎるせいだとは思いますが、途中で切り上げなければならないのはつらいと思います。今まで調べてきた内容が水の泡になってしまうと思います。だから、時間配分のことも考慮して質問内容を考えなければならないという事が分かりました。
● 吉田の答え
 その通りですね。タイマーがあるので、時間配分は自己責任です。しかも、自分が質問するだけで、40分と言う時間ですので、けっこう長いですよ。 

村上さんの疑問とコメント
 傍聴人は、いつもの本会議や委員会よりも多くいました。しかし、最初から最後までいる人は少ないように思います。興味のある質問内容や、応援している議員さんの質問の時だけ聞きにくるといった人が多いのだと思います。しかし、一応の質問の順番は決まっているにもかかわらず、はっきりした時間のスケジュールは決まっていません。これでは、傍聴する人は、いつ頃自分の聴きたい質問の時間なのかがわからないので、不便だと思います。
● 吉田の答え
 これも、その通りですね。事前に順が決まっているわけですから、遅れた場合は順送する以外にないのでしょうね。 
 早く、議会のテレビ中継をすることが、一番の解決法です。

村上さんの疑問とコメント
 今日は、市長に質問している議員の発言に対して、道議がありました。いきなり他の議員が手を挙げて発言を求めたので、何事かと思いました。質問している議員の発言内容に、気に入らないことがあったようです。議長はその道議を採択し、本議会は休憩になりました。吉田さんに聞いたところ、その間、その二人の議員の間で話し合いによる調整がされるようです。そして、議会運営委員会が行われます。これには、張本人の2人は参加できません。その委員会では、経過の説明がありました。この後の本議会でどのようにするかの台本を委員の人に知らせているようなものだと感じました。その後、本議会が、道義をされた議員が、その言葉の趣旨を説明し、相手の議員が納得したという発言をして、そして、市長の答弁から始められました。あれだけごたごたしていたのに、何事もなかったように市長の答弁が始められたので、なにか、間の抜けた感じがしました。
● 吉田の答え
 「動議」と書きます。議会が緊張するのがわかるでしょう。久しぶりの動議でした。議会は、「記録」が大事ですので、このようなことは「記録」の中で異常な出来事があったことがわかります。事態によっては、自分の発言を訂正したり、取り消すこともおきます。 

村上さんの疑問とコメント
 私は時間の関係で5人目の質問で帰る事になりましたが、まだまだ時間がかかりそうな雰囲気でした。一日中同じような言葉の繰り返しを見ているのはつらいことだと思います。自分の興味のあることならよいですが、そうではないなら、この会議を見ているのは大変です。全てを聞いているのは知識を得るため、市長の考えを知るためにはよいですが、議員の方が眠くなったり、野次を飛ばしたくなったりする気持ちもわかりました。私自身が傍聴していて初めて議員の大変さが理解できたように思います。
● 吉田の答え
 「野次を飛ばす気持ちがわかってくれましたか」、それでも、他人の意見をじっくりと聞くべきなのでしょうが。 

村上さんの疑問とコメント
 疑問に思うことが多くありました。まず、今回、議員40人のうち、質問する議員は26人です。それ以外の人は何をしているのでしょうか。 
●吉田の答え
 ひたすら聞くだけになります!

村上さんの疑問とコメント
 また、質問する順番はどのように決められるのでしょうか、そしてその順番によって有利、不利は出てくるのでしょうか。
● 吉田の答え
 町田市議会では、会派ごとに代表者がくじを引いてきます。自民党のように人数が多 いと早い順の人も、遅い順の人もいます。吉田は毎回質問をしますので、順番は空いたところにしてもらいます。そういえば、一番に質問したことは無い気がします。

村上さんの疑問とコメント
 さらに、どうして議員は全員参加なのでしょうか。自分の興味のある質問だけ聞くというのはやはりだめなのでしょうか。議員が市長に対する質問は、いわば、個人的な興味の内容です。大して聞きたくもない質問と、それに対する答弁がある時もあると思います。
 議場で寝ているのなら、いっそ、退場して、自分の興味のあることに一生懸命になったほうが効率がいいように思うのですが、これは自己中心的な考えでしょうか。
●吉田の答え
 単位を取る範囲で授業に出るのでなく、住民の代表として議会に出ているわけです。結果的につまらないと思っても、様々の意見を耳に入れるのです。寝ているように見えても、けっして眠ってしまうようなへまをする人はまずいません。人の発言にミスなどあると、すぐ指摘するのが、議員のとくちようでしょうか。
 合わせて、この一般質問というのは、議員にとってもっとも大事な仕事です。市長や教育委員長などに、どんなささいなことでも聞いて良いことになっています。価値観の多彩さと考えて下さい。
 また、この本会議は過半数の議員がいないと成立しません。議員数が不足すると、流会となり、審議内容が全部パーになります。今日の議会は、午後7時30分までありました。

村上さんの疑問とコメント
 今日は、珍しいところを見ることができて勉強になりました。やはり、議会の傍聴など、なんでも経験してみることは、物事を知る一番効率がよい方法だということがわかりました。
●吉田の答え
 議員の発言に動議がかかることは、大変珍しいことです。しかし、決して無いことではありません。議員の発言は、他の議員から常に、そのような対象と見られているわけです。また、私が総務常任委員長を務めている時、委員の中で不適切な発言をされたことがありますが、動議かかかる以前にご自身で訂正されましたので、委員長が「職権」で議事録から削除した例もあります。

3 他の議員の質問や、吉田と他の議員のやりとりについて

(コメントしているのは、村上直子さんです)

村上さんの疑問とコメント
 昨日と同じく、今日も本議会、一般質問を傍聴しました。
 各議員によっていろいろと質問の形式が違うことがわかりました。40分いっぱいを壇上の質問で使う人もいるし、再質問を何度もする人、自分の意見を述べるだけで、市長の答弁を求めない人もいました。

 驚いたのは、古宮議員の質問の仕方です。マイクもいらないほど大きな声で発言し、写真や資料を示して質問を強めていました。まるでパフォーマンスのようでした。しかし、市長はといえば、示した資料もじっくりと見ようもせず、「ああ、またやっているよ・・・。」といいたそうな顔をしているように見えました。確かにその議員の質問の内容は、他の議員の、小難しい言葉の質問よりもわかりやすかったです。これが、その議員が市民に人気がある秘訣でしょうか。
● 吉田の答え
 その通りです。あのお年、あの声、あのパフォーマンスにはだれもついていけません。吉田つとむの2倍以上の得票を得ています。

村上さんの疑問とコメント

吉田さんは、以前、事前に議員の質問に対する市長の答弁は、あらかじめ台本のようなものが作ってあると言いました。では、再質問に対しては、どうなのでしょうか。再質問の内容までは予測がつけられないと思います。市長は、再質問に対して臨機応変に自分の言葉で答弁しているのでしょうか。
● 吉田の答え
 その通りです。市長は台本を持って壇上に出来ますが、しかし、自分の考えを特に出したい場合は台本に束縛されずに、かなり自分のペースで答えている感じです。再質問に対して、当然のこととして、臨機応変に対応しなければいけません。

 追加記事: 今度の議会では、一人の質問に市長が答弁し、どうような答弁を助役が補足するという、重複した行為が何度もありました。議員には、大変不評で、何度かヤジがいりました。

村上さんの疑問とコメント
 昼食時、他の議員の人が、吉田さんの車の看板に対して、'リアルタイムで議会がわかる'というのは、本当にすぐに分かるのではないのだからだめだよと言ってきました。笑いながら冗談のように言っていましたが、結構きついこというなぁと思い、やはり、議員の人は、ちくりといやみを言うのがうまいと感じました。
● 吉田の答え
 あの議員も、高い得票を取る議員です。自分の名前を大きく書いた宣伝カー(そのまま選挙カーに乗っているようだ)に乗っています。自分の名前を一切書いていない、吉田つとむの車のことが気になるのでしょう。
 インターネットをやってみて、この文が記事になるところを見たらもっとビックリされるでしょう。大西議員は、インターネットとは無縁のようです。追加記事: その大西議員は、珍しく今議会の一般質問を休まれました。風邪を引いて欠席となったためで、まさに鬼の霍乱と言えるものでした。お大事に!

村上さんの疑問とコメント
 午後からは、議長が変わっていました。どうしてでしょう。議長席に座っていた人は誰なのでしょうか。
● 吉田の答え
 あの人は伊藤副議長さんです。議長さんが用件がある時は、あのように交替して議長席に座ります。私たちが、替わりに座ることは許されません。

村上さんの疑問とコメント
 また、私が手にした一般質問通告書にある発言順位が、今日、実際に行われたものと違っていたのはなぜでしょうか。私が聞き逃しただけかもしれませんが、その事に関して、何か説明はありましたか。
● 吉田の答え
 実は、発言順が替わるという説明がありました。眠っているようで、しっかり聞いているでしょう。

● その他の事件
 村上さんが帰った後、本会議は延々と続きました。市行政の職務で、大きな問題が発生していることが明らかになったため、市長がその内容を本会議場で説明し、それぞれ議員が質議を行うことになりました。終了時間は10時近かったと思います。
 その間、私たちは休憩時間に、部屋でカップラーメンを食べただけです。

( f51203151 「第二回 インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え」の記事は、この行で終わります)


● インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え

◎ この記事の主旨

 私は議員インターンシップとして、小泉裕美さん(東京女子大3年)、大里亨くん(中央大学3年)、村上直子さん(中央大学1年)の3名の学生に研修に来てもらっています。

 議会の本会議・委員会の傍聴、私の質問作りや議会レポートの資料収集・原稿作成の手伝い、議員としての議会外活動への同行等をやっていただきます。

 とりあえず、インターン体験記録のレポートを作ってもらうことにしたのですが、次々と新鮮な質問が飛び出します。レポート全体の掲載はいずれのこととして、村上直子さんが書いたレポートにある質問の内容と、私の答えをいくつか掲載することにしました。

◎ この記事の見出し

  1 最初の感想・疑問(委員会傍聴)と吉田の答え

  2 二日目の疑問と吉田の答え

  3 三日目の疑問と吉田の答え

  4 吉田からの希望

  5 他のインターンの皆さんへ

  6 書き漏らしの補遺

 

1 村上さんの最初の感想・疑問(委員会傍聴)と吉田の答え

 インターン研修生の村上直子さんは、議会に対してなんの予備知識が無くて、到着するやいきなり委員会室の傍聴席に着きました。場所と日時は、平成12年1月27日の午前10時です。私が委員長を務める総務常任委員会の傍聴です。この日は、1月臨時議会の総務常任委員会付託案件の審査を行いました。付託案件は、4件ありました。 

  <感想と疑問の抜き書き>

 質疑、討論において、発言する方も、ほぼ毎回同じで、何か、原稿どおりに進んでいるといった感じがしました。討論では、反対意見を述べても、賛成意見の発言がありませんでした。反対意見を聞き、考える時間もなく、すぐに採決を取る。これで一体、討論と言えるのかと思いました。結果はわかっているからだとは思いますが、少しは考慮もするべきだと思いました。それから、各議案について、細かい質疑をすることは重要だとわかっていますが、各部の人がいじめられているようにも思えました。

感想A  

 質疑、討論において、発言する方も、ほぼ毎回同じで、何か、原稿どおりに進んでいる

答えA

 4件の条例案を審議したのですが、第1号と第4号議案に関して、委員が共通の問題点をあけで、質議が行ったために、毎回同じに思われたのだろうと思います。第2号と第4号議案共に、同じ分野の条例改正案であり、同様な感じがしたのでしょう。

 討論では、共産党の委員が、第1号と第4号議案に関して、同様な見地から反対意見を述べたため、原稿通りに進んでいると感じられたのでしょう。他の委員は、全員賛成でした。

感想B  

 討論では、反対意見を述べても、賛成意見の発言がありませんでした。反対意見を聞き、考える時間もなく、すぐに採決を取る。これで一体、討論と言えるのかと思いました。結果はわかっているからだとは思いますが、少しは考慮もするべきだと思いました。そ

答えB

 まず、条例等の審査の手順を説明します。町田市議会では、次のような次第で進行します。本会議に条例案が提案され、理事者の提案理由説明が行われます。次に、(非公式なものですが)議案説明会があり、各担当部長が全部の議員に説明します。本会議で、関係する議案を委員会で審査する委員を除いた議員が質議し、全員がそれを聞いています。それが終わると、担当委員会に付託し、今回のように委員会で審査しているわけです。

 つまり、各委員は、かなりの程度に議案内容を知っており、委員会では問題点の指摘や、解明を目的に質議を行っているわけです。−−−(全部が全部の内容を、委員がそこまで把握していると言いません)しかし、反対討論の内容も理解しています。他の委員は、行制提案に反対する理由はなく、かとっいて、賛成意見を述べて他の委員に働きかけをする内容でも無いと判断したのでしょう。

 討論、裁決の時間が少なすぎると言う考えについては、常識的なものかどうか判りませんが、私は十分な時間だと思っています。もう少し、委員会審査を見てから、再度同じ疑問が残っていれば、詳しい説明をしてみたいと思います。

感想C

 各議案について、細かい質疑をすることは重要だとわかっていますが、各部の人がいじめられているようにも思えました。

答えC

 本会議で、所管委員以外の議員が不明点などを質議します。関係する委員会で細かいことを聞かないと、どんな内容の議案か判らないままに、最終的な本会議で裁決することになります。委員会の審査は、市民の目の代わりをしていると思って下さい。この段階を通過すると、(通常)数日後には本会議の最終日の裁決が待っています。議案のYES NOが、一瞬のうちに問われるわけです。委員会の場で、行政の担当者にその内容を明らかにさせておかないと、実際に条例を適応する段階で、市民も市の職員もこまることになります。議論の内容として、平成12年1月版の、「子どもセンター条例の改正案が、修正案の多数可決に至った経過」を参照して下さい。

疑問1

 (条例の提案に際してなぜ、)各部二人ずつで説明するのでしょうか。主に部長しか発言しないのに、二人いる必要性があるのかと思いました。−−−(かっこ部分は、吉田の書き込みです)

疑問1への答え

 通常は部長さんが1名で、他に提案に関係する課長さんが何人も並びます。課長さん達は、自分に関わる部分の審査が終了すると、席を立ちます。町田市では、一般に部長が、提案する議案の説明を行っていますが、内容に寄って、課長が説明することもあります。委員と課長が何度もやりとりするケースも出てきます。3月の定例議会の審査を見て下さい。追加記事:村上さんが傍聴していて見たように、2月8日に行われた臨時議会では、総務常任委員会では所管の契約案件を審議しましたが、委員の質問に答えるため、所管の総務部長及び管財課長以外に、教育部長及び担当課長、さらに建設部長及び建設工事課長などが、委員会の途中で入りました。

疑問2

 二つ目の疑問は、なぜ速記の方がいるのかということです。録音するだけではだめなのでしょうか。

疑問2への答え

 録音だけに変更することは、可能だと思います。専門の速記者を入れず、担当職員が要点筆記をしている自治体もあります。議論の正確性を問うならば、要点筆記でなく、全文記録が必要です。また、テープを止めて、(休憩中に)質議や意見の整理を行うこともあり、速記者がテープを回すのを止めるのですが、全体として速記者が入っているほうが、会議の進行もスムーズに流れていくと思います。録音したテープを、その場に居合わせない人が筆耕するのも大変だと思います。速記者を入れるというのは、大きな経費がかかることでもあり、コスト削減の見地からは、別の方法もあるかもしれませんが、きちんとした議会の論議記録を作成することは、政治のコストとして必要不可欠なことだと思います。ただし、議会のテレビ放映が実現された場合、保存用のビデオを残す方法もあり、速記者が現場に居合わす必要はなくなるのかもしれません。

疑問3

 三つ目は、委員会室右手に控えている二人の市役所の方は、何をしているのでしょうか。本を見たり、メモをとったりしていました。

疑問3への答え

 議会事務局の担当者です。無言ですが、審査手順等に問題が無いか、チェックも入れてくれています。時間の記録もまとめてくれていますが、議員がスーパーマン的な能力を持っていれば、必要無しという結果になるかもしれません。議会事務局の担当者本人にきくのもいいでしょう。

 議会の委員会審査は、あくまで市民の目として機能しているものと思います。一人一人の発言は全て的確なもの者でなくとも、委員会審査の全体を通じて、「厳しく行政の提案をチェックする」と、言う議会の機能は他に代え難いと思います。議員は、審議の論議内容に専念する意味から、担当職員の配置も必要不可欠なことでしょう。

疑問4

 最後に、なぜ、手を挙げずに発言する方がいるのでしょうか。あまり、「感情が高まってしまって、つい…。」と言うようには思えませんでした。

疑問4への答え

 あれは、ルール違反なのです。速記の整理上は、一つの質問にまとめるとか、途中に委員長が質疑応答の進行をしたようにするほかありません。委員会議事録の作成段階で、字句の訂正という方法を用いて、そのことの整理も行います。私は、委員の不規則発言中に、敢えて指名することもやりました。今回は、議案も少なく、少々甘くしてしていたようです。追記:2月8日の委員会では、村上さんも見ていてくれていたので、気がつかれたかもしれませんが、「委員の不規則発言中に、敢えて指名」と言う方法を、若干行いました。 

2 二日目の感想・疑問と吉田の答え

感想A

 この前とは違い、吉田議員はスーツではなく、割とラフな格好で現れたので、少し驚きました。今日は、委員会がないからだということに気づきました。

感想Aへの答え

 吉田はラフな格好をする場合が、かなりあります。本会議や委員会はスーツを来ていますが、議員バッチをつけていません。町田市議会では、議員バッチの着用は義務でなく、つけていない議員も数名います。また、本会議や委員会以外の場合、つまり議会の会議でない時など、吉田つとむは、議会フロアーや市役所内でもセーターやジャンパー姿も珍しくありません。いわゆるジーパン議員ではありませんが、ジーパンも多用しています。ちなみに、10年前の衆議院選挙に立候補したとき、ジーパンにランニング姿をしていました。サラリーマンや秘書の時代は、大半がスーツ姿でした。

 (追記)町田市総合体育館で行われた今年の成人式には、吉田つとむはセーターとジーパン姿で訪れました。町田市は今年の成人式では、会場内に席を置かずに、成人に立ったままで出身(中学)校別にエリア集合する形式に変更しました。そこで、議員等の紹介はせず、来賓席の設置も省く形式となり、議員は(好きに)地元成人と交流してもらいたいとの方針になったためです。さすがにノーネクタイ姿は吉田のみでしたが、今年は欠席する議員が半数以上でした。 

疑問1

 (消費生活センター運営協議会の会合の会議を傍聴)消費者と行政の立場で、運営について話し合う会合でした。@圧倒的に女性が多いのに驚きました。A討論もかなり行われていましたが、吉田議員は、私が見たところは、発言しませんでした。B吉田議員は、なぜこの協議会に入っているのでしょうか。どのようなきっかけで入ることになったのでしょうか。Cまた、吉田議員は、行政の立場で運営に関わっているのか、または、市民の立場で関わっているのか、どちらでしょうか。最後まで居ることができなかったため、疑問点が残りました。(冒頭のかっこ書きと、○の番号は吉田が書き込み)

疑問1への答え

 最後までいたら、もっと判らなかったかもしれません。

 @消費者と言えば、以前は女性が前提のように思われていましたが、これでも退職した人を主体に男性が増えてきているのですが、まだまだ消費者問題に男性の参加は少ないようです。Aここでは、吉田つとむはほとんど発言していません。この日はまったく発言しなかった気がします。ただし、一人一人の見解を求められた時は意見を述べます。吉田つとむは市民として参加するのですが、ここでは他の市民の方の意見をじっくり聞く場としたいと思っています。私が議員と知っている人は、むしろそのやり方を理解してくれているようです。B吉田つとむは、一般の団体の役員などにほとんどなっていません。市民の方の様々の意見を受けとめる場になればと考えているためです。結構、ここの委員のメンバーさんは議員に対して厳しい考えを持っています。この協議会に個人として参加しているわけですが、参加して丸5年となりました。入ったきっかけははっきり思い出せません。個人が自由に入れる協議会のあり方が珍しく、興味がわき、入ったのではないかと思います。C先に書きましたように、市民の立場での参加です。議員は、行政とは全く異なる存在であることは、別の機会に詳述します。

 町田市の消費生活センターは、全国にも例を見ない形態を持っています。それ自体の意義、役割に関することについては、後日、別途その該当項目欄に詳しく記載します。

3 三日目の感想・疑問と吉田の答え

感想A

 吉田議員は時々、「先生」と呼ばれていました。議員さんはやはり、みな、先生と呼ばれているのでしょうか。前回のインターンの方で、男の人も、吉田さんのことを「先生」とレポート(インターネットの記事)に書いていました。失礼な事かもしれませんが、私には、吉田さんは、政治家の先生というよりも、市民の、地元の人たちの代表であり、見方であるといった感じが強くします。今日、地元の人たちとの会話を聞いていて、改めてそう思いました

感想への答え

 吉田つとむは、「先生」とよばれるとちょっと照れます。言いにくいことですが、大人で魂胆がある人から「先生」と言われるケースもあります。議会ではどう呼ぶのでしょうか?町田市議会本会議は、吉田つとむは吉田(勉)議員と呼ばれます。各委員会では、○○委員と呼んでいます。役職で呼ばれることもあります。吉田勉総務常任委員長−平成12年2月5日に開催された「テクノフェアー」ではその呼称で呼ばれ、議長の替わりに挨拶を行いました。全国の地方議員が、インターネットをどの程度利用しているかや、自前のホームページをどの程度作成しているか等について述べました。

 前回のインターンの出雲くんは、「先生」と呼んでいました。吉田つとむからは、「さん」か「議員」と呼んでほしいと希望していたのですが・・・。全体的には、「吉田さん」と呼ばれることが多いようです。近所の小学生では、「吉田さん」や「つとむさん」と呼んでくれます。「ちか」さんと小1生は、すぐ近くに住んでいますが、「つとむ先生」と、遠くから呼ぶこともあります。だれがそんな言葉を教えたのでしょうね。町内を演説していると、自転車でついてくることもあり、私が話し出すと、ちかさんたち小学生が、数人で道路の反対側に並びこともあります。歌手の親衛隊の雰囲気のようです。

4 吉田からの希望

 疑問はささいなことでもかまいません。質問が間違っていてもなんの問題もありません。改めて考えると、吉田つとむも「議会の常識=世間の非常識に染まっているかもしれません。

 また、なんの偏見も無い立場から見た政治への疑問を出してもらうことが、私へのいい提案になる可能性もあります。

 インターンレポートにどしどし、書き込んで下さい。

5 他のインターンの皆さんへ

 今回は、3年生と1年生を迎えます。政治希望であっても無くても、地方議員を活動を通じて、行政や市民生活、企業人やその他の人々とふれあってもらいます。3年生は、今年は就職活動の時期にありますので、人に会う場合に、面接のつもりで出合ってもらうことにしましょう。

 今は、議員インターンとして誰にでも会えます。その機会を大事にして下さい。それらの体験を通じて、卒論のテーマになるものが見つかれば、吉田つとむとしては最高の喜びです。そんな大げさなことでなくても、ささいなことに興味をもっていただいてもかまいません。

 むしろ、この期間は、延び延びの振る舞ってもらうことが大切なのかもしれません。少々の失敗は気にしません。

6 書き漏らしの補遺

 議員インターンシップは、スタートしたばかりです。無理をせず、この2ヶ月間を大事にして行きたいと思います。皆さんのレポートも何かの形で活かして行きたいと考えています。他の学生にとっても、これからの学生にとっても、このインターンシップは貴重な体験です。

 私たち議員にとっても、すぐ側に自分をいつも見つめる人がいる訳ですので、常に緊張感を持って行動することになります。この緊張感を持った時間を大切にしたいと思います。

( f51202151 「インターン学生の新鮮な疑問と、私の答え」の記事は、この行で終わります)


● インターンシップで、ただいま研修プログラム作成中

◎ 前書き(3名の学生にあった、フログラムを考えたい)

 「IーCAS」という学生グループが提起した「議員インターンシップ」の企画に参加し、平成12年1月末より3月末にかけて、3名の研修学生を受け入れることにしました。私の友人である他の地方自治体議員にも、参加していただくことになりました。

 この「議員インターンシップ」の企画については、順次発表できる内容を掲載していきます。1月中にプランを練り、2月以降にインターン開始と考えていたのですが、1月26日から28日までの3日間の臨時議会が開催されることになりました。せっかくですので、研修プログラムをその日から開始することにしました。

 また、実際に参加してくれる研修学生はどんな人たちかということも、まもなく掲載できると思います。  

 とりあえず、「議員インターンシップ」のマッチングフェア(議員と学生の出会いの場)の際の写真を用意しました。

   写真@ 「IーCAS」の主催者である、中央大学の田村広行さんの説明風景

   写真A 吉田が上着を脱いで、熱弁を振るっています

◎ 見出し

   1 募集プログラム案と、応募者のいきなり提案

   2 学生の提案の検討

   3 地方議会の公開度比較一覧表の独自作成にはこだわる

   4 参考記事:アメリカ便り(閲覧者からのメールです)

 

◎ 募集プログラム案と、応募者の思いがけない積極的な提案

1、 募集プログラム案の概要(私が提示したプログラムでは、次の内容を掲げました)

  研修体験 

@本会議・委員会などの傍聴(町田市議会は公開対象が広い)A他の議員や理事者とも直接面談時間も取り、地方議員の比較研究の場を確保する。 

  仕事内容 

@議会での質問内容作成作業と資料収集A議会レポートや、ホームページ記事の作成作業B後援会活動への同行 C地方議会の公開度比較一覧表を独自作成(吉田がオリジナルで計画中のもの)する準備。

2、 応募者の提案議員(インターンシップをするにあたり経験してみたいこと)

 とりあえずということで、すぐに提起された内容は次のようなものでした。随分と多いメニューを要望されましたが、私自身で消化するのも大変です。今回は私自身が、研修学生に振り回されることも体験してみましょう!正直にもうしまして、前回の学生研修生受入でも、はじめてということもあり、随分と疲れたものです。しかし、私にとって、とてもやり甲斐があることがらでした。

 学生の提案メニュー

@ 本会議、委員会などの傍聴
(町田市議会の雰囲気、内容、実態をつかむため)

A 多くの議員、理事者との面談
(多くの人と接することによって、考え方や方針の違いを知るため)

B 後援会活動への同行
(後援会活動とはどんなものか、後援会の方達とどのように接するのかを知るため、また、後援者の考え、意見も聞いてみたいため)

C 町田市のローカル新聞社を訪れる
(市について、市民について、市議会議員についてどのように考えているのかなどを聞いてみたいため)

D 国会の傍聴、国会議員との面会
    (市議会との違い、国会の雰囲気、国会議員の考え方や方針を知るため)

E 議員を目指している方との面会
    (その道を選んだ理由や過去の経験、これからの予定などを聞いてみたいため)

F 吉田さんと市民の方との交流の場への同行
    (お互いどのように接しているのか、交流を通して何を学ぶのか、何を得られるのかを知るため)

◎ 学生の提案の検討

 実際、この提案は一人の学生から出されたものですので、これで全部のプログラムという訳でもなく、他の2名の研修生の要望も学生のまた、子の学生からさらに追加されたフログラム案を受ける可能性もあります。 

 あくまで、現在までの提案という事で整理してみます。

 前回もやったこと @ 本会議、委員会などの傍聴、 A  多くの議員、理事者との面談、 B 後援会活動への同行、F 吉田さんと市民の方との交流の場への同行
 これらの体験の多くは前回も行ったことであり、比較的容易な事でしょう。委員会の傍聴とありますが、今度の3月議会は役職の改選時期であり、吉田は2年間務めた総務常任委員長職をはずれることになります。新しく所属する委員会では、一委員としての活動になります。また理事者との面談では、今回の場合、寺田市長がインタビューに応じてくれるかもしれません。さらに、後援会活動の活動では、丁度新春の集いを開催する時期に当たりますので、大勢の後援会のメンバーと出合う機会となります。市民との交流では、消費者センターの活動状況、地域行事への参加が有りますが、これらの活動を見てもらって、議員活動への理解につながると思います。プログラムには入れていませんが、吉田の本当の姿を見るならば、朝の駅頭演説を見る必要があるでしょう。大勢の人が声をかけてくれる光景も目にするでしょうし、無視される姿も見ることができるでしょう。いずれの姿も、吉田の行動に取って事実であり、その積み重ねが、住民から本当に信頼される政治家を生み出していくものと思います。皆さんがねそういう姿を見たいと思えば、朝の時間に遠くで見つめてくれることでしょう。前回は、この方法は議会中のけんしゅうという事もあって、採用しませんでした。

 新しい試み C 町田市のローカル新聞社を訪れる、D 国会の傍聴、国会議員との面会、E 議員を目指している方との面会
 議員を目指している方との面会では、平成10年にインターンとして研修生を務めた先輩である、松下政経塾生の喜友名智子さんが時間をとってくれそうです。ただし、海外に出かけたりして、時間がとれるのかどうか心配です。地元代議士の秘書さんの中で、立候補の可能性がある人もいますので、そのインタビューを行うことも可能です。国会関係では、議員会館に訪問してみましょう。もっとも、衆議院は何時解散があるかわからない時期ですので、果たして真剣に応対してくれるのでしょうか。学生インタビューは、参議院議員の方にお願いするのもいいのかもしれません。新聞社の皆さんは、果たして受けてくれるのでしょうか。子の表現では、ローカル紙の新聞社のことをつしているのか、市役所の記者クラブをさしているのか、不明な点があります。改めて考えると、吉田勉は、現役の記者クラブ記者の方と、一度も話したことが無い状態でした!さて、どうなるかご期待下さい。

 上記のものは、全て研修生が体験したい事柄を記したものです。ところで、研修生はインターンとして来てくれるのですから、私の仕事を手伝ってもらうことが必要ですし、当然プログラムにはとのようなカリキュラムを掲示しています。なぜならば、市議会議員の仕事としては、まずは本会議や委員会で発言することから始まります。次に、その発言や成果を住民の皆さんに広く知ってもらうための活動が必要です。市役所や、議会事務局が私たちの代わりに、私の良さを発表してくれるわけではありません。また、一般の新聞記者が、私のことを特別扱いして特大記事を書いてくれることもありません。

◎ 地方議会の公開度比較一覧表の独自作成にはこだわる

  仕事内容 

@議会での質問内容作成作業と資料収集A議会レポートや、ホームページ記事の作成作業B後援会活動への同行 C地方議会の公開度比較一覧表を独自作成(吉田がオリジナルで計画中のもの)する準備。

  私にとっても、研修生にとっても、記念に残る研究成果を生み出したい

 上記に、私が、インターンの皆さんにやってもらいたいことを書き出しました。Bを除いて、文書を作る作業が伴います。@のテーマと、Aのテーマで、前回のインターン学生には頑張ってもらいました。今回もまた、これらの作業をやってもらうのですが、オリジナルのCの作業を手伝ってもらい、研究室の研究発表のようなものを作り上げたいと思います。記念に残るような成果を期待したいですね。

◎ 参考記事:アメリカ便り(閲覧者からのメールです)

  ・インターンシップの充実が必要

インターンシップを導入されたのは素晴らしいと思います。アメリカの大学に来て
みて、議員の世界だけでなく、日本の社会一般に、この制度をもっと取り入れる必
要があると、一層痛感するようになりました。自分の体験からもそうなのですが、
日本の社会・教育制度の中で、学校の世界しか知らない学生に職業選択を迫るのは
、非常に酷です。毎年、四年生(最近はもっぱら三年生)を見ていると可哀想でな
りません。こちらでは、夏休みなどを中心に、学生や院生は、それはそれは幅広い
インターンシップを選べます。私が今お世話になっている政治学部でも、ワシント
ンでの議会内インターンから、地元の小さな環境保護団体でのインターン、公共テ
レビ放送でのインターンと、たくさんチョイスがあります。それこそ、インターネ
ットを使って探せば、自分の信条や生き方にあったものを探し出せ、実際に体験で
き、自分の価値観や能力、適性を見つめ直した上で、現実的な選択の材料にできる
のです。しかも、それが、単位になったり、その後の履歴書上のキャリアになった
りするわけです。

ぜひ、他の議員の方にも一層広めていただき、さらに、市の行政へのインターン、
民間企業でのインターンなどへと、こうした制度の認知を広げていっていただけれ
ばと、学生を預かる身として強く思います。

  (平成11年12月末に到着したメールですが、大変参考になる情報でした。ご本人の了解を得ましたので氏名等を省いて掲載いたしました)

(「インターンシップで、ただいま研修プログラム作成中」の記事は、この行で終わります)



● 学生インターンシップ(研修生)

     から見た、町田市議会議員A

 

 以下の文章は、「学生インターンシップ(研修生)の受入体験を語る」@、Aに対応した記事で、前回の喜友名智子さんの文章に続くものです。

 今回は、男性のインターン 出雲充さん(東京大学1年−当時)が書いてくれた報告を掲載致します。この文章を書いてもらうのも、インターンシップの次期から1年を経てのことですので、出雲さんには大変迷惑をかけました。感謝致します。

 以下の文中で、出雲さんは文中で、吉田のことを「吉田先生」と書いていますが、そのように私が強要したわけではありません。、当時としては、彼が私のことを先生と読んでくれる度に、「吉田さん」にしてよと言っていましたが、吉田と出雲さんの関係では、先生と呼ばれても必ずしもおかしくない関係(学生インターンと議員の関係)でした。

 また、以下の文章は、基本的に原文のままとしております。

◎ インターンシップ報告書 文責 出雲 充


 自分はもともと、将来政治家になることを目標としていたわけでもなく、また両親がそう言う職業についているわけでもなく、一般的に『政治』と呼ばれている分野にほとんど関心を持たないでいました。だから、このような『議員インターンシップ』をやろうと思ったきっかけと言うのも自分の夢や将来に直接関係があるわけでは無いのですが、自分が知らないできた分野について現場を見る機会ということではじめました。インターンの内容・過程については簡単に後述させて頂きますが、結果として自分が吉田先生のところでいろんな現場を見られたのは非常に有意義でした。

 さて、今回の研修報告書で書きたいと思うことは山ほどあるのですが、インターンシップの中で、印象の強かった活動等について、次の点にまとめてみました。

1、 総務委員会について

2、 その他の活動について

1、 総務委員会について


 吉田先生が委員長をつとめる総務委員会の傍聴、及び見学をした印象を簡単に書かせてもらいます。
 <総務常任委員会 12月15日 午前10時から 議場ロビーにて>

 審査の順序は、市民部、経済部、企画部、総務部会計課、税務部、議会事務局、の順に行われた。特に時間をかけて審議された内容は、総務部会計課の鶴川駅自転車駐車場設置に関するもので、行政側からは交通安全課長と総務部長の2人が出席していたが、議員サイドからは計画案に対して区画整理、換地条件についての質問が多く出されていた。

 また、議会事務局、請願第23号の「議員定数削減に関する請願」についても、休憩時間を利用しての議論など白熱したが、最終的には全員一致での継続審査、という結論に落ち着いた。

 住民の意見を吸い上げる議員と、予算という制約の中で、最大限の成果を生み出そうとする市職員との真摯な論争は、政治に興味があるなしにかかわらず、一度傍聴してみると、議員と職員の両者が、普段見えないところでいかに努力しているかがわかる。

注:吉田つとむがつけた注です。 総務委員会は、何故、議場ロビーで開かれていたか? 答えは、町田市議会は委員会室を1つしか持たず、1日に2委員会が開かれ、1つの委員会は正規の委員会室で開催されるが、他方の委員会は会議室が無く、議場ロビーの一部をを囲った部分で開催されている。公平に交替で部屋を使用する。

2、 その他の活動について

 ここでは2つ、自由民主党会派の吉田先生以外の方に、議員活動についてのインタビューをした事について書きます。

<インタビューについて (相手は自由民主党会派の議員の方々)>

Q,情報収集はどのようにして行うのですか?
A,個人で関係部署を回ったり、資料を中心に調べたりと、いろいろなケースがあるが、ほとんどの作業を一人で行っている。政策秘書、というものもないので、事務局に資料請求をする事もある。職員との仲のよさも大事である。

Q,市民の方との接点はどのようなものがありますか?
A,地元の方から、何らかの形での要望が来る事が多い。また、何か問題はないか、といった御用聞きに行く事もある。

Q,選挙の投票率はなぜ下がると思いますか?
A,複合的な問題なので、一概には言えない。が、若い人の多いところは投票率が低く、問題である。

Q,長期間にわたって当選する、支持されつづけられている理由と、そのための秘訣のようなものがあれば教えて頂きたいのですが?
A,当然、親戚、お隣と行った近い人から支持者を獲得し、町内会といった形で支持層を広げていく。またその際に、地元の地域性を特に考慮する。どういうことかというと、地区としては、古いところの方が支持されやすい。なぜなら、古くからある地区の方が、都市基盤整備などについての要望が多いからである。

Q,支持者の方に、何と言ってもらうと一番うれしいですか?
A,何か言ってもらう、というより、相談される事が一番うれしい。つまり、信頼されているんだ、と思えるときが、一番うれしいと思う。

 議員と言う仕事は、本質的に、人の面倒を見るのが好きな人でなければできない、と言われ、なるほどと思った。また、アメリカ、ヨーロッパと異なり、政策スタッフという人たちがいないため、議員はほとんどの仕事を自分一人でこなしている実態が分かった。

<緊急時の対応>

 インターンシップの期間も終盤に差し掛かったある日、吉田先生の議会活動報告を配布していたときのこと。
吉田先生の自宅前にて、額に傷がある小学生が倒れていて、その周りにも同年代くらいの小学生が何人かいました。あまりに突然のことのため、とっさにどうすべきかと思っていたところで、吉田先生は、インターン活動中かねてから、子供ともよく対話していて(地元のもちつき大会などで、子供とも積極的に対話をされていた)多少混乱している子供から、状況などをうまく聞き、その後携帯電話で救急・病院等と連絡など数分でこなした。その子供は、幸いなことに大怪我ではなかったのですが、当初の予定を変更して、とっさに救護に駆けつけた先生の顔は忘れらない。

 テレビのために作られたドラマやドキュメンタリーの世界ではなく、実際の現場で、地域のコミュニティーとの接点が少ないと批判されがちな「政治」というセクターで活動する議員の中にも、こうして草の根レベルで心のそこからコミュニティーの住民のことを真剣に考えている人がいるのだ、と本当に感動した。上述の自民党会派のほかの先生とのインタビューでも思ったのだが、議員という仕事は、真の意味でのボランティア精神(ボランティアは日本では「無償の」と訳されることが多いが、アメリカでは「自発的な」が元の意味)を持った民主的精神を有した人のみができる職業なのだ、と痛感した。

 最後に今回のインターンにてお世話になった町田市議会自民党会派のかたがたと、市職員の皆様、そして吉田先生に、感謝の意を述べさせていただき終わりに代えさせていただきます。

 

 

学生インターンシップ(研修生)から見た、町田市議会議員に関する記事は、この行で終わります)


● 学生インターンシップ(研修生)

     から見た、町田市議会議員

 

 以下の文章は、「学生インターンシップ(研修生)の受入体験を語る」@、A(前々回及び前回のアップ記事)に対応した記事です。(私が、平成10年の末に受け入れた)研修学生の一人であった喜友名智子さんが書いてくれた文章を、吉田つとむが、「HTML」化したものです。ただし、冒頭の見出しのみは、私が追加しました。

 筆者の喜友名智子さんは、インターンシップの学生研修生(3名の学生の一人)でこられた時に慶応大学4年生でしたが、今春より、松下政経塾の塾生となられており、他の研修生と一緒に、国内外に研修に飛び回る毎日だそうです。(機会がありましたら、地方自治体・議会に関する研修状況も書いていただこうと思います)

 喜友名さんが、研修生としてこられたのは、平成10年の11月から、最終的には翌年の1月までした。研修生は、1人の時と、複数の研修生が一緒に入るときもありました。吉田個人を見るのでなく、町田「市議会議員」及び「市議会」を見てもらいたい、とお願いしての研修であり、その報告文です。喜友名さん達には、随分と時間を経てから原稿依頼でしたので、記憶をたどっての作業であったはずです。研修生の皆さんに、迷惑な依頼をしたものですが、それぞれに了解していただいております。 

 

◎ 私が見た、町田市議会議員

                                    研修生 喜友名 智子

 今回のインターンシップでは、実際に地方議員さんの活動の様子を見る、地方議会の様子を見るということで非常に貴重な経験になりました。私自身「政治の現場で仕事をしたい」と考えていながらも、実際に議員の方と話したり、議会を見にいくということがなかったので、その分イメージが漠然としていたのです。このインターンシップが自分の今後を具体的に考えるためのいい材料になったと思います。

 インターンシップを始めるにあたっても「地方議員の活動を自分の目でみてほしい」という吉田さんの言葉と私の目的が重なったので非常によかったです。

 以下、主な研修の場となった決算委員会と本会議での感想を述べていきます

@ 決算委員会:

 決算委員会の前に吉田さんから渡された予算の資料を見て、正直言って気が萎えました。莫大でこれを全て理解している議員がはたして何人いるのだろう。恥ずかしながら、私も議会の話の内容は半分くらいしか理解できませんでした。議員と行政の間でさまざまな質問や意見が取り交わされていましたが、これを一般の人たちにわかりやすく説明することは難しいなと感じます。

 内容によってはかなり白熱した場面も見られました。議論続行が不可能で審議ストップもありました。よく議員や行政は税金を無駄使いしてコスト感覚がないという批判を聞きますが、少なくとも真剣に税金の使い道を考えているなと認識をあらためさせられた場面もありました。

A本会議:

 みなさん、もちろん熱心に本会議に臨まれていると思います。それぞれの議員さんが教育やコンピュータ問題などさまざまな分野からの一般質問をしていて、町田市のことを真剣に考えているんだな、という空気を感じました。本会議での質問を聞いていると国会で行なわれているものとは随分と様相が違います。国と地方の役割を考えれば当然のことです。地方レベルでは住民の生活にとって身近な問題がトピックになります。これはどっちが上で下でといったものではなく、対象が異なっているだけなのです。
 
 ただひとつだけ、どうしても気になることがありました。これは人によってかなり異なる意見が出てくると思いますが、「野次」についてです。テレビの国会中継などをみるとよく野次が飛ばされていますが、ここでもやはりありました。どんなによい政策を持っていてもその人が野次を飛ばすのを目撃した後では、私は次の選挙でその人に投票する気がどうしてもおきません。他人が話しているときには静かに聞きましょうと習わなかったのですか?「野次なんて議会では日常茶飯事だ」といわれても、その品性を疑ってしまいます。特にまともな質問ができない人と野次を飛ばすひとにはある程度の相関があるようです。論理的な政策論争をしていないから野次という手段でしか対抗できないんだろうなと思えてなりません。まあそんなこと気にするひまなんか政治家にはないといわれるとそれまでですが。若輩者ということは承知の上で言いたいのですが、私は将来議員になってもああいう見苦しい真似はしたくないです。野次ではなく建設的な「批判」「論争」だともっと住民のためになると思います。

B その他
 今回のインターンシップ中は年末年始だったこともあり「新春の集い」のお手伝いもさせて頂きました。
 吉田さんと近所を歩いていると「あらぁ、元気―?」「最近どうなの」といろんな住民の方から声をかけていただいています。私は国政で活動している代議士さんは直接知らないけれども、おそらくこういう付き合い方ではないんじゃないかと思います。代議士さんよりも身近な存在なのだなと感じます。

 
(まとめ)

 現在の政治には政策論争がないとよくいわれます。議員が社会で必要とされている政策について学ぶこともなく、必要な条例をつくることもないと。しかし20年も30年も条例案の提出や審議がないというのは、民主主義のシステムを取っている国の状況としてはどうみても奇妙です
 最近になってやっと議員による条例つくりの動きが出てくるようになりました。しかし実際に自身で条例をつくるとなると、法律や各分野の専門知識など非常に広範で莫大な知識と労力を要します。自身の政策スタッフを法律上持てない地方議員にとっては現在の状況は非常に厳しいものがあるなと感じました。

 議員のひとりひとりは真剣に社会のことを考え、すばらしい視点を持っている人がたくさんいます。しかしそれを条例なり何なりで、形にだす段階が非常に難しいのです。
 現在の議員や議会については問題があるのは事実です。しかし一方で評価できる部分もある。報道などでは悪い面ばかりが強調されて、なかなかよい面が表に出てこないのですが、全部を否定するのは間違っていると思います。

 さらに国会と地方議会の違いも考えました。同じ政治家であるけれども、やはりかなり異なります。しかしそれは先に述べたように国レベルの仕事だから上、地方だから下という陳腐なものではない。単に対象が異なるだけなのです。国会議員には「政策のプロ」ということが求められますが、地方議員には「地域のプロ」であることが不可欠です。どちらも政治家ということには変わりがなく、忙しさや難しさも同じなのです。

 とにかく自分の目で議会という場所、議員という人間を見ること。そして自分の頭で判断すること。批判だけでなく、良い面での評価もきちんと行なうこと。非常に短期のインターンシップではありましたが、貴重な経験になりました。
(以上)

(以下、私のコメント:喜友名さんから、議会の野次について、手厳しい指摘を受けました。私も野次(けっして上品とは言えない内容の言葉)を飛ばすことがあり、反省する面もあります。しかし、議会の中には、それぞれの人間関係があり、他の議員の発言に、つい野次を飛ばします。最近の「野次」で新聞記事となった例として、次のものを紹介します。自由民主党総裁選挙に立候補した加藤紘一候補が、自・自・公連立を批判する演説を行った際、聴衆である野中官房長官が、「参議院はどうするのだ!」と野次を送ったそうです。この例は、両雄の関係を示す内容として、味があるものと思います。−喜友名友)さんが議員になったときには、理性ある行動を貫いて下さい)

 学生インターンシップ(研修生)から見た、町田市議会議員に関する記事は、この行で終わります)


● 学生インターンシップによる

     研修生の受入体験を語るA

◎ インターンシップ体験の見出し

<議員と学生の集団面接>     (前回)
<STATESMANの紹介>        (前回)
<学生との単独面接>       (前回)
<インターンシップ開始>     (前回)
<私の緊張した意識>       (前回)
<他の議員の受けとめ方>     (前回)
<学生になにを見てもらえたか>  (前回)
<学生に学んでもらいたいこと>  (今回)
<私の成果>           (今回)
<私の反省に代えて(今後の展望)>(今回)

◎ インターンシップ体験の本文(続き)


<学生に学んでもらいたいこと>

  1.  まず、新聞やテレビ見るのと違って「地方議員」というのは、「会議で眠ってばかりでは無い−むしろ、議論に夢中で、時間の経過を無視することもある」ということを、インターン学生に学んでもらいたいと思いました。

 2. さらに、「地方議会でやっている議論は、下位的な議論であり、国のまねごとをやっているのではないか?」という一般の考えを、学生が地方議会の議論を実地に見て、けっして地方議会は中央のまねごとではないとする点を学んでもらいたいと思いました。

 3. 議会と行政の関係では、議会の立場を発揮させる発言もあり、用意した原稿を読むだけ、というマスコミの考えは間違いが多々あるということも学んでもらいたい。議員が委員会で発言するために政策勉強している姿も合わせて見てもらいたいと思います。

  4. 議員相互の対立や、会派同士のけん制も機会があれば見てもらいたいことの一つです。大学生には、議員の意地悪さ?を知ってもらうことも重要です。

 5. 緊張の場面ばかりでは、長時間の議会活動に対する体力も維持できません。議員はどのようにして、気持ちをほぐし、明日への活力を作り上げているのかも、知っておいた方がいいのでしよう。


<私の成果>

 まず、これだけの研修生が、勉強のために私の元に来てくれたことです。選挙では決して得票が多くない私のもとに、今回インターンシップに参加した他の議員に比べて、遙かに多くの研修希望者が出たことが、自分を議員として認知する若い人が大勢いると認識できました。最終面接では、誰を採用するかという貴重な経験−結果として採用しない人を決めるという重い責任も体験出来ました。

 私への研修が、学生にとって地方議会と議員の活動を学ぶ機会になったことは、記念すべき私の誇りであると思っています。学生が、複数の議員の日常の議員活動を直に見たこと、はなせたことは、大げさに言えば、地方議会の真実の広報にも役立ったのではないかと、考えています。

 私個人にとってのにとっては、研修生を自分のスタッフを持て、自分の活動に協力してもらう関係を維持できたことでした。これまで選挙の時に、私はスタッフを導入したことがありますが、自分の考えで指示を出す立場になったことは、ほとんどありませんでした。

 今回、3名ものインターンシップの学生に来てもらったのは、<通常、秘書なしに活動する地方議員が、スタッフを持つとどのような行動が必要なのか?>という試みるためのものでした。つまり、自分自身を磨くためでもありました。

@ 私が質問材料を用意し、学生に一般質問の原稿を書いてもらう作業をやってもらいました。平成10年12月議会の一般質問の原稿は、意識的に学生の手を借りて作成致しました。

A 私はこの年も決算委員になりましたが、長期間の審議が行われる決算委員会の質問の合間に、学生に必要な資料を読み込んでもらい、問題点を洗い出すという作業も実験しました。

B いつも秘書的な人物が、自分のそばにいるという体験も行いました。しかも、複数の学生がインターンとして入る日はてんてこ舞いでした。にわか秘書に指示をするのは大変な思いです。とりわけ、今回のように研修の学生が優秀であれば優秀であるほど、私が依頼する指示事項のレベルが高くなるわけです。この期間は、自分の議員活動の中で、もっとも充実した期間でもありました。

C 議会の研修以外に、研修生には、平成11年1月初旬に開催した「新春の集い」にも参加してもらいました。私が、議会以外ではどのような「面」をもっているのか、特に、地元地盤という形態を持っていない中で、住民の人たちとどのように関わりを持っているかを見てもらいました。

D 研修期間外のことですが、今年(平成11年4月)の統一地方選挙の期間、友人の選挙事務所を研修生を伴って訪問しました。トップ当選の候補、ぎりぎり当選の候補、残念ながら乱戦の中に入ってしまった候補など、二十人もの候補者の事務所を訪れ、あるいは候補者を見て、あるいは事務所風景を見て、選挙の現場の一部を見ていただきました。

<私の反省に代えて(今後の展望)>

 私のもとに研修に来てくれた学生は、全部が議員になろうという人ではありませんでした。むしろ、議員希望は1名だけでした。その学生は大学4年生で、喜友名智子さんといいましたが、決定していた就職を断り、「松下政経塾」に進みました。その第20期生だと言いますが、時折、電話で話すことがありますが、海外や国内各地に飛び廻る研修生活に明け暮れているようです。私の希望ですが、「喜友名さんには、偉い人物ばかりを見るのでなく、一般の人々の生活もきっちりと見るように心がけてほしい」と思います。もちろん、出来ると思ってのことですが。 

 他の2名は、政治家志望ではありませんが、政治問題への意識、社会問題への意識は特に高く、高橋佳奈さんは大学2年生でした。地方議員の立場から、地方自治体を見てみようと言う意識を持った人でした。こういうアプローチを大事にしていただきたいですね。議会研修の日数的にも一番の多くの時間をとってくれました。統一地方選挙では、マスコミの開票速報のバイトをやるといいながら、大雨の中でしたが、選挙戦最終日の選挙事務所を巡りました。開票では、訪れたそれぞれの候補者に思いを馳せてくれたことでしよう。高橋さんは地方自治体に入っても、マスコミ界に入っても、きっちりした自分を発揮してくれることでしよう。

 唯一の男性は出雲充さんと言い、大学1年生でした。携帯電話とPHSの両方を器用に使い分け、情報収集にたけた現代学生の典型を見ました。この8月の夏休みには、全国の学生を対象とした経済セミナーを企画しており、オリンピック記念センターに泊まり込みね忙しい毎日を過ごしていました。 

 これだけの学生が研修のために来てくれたのですから、もっとしっかりしたフムグラムを用意するべきでした。今回、インターンシップを計画してくれた「ステイツマン」では、機会があれば実施したいとのことですが、次の機会に研修学生を受け入れるとすると、次のことを心がけます。

@ 研修の目標フログラムを事前に作成し、予定の変化に応じた修正を行う。

A 町田市議会の場合、とりわけ自由民主党会派の場合、インターンシップというものに実際にふれてもらった訳ですから、次回は研修生の行動がもっとスムーズに行えるだろうと思います。

次回は、研修生の言葉で勉強した成果を示したいと思います。(以下、次回の記事に続く)


● 学生インターンシップによる

     研修生の受入体験を語る

◎ プロローグ


 
私は、「政治と政治家の活動が、住民に信頼される対象となるようにしたい」といつも考えています。とりわけ若い学生の皆さんが、市議会議員や町田市議会の活動を身近に見ることで、偏見に陥りやすいマスメディアを通じてでなく、自分の目で実態はどうなのかを、確かめる機会を作りたいと願ってきました。
 そう考えている私に、学生を研修生として迎え入れるチャンスが巡ってきました。そうして、下記のように約2ヶ月間(平成10年11月−平成11年1月上旬)、学生団体の STATESMAN の企画による、インターンシップ(学生研修生の受入)を行いました。

◎ インターンシップ受入の要約

 このSTATESMAN の企画による、インターンシップ(学生研修生の受入)で、主催者に提出した資料は下記の内容でした。面接の会場では、応募した議員の資料が冊子にまとめられ、参加した全部の学生に配布されました。

 私への研修希望者が他の議員に比べて多かったのは、下記の文面のように、議会の勉強が出来ることを強調したからでしょう。

◇  氏  名

 吉田 勉

 所属会派名

 自由民主党会派 

◇  経 歴     

 連続2期当選し、今期より総務常任委員長を務める。過去、国政選3回・市議選1回の落選したユニークな経験を持つことで明かなように、全くの新天地で活動を始めて、ようやく地盤(?)を確保する。

◇ 理念、立場、政策、

@情報公開のエキスパートを自認し、その制度の普及と拡大を図る。さらに、情報公開の成果を市民生活に役立てる。A多彩な意見・少数意見に耳を傾け、討論と批判の場を確保する。B二期目のスローガンは<子ども優先の政治を創る>とし、高齢者重視傾向の転換を唱えた。現在、個々の具体化を提言中。C他に消費者問題。

◇ 学べること

「市議会の傍聴」わたしは総務常任委員長職にあり、委員会審議の経過を間近に見学出来ます。さらに議員として毎回欠かさず一般質問を行い、決算委員にも就任するので、会議全般の模様を学べます。一般質問の作成に、可能な範囲で協力して頂きます。「街頭演説の同行」今期は議会月のため、回数を減らして実施します。

◇ こんな学生にきてほしい

 様々の会議の審議経過とりわけ、わたしと他の議員の発言や態度の比較を通じて、議会と行政の関係及び、議員相互の確執を直につかんで頂きたい。さらに、「慎重派」と「せっかち派」か一方の性格を持つ、両者1名づつの方とコンビを組めたら最高。もちろん男女は問わず、パソコン利用の初歩的レベル程度は出来れば希望する。

◇ 期間 

 11月25日より12月21日(議会最終日)まで。人数希望は2名。

◇ 面接日時

 11月18日(朝と夜まで)もしくは19日午前

◇ 場 所  原則として町田市議会の会派室

   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 上記の内容で5名の応募者がありましたが、面接の結果3名の学生を研修生と受け入れることにしました。定員は2名としていましたが、次の学生を得難いと考え、喜友名智子さん(慶応大学4年生)、高橋佳奈さん(中央大学2年生)、出雲充さん(東京大学1年生)を研修生として受け入れました。

 募集の条件とした、「会議の傍聴、質問作成の協力」はほぼ約策を果たせた思います。他に、私の議員活動報告としての「議会レポート」の原稿も一部書いてもらいました。インターン期間中は、研修生に「インターン記録レポート」を書いてもらいましたが、そのレポートに対する私の指示が十分ではありませんでした。当初の目標、最終成果の認識という課題を想定するべきであったと思います。

 このタイトルの記事掲載は、今回と次回の2回とし、見出し内容に沿って分割して取り扱います。<学生に学んでもらいたいこと>以降の分は、次回の掲載とします。

◎ インターンシップ体験の見出し

<議員と学生の集団面接>
<STATESMANの紹介>
<学生との単独面接>
<インターンシップ開始>
<私の緊張した意識>
<他の議員の受けとめ方>
<学生になにを見てもらえたか>
<学生に学んでもらいたいこと>(次回)
<私の成果>(次回)
<私の反省に代えて(今後の展望)>(次回)

◎ インターンシップ体験のレポート

<議員と学生の集団面接>

 STATESMAN>と言う学生グループの提唱で、首都圏の議員が約20名と学生が30名とが一同に会しました。「マッチングフェア」と名付られた方法は次の通りでした。

 事前に主催者が、そのインターンシップに参加するPR文書を、議員に対して提出させていましたので、主催者はそれをまとめて冊子にして、参加した学生全員に配布しました。

 学生は、まずその冊子資料をもとに、自分がインターンとして学ぶ相手を検討・選択する方法が採ることが出来ました。次に、参加した全部の議員を4グループにわけ、グループごとに議員が一定の時間で、順次自己PRしました。学生は、議員紹介冊子で議員をまず選択し、議員の発言(自己説明)交替時間で、他のグループにも自由に動けました。

 前述のように、全体の構成は次の次第です。全面に4つの机を間をかなり空けて配置し、その机のそれぞれで、順に議員が自分の前に集まった学生に自己PRを行うわけですが、前の議員の時に学生がたくさん集まっていても、自分の順番になると、学生が別の机の議員の話を聞くようになることもありました。参加した議員からすると、人気がある議員と、人気が薄い議員が一目で判り、厳しい面もありました。

 学生側に全て選択権がありますが、ただしあまりたくさんの学生が同じ机の前に並ぶと、質問も出す時間が限られると言う事態となり、どの机の議員の話を聞くかを瞬間的に判断する必要もあるわけです。

 議員の自己PRでは、それぞれの議員が、めいめいに用意した自分のパンフットを配布しました。数ヶ月後には、統一地方選挙が迫っていましたので、出席した議員の多くは、選挙運動の雰囲気で説明をしている議員もいました。

 つまり、議員が自己PRする機会は1回ですが、学生は任意の机に4−5回移動することが出来、それぞれの議員の話を聞くことが出来たわけです。そういう中で、それぞれの学生は、自分がどの議員のところに行って、研修するのが適当かを判断し、主催者に自分が希望する議員名を提出したのでした。

< STATESMANの紹介 >

 今回の案内文によると、STATESMAN は市民と政治の架け橋となって、真の民主政治を実現することを目的に、NPO(非営利組織)です―――と述べています。

 この STATESMAN は、現実の政治を機能不全の状態に陥っていると見なしており、次のように述べています。(以下の「 」内の文章は、STATESMAN 自身の言葉を借ります)

 「つまり、国民の代表であるはずの議員は、世襲議員や官僚出身者など、一般市民、主婦やサラリーマンの代表といえない人ばかりです。それは、議員になるためには、莫大な資金と組織力と地盤が必要であることに主な理由があると思います。さらに、そうした市民と遠い議員による法律や政策は、私たちでは理解しにくいものばかりです。それは、選挙で当選した時にすでに出来あがっている、利権やシガラミに縛られているからです。」

 「そうした、現在の悪循環を絶ち、もっと自分たちの声が反映された、真の民主政治を創り出すことを目的に活動しています。そのような市民の声が反映された政治を創り出すには、私たち一人ひとりが自分の身の回りを見つめ直し、全ての問題を自分の問題としてとらえる私製が必要です。」

 さらに、インターンシップを「学生と政治家の架け橋となって、真の民主政治の実現への第一歩」と位置づけています。このインターンシップによって、学生が政治家の仕事を一定期間体験する場を提供することで、「学生と政治の’架け橋’」になります―――と学生に呼びかけました。


<学生との単独面接>

 今回の企画に応募した議員の年齢は、大半が20−30歳代で占められていました。50歳の議員など、他に1名あった位でしたので、果たして何名の学生が私のもとで研修しようと考えるかと思いましたが、実際には、5名の研修希望者がありました。STATESMAN の説明によると、まず、今回のインターンシップ申込議員の中で、研修希望者がもっとも多い議員の一人であったとのことでした。他の議員は、選挙準備活動及び政治活動の手伝いを主に求めていましたが、私の場合は、私と一緒に行動しながら議会や議案などのことを学べる点を協調したことが学生に興味を持たれたのではないかと思いました。

 当初から決められた方法ですが、別の日に面接日を指定し、5名の学生とSTATESMAN の学生担当者に町田市議会に来ていただきました。そこでは、議員側が学生に「なにを学びたいか」を聞く立場に代わりました。上記のように、2名の学生を募集したのですが、応募者は5名もありました。応募者全員が優秀な印象を受けましたが、全員を受け入れたのではとても研修は無理だろうと考えました。

 自分の人生の中で、複数の相手を選別して可否を決める、と言う経験はほとんどありませんでした。選挙に出て、有権者から選ばれなくて落選をしたり、選ばれて当選出来たりすることは、現在行っていることですが、「否」という判定を求める相手に示すことは大変困難なことです。しかし、断るのがいやで5名もの研修生を受け入れては、12月議会の中で自分が動きが取れなくなる可能性があると考え、最終的には3名に絞り込みました。また、この3名の研修生には、地方議員がどのような活動をしているか、自分なりに伝えることに専念しました。

 研修生として受け入れる判断をし、後日、その3名の学生に直接通知をしました。あとの2名の方には、STATESMAN のほうから、断りの連絡を入れてもらいました。それらの学生さんは STATESMAN のほうで、募集条件が異なる他の議員に紹介されたと思います。私が研修生として受け入れた3名は、喜友名智子さん(慶応大学4年生)、高橋佳奈さん(中央大学2年生)、出雲充さん(東京大学1年生)でした。

<インターンシップ開始>

 自分では、議会事務局にも、会派にも「学生研修生を受け入れ、議会の内容と議員の活動を勉強してもらうことにしました」と、十分に説明したつもりでした。しかし、どこからそんな学生が来たのか、そんな学生をいれて大丈夫なのか等々の話題を振りまきました。政令都市ならともかく、市議会議員が秘書を連れ歩くことなど、町田市の場合は前代未聞のことでした。私としては、秘書(給料を払う、継続的に育てる)として採用することなど、とても出来るはずはないのです。研修生に対して、交通費と食事代を負担する(STATESMAN との最初の取り決めの一つ)くらいしか、考えつかないことでした。

 最初の日の研修生は、ただただ会議を傍聴し続けるだけでした。それというのも、議会で取り扱う問題が切迫していたために、私の時間が十分にとれず、昼の時間も含めて研修生と話し合う時間も持てない状況になりました。研修生には、その状況自身になじんでもらうことにしました。さらに、会派内においても、「研修生」という突然の宇宙人のような存在に対して、対応の仕方が決まらなかったという次第でした。 


<私の緊張した意識>

 毎年、3・6・9・12月の議会が開催される月においては、自分がなにを質問するか、委員会で会議をどのように進行させていくか、それらのことを考えるたけでも、気が張りつめるものであります。
 ましてや、議会フロアーや市庁舎内を、私が秘書とも見られる学生を引き連れて歩いていると、誰が見ても「吉田もなまいきになったものだ」と思われることは自明でした。

 一方、私が関係する委員会では、傍聴席に研修生が座ると、「少し、かっこよく振る舞わないといけないかな?」と言う気が私自身の心の中にわいてきます。むろん、私自身が「研修生には、あるがままの委員会や本会議野木論を見てもらいたい。せっかく、会議を見るのであれば、その雰囲気も感じてほしい」と言っているわけですから、私自身は、はやる心を抑えて、それぞれの議員の発言と態度を学んでもらうことに専念しました。 

<研修生を導入したことへの他の議員の受けとめ方>

 上記の「<インターンシップ開始>欄」に書いているように、研修学生は、宇宙人的に見られることはもちろんのことですが、「市議会議員の候補者になるのではないか」と言う見方、「議会の見張りに来たのではないか」等々の憶測が飛び交いました。

 しかし、研修生が委員会の傍聴を続けるほど、彼らを奇異に見る見方は変わってきました。さらに、「吉田の秘書とも見えないなー」と言う印象に代わってきたのでした。議員全員、議会全体としても、メーバー相互が一日中、委員会の場に居るという状況にもなじんでもらいました。

 初日から一週間もすると、会議の休憩中などに自由民主党会派室に招き入れられるように変わってきたり、役職者、役職(議長など)経験者等にインタビューも行ってもらうようになりました。今回、町田市議会の吉田つとむに付いて研修した学生は、「市議会議員というものを、間近に自分の目で確かめてもらえた」と思います。

 最終的には、議員や議会事務局スタッフにも、「研修生」として認知もされ、議長・副議長とのインタビューだけでなく、理事者(高山書役が取材に応じてくれました)とのインタビューも実現しました。


<学生になにを見てもえたか>

 インターンシップの企画書で次のように述べています。
  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
○ 政治学は勉強していても、実際の政治家が普段なにをやっているのかわからない。
○ 政策がどのように決定されているか知りたい。
○ 議会を見てみたい。<STATESMAN>は政治の世界をもっとよく知りたいと思っている学生を
  政治家のもとへ送り出します。
  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 偶然にも、私は、<STATESMAN>の皆さんの考え通りのことを考えていました。自分の活動事態をオープンにする−−−このことを希望する学生がいるのであれば、自分自身が名乗りをあけで、その希望に応えたいと考えていたわけです。

 これまでは経過を書きましたが、次回は、@ その成果を具体的に語る A研修生の言葉で勉強した成果を示したいと思います。
(以下、次回の記事に続く)


(平成11年6月13日)
● 都連大会で、敢えて質疑

 下記の文章は、「開かれた政治と自由民主党」の方が本来の箇所ですが、この性質上、この箇所としました。

<概要>
 平成11年6月12日、自民党都連の定期大会があり、運動方針案などの審議(都知事選挙の敗北総括)と、新体制の改革人事が行われた。会議の進行は、質疑を問うスタイルを取らない雰囲気の中で行われたが、運動方針案に関して敢えてただ一人質疑をした。
 内容は、都知事選挙の敗北総括に関して、「党中央に責任はないのか、都連はそれを求めないのか」というものであった。島村会長は、「全責任は自分にあり、自分の辞任で理解されたい」との弁を述べられた。
 誰かが「都知事選挙での中央の責任」を問わねばならないと思っての発言であったが、十分に理解できる返答ではなかった。「都連にとって、またもや課題を残した」と悔やまれる事態である。私に出来ることはここまでである。
(細部の文章は下記に続きます。続きを見ていただける方は、先に進んで下さい)

<全体の経過>
 自由民主党の都連定期大会が、平成11年6月12日(土)午後2時から、本部の会議室で開催された。昨年の参議院選挙、統一地方選挙の都知事選挙と相次いで敗北したことに、都連としては大きな反省点があることが運動方針の中でも盛り込まれた。
 当日の議長は八代英太衆議院議員(新幹事長)であり、質疑を求める間もないスピード審議方式を採用されたが、敢えて、私は「運動方針案」に質疑を求めた。その後の改選人事では、島村宜伸会長と伊藤公介幹事長が責任を取って辞任することが決定し、選考委員会の選考結果の通りに、新会長に石川洋三衆議院議員が選出された。
 なお都連大会では、各支部優秀党員の表彰があり、その参加者は自席で立ち、その代表は壇上で表彰を受けた。ちなみに、町田支部では堀江雅・宮川義一・秋元博・岡本吉正・河内丸晴美の各氏が表彰対象者として参加された。

<発言の内容と主旨>

 私の質疑は、都知事選挙の敗北に関して「党中央に責任はないのか、都連はそれを求めないのか」という内容であった。上記のように、会議の進行スタイルは、参加者の質疑を求める問いかけが全くないものであったが、敢えて、私は、「議長、質疑」と会場内から、二度大きな声で叫んだ。さすがに、議長はその声を無視できず、規定通りに所属部署名と名前を名乗り、質疑をする結果となった。
 「都市政策を実現し、東京に活力を!」というタイトルで行われた大会であり、運動方針案で、「有権者とわが党の判断に格差があることを痛感し、反省した」と都知事選挙などを総括したが、またも末端の地方議員や党員に求められるのは、党勢の拡大と衆議院選挙勝利のための活動であり、なにかめぼしい改善点が提起されたとは言い難い。

<決着>
 冒頭挨拶の中で、すでに辞任を表明されていた島村宜伸会長が答弁され、「いろんな経過があったが、都知事候補を最終決定したのは自分であり、自分が辞任することで、理解を得たい」と述べられ、再質疑をやれる状況には至らなかった。会場に来賓参加されていた深谷隆司総務会長に、発言を求める手段もあったが、大会の性格上控えた。
 議事終了後、江戸川区長候補の激励を深谷総務会長がなされたが、その挨拶中に「役職辞任」に触れられ、「自分も参議院選挙で責任を取って都連会長を辞任したが、党の総務会長職となった。島村会長も、その方がいい役職が回ってくるだろう」と言う主旨の発言をされた。会場には、「その参議院選挙で落選された」候補者も来賓席に座られており、私は背筋の寒い思いをした。

<今後の課題>

 すでに自民党所属の都議会議員は、石原慎太郎都知事に急速に接近を計っており、都知事選挙は過去の話題にされている。
 一方、国政に対する世論調査では、小渕恵三首相の支持が過半数を超えていると言われ、「自由民主党」に陰がさしていると思うものは誰もおるまい。国会の議席が仮にちょっぐらい減っても、「自由党」・「公明党」と連立政権を構築すれば、政権維持と衆議院議員の選挙は容易であろう。
 この観点からすると、首都圏の統一地方選挙において、苦戦した同志への思いやりなど、出てこようはずもなかろうと言うものである。なぜならば、市区町村議会選挙は自治体全域を対象とした選挙となり、党派の選挙協力は一切無く、全て自民党所属議員自身が、自力で相戦うことになるのである。
 大都市政策が思うように進展しない中で、首都圏の自民党ローカル議員は、毎回ただただ苦しくなるばかりである。気がつけば国会議員にとっても、膝元の自民党議員団は壊滅状態と言うこともあるだろう。
 このような状況下、自民党の活動尽力してくれる党員活動家の人たちは、果たして「何でも我慢」してくれるのだろうか。「もう、いい加減にしてくれ」と言うのが心境だろう。

<私への風当たりの予想>

 深谷隆司総務会長を前にして、「党中央の責任」という言葉を出したわけだから、いずれなにかの形でおとがめがあろう。
 私にとって、深谷隆司総務会長はなにかとご縁があり、以前にも、公式の会議の席上で、総務会長自身に、「衆議院議員の重複立候補制度」の是非を尋ねたことがありました。その時は、「そのことは、それぞれの政党が決めることです」と回答された。しかし、私の質問は自民党の総務会長自身に対する問いかけであり、「自民党はどう考えているのか、あなたはどうするのですか」と言う問いであったのです。今回の都知事選挙に関する補欠選挙には、自らが立候補しないと言う選択をされたが、本番ではどのような選択をされるのであろうか。
 私は、決して会議で歓迎されない話題を出し、敢えて、ことの是非を問う「政治姿勢」を示すことが自分の役割と肝に銘じ、風圧に耐えていくことにします。
(この項は、終了)